GLP-1(リベルサス)・SGLT2阻害薬(カナグル)のダイエット
これらの薬は基本的にはメトホルミンを使ってもHbA1c>7.0%の場合に考慮します。ただし最新のガイドラインでは、高リスクの患者さんには血糖コントロールに関わらず下記のSGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬を導入を考慮する流れになってきており、今後また変わってくるかもしれません。
[PDF] SGLT2阻害薬との併用 療法:GLP-1受容体作動薬
SGLT2阻害薬の服用によって、尿の排出量が増える効果があります。その際に、尿と一緒に余分な糖も排出されるため、過剰分の糖の吸収を防ぎ、結果的に体重減少につながることが期待されます。
GLP-SGLT2阻害薬は血糖に働きかける治療薬のため、サプリや健康食品と異なり副作用の危険性もあります。予想される副作用をあらかじめ知って予防策をとったり、体調に異変を感じた際にはいち早く気付けるようにしておきましょう
SGLT2阻害薬とGLP-1受容体作動薬の併用療法の意義として,大きく次の3点が挙げられる.①「体重減少
SGLT2阻害薬の主な副作用は上記ですが、薬の種類によって多少異なります。以下で一般的にSGLT2阻害薬に多く見られる傾向がある副作用をご紹介します。
2型糖尿病患者さんに対して、リベルサスは体重減少作用が証明されています。肥満を伴う糖尿病患者さんに良い適応です。
リベルサスとは?ダイエット効果・飲み方・副作用・安全性について
リベルサスは2型糖尿病患者さんにおいて、体重減少作用があることが科学的に証明されています。その作用機序からは、健常な人においてもダイエット効果は明らかで、自費診療の薬として使用されています。ここではリベルサス承認時のPIONEER試験を例に提示します。
SGLT2阻害薬は、SGLT2の働きを食い止め、余分なブドウ糖を尿にとどまらせて排出させる働きがあります。
当院で使用するGLP-1作動薬とSGLT2阻害薬は毎日内服する錠剤です。 内服錠剤(リベルサス錠)
SGLT2阻害薬であればどの薬でもいいのかというと、そういうわけにはいきません。それぞれの種類の中でも、実際に試験で効果を認めなかった薬もあるので、心血管病を防ぐという目的ではしっかりエビデンスがある薬を使わなければなりません。
また、「日本人の2型糖尿病患者を対象としたGLP-1製剤の治療成績」に関する臨床試験の結果によると、有意差はなかったものの同じ成分であるオゼンピック(注射薬)とリベルサス(経口薬)の治療効果の比較において、オゼンピックの方でより強い減量効果が認められる傾向が見られました。
ですので、既にリベルサスで治療中の方で、あまり減量効果が得られなかったり、徐々に治療効果が減ってきているといった場合には、オゼンピックへの切り替えを検討されてもいいと思います。
SGLT2阻害薬は、クローズドループインスリンポンプで治療中の1型糖尿病患者の血糖値も安定化させた。
他の糖尿病治療薬の中には、インスリンの分泌をサポートして血糖値を下げる「GLP-1受容体作動薬」などもあります。SGLT2阻害薬はインスリンの分泌に関与しない新しいタイプの糖尿病治療薬であるため、この薬のみ単独で使う場合は低血糖になりにくいメリットがあります。
DPP-4 阻害薬、SGLT2 阻害薬、GLP-1 受容体作動薬
食事・運動療法のみの2型糖尿病患者において、GLP-1受容体作動薬リベルサス単独療法の有効性と安全性をプラセボと比較した試験です。26週時点での体重減少の報告がなされています。3,7,14mgと用量依存的に体重減少作用が認められ、14mgでは有意な体重減少作用を認めています。
インスリン分泌非促進薬にはビグアナイド薬、チアゾリジン薬、αグルコシダーゼ阻害薬、SGLT2阻害薬があります。 ..
GLP-1ホルモンと一緒にSGLT2阻害薬を内服することで、よりダイエット効果を高めることが期待できます。本来人間の体は、腎臓で血液から尿をつくる際に糖が尿に混ざってしまいます。しかし、腎臓で尿から糖を回収し、尿には糖が含まれない仕組みになっております。そこで、SGLT2阻害薬を内服することで、腎臓で尿から糖を回収する働きを阻害することで、糖が尿から排出されるようになります。
ド,α-グルコシダーゼ阻害薬,DPP-4 阻害薬又は SGLT2 阻
SGLT2阻害薬は、体に必要な糖は残し、過剰な分の糖だけを排出することで血糖値を下げます。
ルセフィを用いた選択的SGLT2阻害薬メディカルダイエットの飲み方 ..
SGLT2阻害薬でエビデンスがあるのはです。この中で最もエビデンスが強いのがエンパグリフロジンで、次がカナグリフロジン、最後にダパグリフロジンです。
エンパグリフロジンは全死亡まで含めて結果を改善させています。カナグリフロジンも予後を改善しましたが8)、下肢切断が増えました。ダパグリフロジンは有意差はつかず9)、その後のサブ解析という後付け解析で有意差がつきました。
このように薬剤によって結果に差が出たのは、それぞれの試験でどのような患者層に薬を使ったかが異なるからだと推測されています。心血管を起こしたことのある患者だけを入れたエンパグリフロジンの方が、リスクファクターがあるだけの群も含めたダパグリフロジンより成績が良く出たのではと推測されています。
SGLT2阻害薬の副作用報告 症状が出たら速やかに主治医に相談を
「SGLT2阻害薬」という呼び方は、同じ働きを持つ糖尿病治療薬の総称です。さまざまな製薬会社から販売されており、錠剤タイプでいくつかの種類があります。
SGLT2阻害薬のダイエット効果とは?その種類やGLP-1との違い
また別の記事で紹介しますが、SGLT2阻害薬は心不全の再発抑制に非常に優れており、心機能が低下した心不全患者では糖尿病がなくても適応になります。他にも、アルブミン尿が出ている慢性腎臓病では腎機能の悪化を抑える作用があり、優先して使用されます。
リベルサスの効果や副作用は?処方や保険適用の条件・飲み方を解説
SGLT2阻害薬(当院ではカナグルを採用)は、血液中の糖質を尿中に多量に排出させ、血糖値を下げることでダイエットが期待できる薬です。つまり、糖質をよく摂る人で、血液検査で高血糖が疑われる人に対して非常に有効なダイエット補助薬と言えます。おおよその目安として、カナグル1錠服用することによってご飯一杯分の糖質の摂取を無かったことにすることができます(高血糖が著明でない方では効果が十分に発揮されない可能性があります)。
また、ゆっくりと体重減少効果を発現するため、数か月間、持続治療することが必要です。どうしても糖質摂取量を減らすことが難しい方は、SGLT2阻害剤を利用(併用)するのもご検討ください。
SGLT2阻害薬で、糖尿病の治療薬として研究・開発された医薬品ですが、体重減少の効果がありダイエット薬 ..
SGLT2阻害薬とは、糖尿病治療薬のひとつです。「SGLT2」と呼ばれるタンパク質の働きを阻害して、体内の余分なブドウ糖を尿として排出し、血糖値を下げる働きを持つ薬剤です。
ジャディアンス(SGLT2阻害薬)はダイエットに効果的? ..
SGLT2阻害薬のひとつ、ジャディアンス25mg との比較です。ジャディアンスは腎臓での糖の再吸収を抑制し、尿に糖質を排出する薬剤で、こちらも体重減少作用が立証されている薬剤です。この試験では、となりました。
コシダーゼ阻害剤、チアゾリジン系薬剤又は SGLT2 阻害剤のいずれか)
SGLT2阻害薬とは、余計なブドウ糖を尿として排出し、
血糖値を下げる働きを持つ糖尿病治療薬の総称です。
薬の進歩は目まぐるしく、SGLT2阻害薬やGLP-1受容体作動薬 ..
2型糖尿病患者を対象として、同じGLP-1受容体作動薬で注射製剤であるビクトーザ(リラグルチド)の1.8mg(日本における最大承認用量)とリベルサス 14mgを比較したものです。となりました。
SGLT2阻害薬の適正使用に関するRecommendation(日本糖尿病学会2020)
SGLT2阻害薬はインスリン分泌に関わらないため、単独で使用した場合では低血糖を起こしにくい点が特徴です。しかし、糖尿病治療のためにインスリン分泌薬であるSU薬などと併用すると、低血糖を招きやすい傾向があります。
SGLT2阻害薬 フォシーガ(5mg)の取り扱いを開始しました。 詳しくはこちらをご覧ください。 目次
糖尿病治療薬の1つとされている「SGLT2阻害薬」。血糖値を下げる効果のある薬剤ですが、ダイエットにも効果は期待できるのでしょうか。このコラムでは、SGLT2阻害薬の期待できる効果をご紹介します。服用時に知っておくべき副作用や禁忌、注意点も解説するため、服用を検討している方はぜひご参考にしてください。