最大武装搭載量として TOW ミサイル8発、ロケット弾38発、機首に20mm 3連機関砲及び弾丸760発という重武装です。


機首下部には固定武装としてを搭載。ガンナーのヘルメットに装着されたサイトと連動して、自動で照準が行える様になっています。この機関砲の上部機首部分には対戦車ミサイルの照準機が搭載されています。


航空自衛隊の小松基地・航空祭などで見た陸上自衛隊のAH-1S コブラの「機首20mm機関砲」の写真です。

陸上自衛隊に導入されているAH-1Sコブラはアメリカで開発された購入試験機の2機以外は、富士重工によってライセンス生産された国産機です。

機体構造として、操縦席は前後に段差をつけて設置されたタンデム式。後席に操縦手(パイロット)、前席に射撃手(ガンナー)が搭乗します。前席のガンナーは副操縦手も兼ねており後席のパイロットが操縦ができなくなっても対処できます。
この操縦席の配置は後に開発される攻撃ヘリコプターのスタンダードになっていて、陸上自衛隊に配備されている純国産のも同じ配置となっています。

【マニア向け】迫力のジャラジャラ!コブラの20mm機関砲の動作展示 明野航空祭2024

陸上自衛隊でのAH-1Sコブラの運用として、各方面隊の第1~第5対戦車ヘリコプター隊や航空学校に配備。1995年までに90機を導入しましたが旧式化により配備機数も減少してきています。
が後継機として配備をはじめましたが、13機で調達終了となり新たな後継機種の選定が急がれます。

1977年にはエンジン、トランスミッションを強化して対戦車戦闘能力を付与したS型のAH-1Sを開発。陸上自衛隊はこれをベースとした機体を輸入して1978年~1980年の試験運用を経て導入することになります。

自衛隊動画メインにアップしています。チャンネル登録お願いします。

陸上自衛隊のヘリコプターのひとつに「コブラ」という名前のヘリコプターがあります。ここでは、陸上自衛隊のヘリコプターの「コブラ」について説明します。

攻撃用ヘリコプターの歴史はベトナム戦争が始まりです。ゲリラ戦が激しく膠着状態だった地上戦において上空から低空より接近して火力制圧ができる武装化されたヘリコプターの必要性が高まりました。導入初期は人員輸送などに使われていた多用途ヘリコプター UH-1に重機関銃などの火器を搭載してガンシップ化したものを使用していました。しかし搭載できる武器が限定的であったり機動性などの問題から前線では能力不足でした。そこでアメリカのベル社によりUH-1をベースに再設計したモデル209を1965年に開発。この機体が世界初の攻撃ヘリコプターとなるAH-1Gヒュイコブラです。

いま」…コブラ機関砲の赤い光跡、100メートルの煙幕 富士総合火力演習(3)

陸上自衛隊のヘリコプターであるコブラは用途として攻撃ヘリコプターに分類されます。コブラは主に対戦車用の応戦を行なうヘリコプターのひとつです。アメリカのベル社が汎用ヘリの傑作機であるUH-1をベースに1965年に開発し、アメリカ陸軍が採用したものが対戦車ヘリコプター「コブラ」です。コブラと言う名前の由来は、低空で飛行する様子がヘビのコブラの姿に似ているからそう名付けられています。

AH-1Sコブラは、陸上自衛隊に1982年から調達・配備を始めた対戦車ヘリコプターです。実際には「S型」ではなく近代化改修が施された「F型」に近い仕様になっています。アメリカ軍で運用されているAH-1FAH-1SステップⅢと呼ばれている機体に近くなっています。


写真素材: 20mm機関砲を射撃する戦闘ヘリ(AH-1S コブラ)

> > > > > AH-1S コブラの機首20mm機関砲は、20mm M197 ガトリング砲(電動式三銃砲身)です。

AH-1S コブラ 機首20mm機関砲(写真:2009年11月1日 にて撮影)

3砲身20mm機関砲(写真:2010年8月22日 にて撮影)


ターレットの銘板



(対戦車ヘリコプター AH-1S コブラ:機首20mm機関砲)へもどる。

魔炎駆動式戦車を対戦車ミサイルで撃破し、ジオビーモスを始めとする魔獣軍団をロケット弾や20mm機関砲を用いて一掃した。

イラク戦争で機関砲を発射する米海兵隊のAH1Wスーパーコブラ攻撃ヘリコプター。米陸軍に続き、1968年には米海兵隊も攻撃ヘリの導入を決めた。ただ、海兵隊のヘリは洋上の強襲揚陸艦から目標までを往復する長距離ミッションが想定されることから、AH1をエンジン2基の双発にした海兵隊専用タイプAH1Jシーコブラを開発し、70年から使用を始めた。その発展型がAH1Wスーパーコブラで、エンジンをパワーアップしたほか、火器管理システムも高度化され、昼夜を問わず戦闘行動に従事できる全天候性能を持っている。

米海兵隊では、AH1Wをさらに近代化したAH1Zバイパーの配備を2007年に開始した。AH1Zはローター(回転翼)のブレードを従来の2枚から4枚に増やして飛行効率を上げるとともに、新型センサーシステムの導入による索敵、目標捕捉能力のアップ、兵装を多様化し、ヘルファイア対戦車ミサイル、熱戦追尾式の対空ミサイル、対レーダーミサイルなどが搭載できる(2003年03月22日) 【AFP=時事】

機関砲搭載)として導入を始めました。なお陸軍型を「ヒューイコブラ」と呼ぶこともあります。

アメリカで開発された機体を、陸上自衛隊向けに改修した対戦車ヘリコプター。対戦車ミサイルや70ミリロケット弾、20ミリ機関砲を装備している。通称「コブラ」。