コブラの開発にも携わる、世界一飛ばす男、カイル・バークシャーが初来日! ..
拝啓、コブラさま、心中お察しいたします【世界一飛ばす破壊神、カイル・バークシャーの衝撃/その2】
2度の世界ドラコン王者の輝いているカリスマ「カイルバークシャー」がドラコン大会でも使用した、特別仕様5.5°のコブラLT.
31日、都内のインドア練習場にて、プーマジャパンが2024年のコブラ新製品発表&試打会を開催した。ゲストとして、契約するドラコン世界一を3度戴冠する、カイル・バークシャーが登場。バークシャー自身が21年から開発に携わった、『DARKSPEED』シリーズに関するPRを行った。世界一飛ばす“破壊神”、バークシャーから受けた“衝撃”その2。 ■ウォーミングアップの6Iでゴルフゾン300ydオーバー 会場のインドア施設のボールは、2ピースで耐久性に優れた、ソフトなレンジ球だ。本球と比べれば絶対的な初速から数%下がるが、そこは営業上仕方のないこととして、受け入れているバークシャーは気にせずアイアンでウォーミングアップしていく。6番アイアンで普通にフェードで置きに行って、「ゴルフゾン」に計時される数字がキャリー266yd、トータル289ydで記者の脳内がバグる。 次の球は、同じ6Iでドローを打ったが、キャリー277yd、トータル300yd。これでも強振している様子ではなく、平然とするバークシャー。「普段はあまり打たないんだけど、試してみようか」と、『DARKSPEED』の3Wを直打ちすると、鋭い炸裂音から伸びる球はトータル354ヤードをマークした。みなが期待するのはドライバーだが、そこに至るまでには「ウォーミングアップが必ず必要」と、常人ならざる筋肉の出力から、体のケアを欠かさない。
そこから、ついに「普段のラウンド用の45?を打とう」とすると、3重の業務用マットを急ぎ確認しに来た、コブラの関係者。6Iと3Wの数発で、既に表面のマットはボロボロで、2層目以降も破壊。ドライバーで最終層の3層目を突き破ってしまわないか、心配していたのだった。その低く伸びるライナーフェードは369yd、384ydをマークし、3発目にドローを打ったが、ゴルフゾン表示でキャリー392yd、トータル412ydをマークした。 ■タイトリスト『プロV1レフトダッシュ』が最も飛ぶ! ちなみに、バークシャーはドライバーで数字を出す必要がある時だけ、「タイトリストの『レフトダッシュ』を頼む!」とコブラのスタッフに要望していた。潰れすぎるレンジ用ボールではロスが大きく、スピン量が増大するなどして数字が上がりづらい。 それでも、レンジ球、ラウンド用の45?と制約がありながらも、ヘッドスピード65m/s、ボール初速95m/sをマークしていたが、愛用する『プロV1 レフトダッシュ』が最もロスなく飛ばせるボールだと言う。(ドラコン用の長い『DARKSPEED LS』は天井に当たるため、この日は封印) 驚くのは、その飛距離だけでなく、打ち出されるボールの精度だろう。ドラコン選手にありがちな球を曲げるミスや意図しない球は皆無で、すべてバークシャーの狙い通りにベースはフェードでコントロールされている。これには、コブラのアンバサダーである進藤大典氏も仰天。「ただ飛ばすわけじゃなく、全部球が真っすぐ。精度が高いまま飛距離を出している」と、感嘆の声を漏らし続ける。 8Iやウェッジも、必要に応じて「スピンを入れて止める球」などを自在にコントロール。それはさながらツアープロのようで、スイングのフレームが完成している上、単なる腕力自慢ではないゴルフスキルの高さを見せつける。大学時代は「D1という上位で競ってきたからね」とバークシャー。自ら他のドラコン選手と最も違う点がそこで「再現性だね。極度の緊張とプレッシャーがかかる状況でも、試合で練習と同じスイングを再現出来るのがボクの強みなんだ」と話す。 ■ソニックブーム?衝撃派!? カメラマンの鼓膜が悲鳴 ドライバーの412ydを確認し、記者は迫力のあるインパクト画像が欲しくなった。そのため、カメラマンに「カイルの正面に入って、ヘッドの近くから広角レンズで撮ってほしい」と要望。すると、コブラ関係者に緊張が走る。明らかに、事故を心配している様子だ。尻込みするカメラマンに、「このゴルフスキルの高さは、ツアープロと同じだから、まず大丈夫!」と送り出す。が、打球事故は当然なかったが、やはり破壊神は想定外を引き起こす。 室内にて響き渡るバークシャーの打球音の大きさは、周囲で離れていても耳を劈く。が、カメラマンはその音源であるインパクトから数十センチまで近づいてしまった。聞いたことのない炸裂音に、一瞬、頭が真っ白になり、鼓膜に経験したことのない衝撃を感じたとか。「仕事柄、男子プロからドラコン選手まで、十数年いろんな選手のインパクトを同様に撮ってきたけど、鼓膜が一発でバカになったのは初めて。音波というか、衝撃波というか、ソニックブームというか、あまりに高速で動くクラブが出す衝撃波が凄い。恐怖しか感じない」(山代カメラマン) その後、イベントのウォーミングアップでバークシャーが48度のウェッジで165ydを披露したボールの打痕をカメラマンと確認して絶句。「半分以上潰されたこんな打痕のボール、見たことない!よく見ると、ディンプルも潰れてしまってる…」と驚くカメラマン。耳は時間が経つにつれ回復しホッと胸をなでおろしたが、さらなる衝撃が記者を襲う。(編集部M・K) >>>その3は後日
カイル・バークシャー仕様のドライバーで飛距離アップを目指してみませんか ..
6~7年で1000個もドライバーを壊した!?【世界一飛ばす破壊神、カイル・バークシャーの衝撃】
31日、都内のインドア練習場にて、プーマジャパンが2024年のコブラ新製品発表&試打会を開催した。ゲストとして、コブラ契約のドラコン世界一を3度戴冠した、カイル・バークシャーが登場。バークシャー自身が21年から開発に携わった、『DARKSPEED』シリーズに関するPRを行った。世界一飛ばす“破壊神”、バークシャーから受けた“衝撃”の続き。 ■ここ6~7年で1000個の1Wヘッドを破壊 コブラが用意したネットをウォーミングアップの8Iで貫通、3重の防球マットの破壊とレンジ球のダメージをお伝えしてきた世界一飛ばすカイル・バークシャーの凄さ。そして、記者が最も衝撃を受けたのがその「1Wヘッド破壊履歴」だ。「1年で何個くらいヘッドを消費するの?」と聞くと「ここ1年で100個くらいかな」とバークシャー。 HS50m/s前後の記者も若い頃にフェースが凹んだり、クラウンにヒビ割れたり、鎖骨や背中に当ててシャフトを折ったことはある。歴20数年の破損経験は6本くらいだが、バークシャーは昨年100個も“ヘッドを”破壊したとか。驚く記者に、バークシャーがさらにたたみかける。 「何年か前の大会で、25個ヘッドを持ち込んで練習や予選・決勝までいって、最終的に生き残ったヘッドが1個だけになったことがあった」。なんと1つの大会で24個も破壊したとか。「それってカイルには普通のこと?」と問うと「そうだね、ここ6~7年で1000個は壊したのは間違いない」と言い、それでも少なくなってきたよう。
【神回確定】日本のYouTubeに初出演?!カイル・バークシャー降臨
31日、都内のインドア練習場にて、プーマジャパンが2024年のコブラ新製品発表&試打会を開催した。ゲストとして、契約するドラコン世界一を3度戴冠する、カイル・バークシャーが登場。バークシャー自身が21年から開発に携わった、『DARKSPEED』シリーズに関するPRを行った。
ドライバーを中心に、まず性能アップデートで触れられたのが【エアロダイナミクス】。前作の『エアロジェット』でもエッジが丸みを帯びた形状が特徴だったが、同社プロダクトMDの西川氏は「創業50周年を迎えたコブラには、通常の開発チームとは別に、未来を見据える開発の“別班”がおり、徹底的なスピード開発を図ってきた」とか。
■DARKSPEED LSはフルエアロでスピードが上がる!
そこに加わったのが19、21、23年の世界ドラコン王者・バークシャー。現在579ヤードの世界記録を保持する男はメリーランド州の自宅から何度もカールスバッドの本社を往復して出来上がった『DARKSPEED』の利点について「エアロダイナミクスの進化で、ヘッドスピード(とボールスピード)が速くなるのがまず第一で、もう一つがヘッド素材。前作から変えた、メタルミックスした素材のお陰でボクのスピードで打っても壊れない」と言う。
世界記録「579㍎」と、人類史上最も飛ばす男、カイル・バークシャーが初来日。今年は自ら開発に携わったコブラ『DARKSPEED』で4度目の“世界ドラコン覇者”の称号を狙うとか。3月に発売を迎える新作は何が進化したのか? 我々アマチュアにも“異次元の飛び”は体感できるのか?
Gooニュース。スポーツ写真。世界一飛ばす男、カイル・バークシャー来日! デモンストレーションで383Yを記録【コブラ新製品発表会】
「世界一飛ばす男」の名を欲しいままにする、カイル・バークシャー(27)。アマチュア時代に大学でマッチプレー31勝2敗と活躍し、2017年にドラコン界に転身したカイルは、19、21、23年の世界ロングドライブ選手権の覇者で「最長579yd」、「最高初速241.6mph(108m/s)」、「最高HS165.6mph(74m/s)」の世界記録を保持している。
そんな世界一飛ばす男がこだわるドライバーに必要な性能は「ボール初速が出ることと耐久性が高いこと」。特にボール初速は「飛距離への影響の7割を占める」と言われるから当然だが、カイルは一番大事なヘッドスピードを上げられると言う。
2度の世界ドラコン王者に輝く飛ばしのカリスマ、カイル・バークシャーがボールスピード世界記録を樹立した。
ドラコン世界チャンピオンのカイル・バークシャーがミニツアーに挑戦。将来的にはPGAツアー参戦も視野に入れている
直近1年を除外しても、5~6年で900個近く壊したと言い、壊れ方も色々で「フェース上のクラウンが平行に割れることもあるし、フェース面がヒビ割れることも多い」。さして芯を外さない男でも、最速ヘッドスピード74m/sに達すると、ヘッドがもたないとは……。サポートするコブラには心底、頭が下がる想いだ。 ■耐久性はセンシティブな話題だが… この破壊の逸話を記事にして「コブラに迷惑をかけないか?」と、記者は担当者に事前に確認をした。ところが、担当者はバークシャーと3年がかかりで作り上げた新作『DARKSPEED』に自信があるのか「全然大丈夫ですよ」と、こともなげに言う。 記者は色んなメーカーの開発者に話を聞いてきたが、耐久性重視の某社の場合、ハードヒッターの破損の話題にかなりセンシティブで回答を避けられたこともある。コブラはバークシャーやデシャンボーなど、最も過酷な強度テストにさらされてきた自負があるのか。 ただ、バークシャーは破壊が目的ではなく、あくまで“最速”を求める競技者。サポートするコブラは選手のパフォーマンスのため最高のマシンを用意する義務もある。バークシャーは開発にも携わってきて耐久性を相当リクエストしたのか、「メタルミックスした素材のおかげで『DARKSPEED』は壊れない」との言葉に嘘はなさそう。 実際、彼の『DARKSPEED LS』のソールにはマジックで4つの数字が書かれており、3年もカールスバッドの本社を往復してきたバークシャーは、エアロダイナミクスの効果や、フェース素材、フェースの板厚に加えて反発のCT値など、ヘッド設計の“キモ”を熟知している様子。その数字の意味をこう説明してくれた。 ■数字に強いのは、米軍で勤務するコーチの影響 「ヘッドに書いた一番上の【3】という数字は3タイプ目というヘッドの識別で、2番目の【34】というのはCT値の一端を表していて、色んなモノを試しているよ。3番目の【192】は重さで、192gということ。4番目の【10】というのは、『DARKSPEED』の10個目のヘッドという意味だね」(バークシャー) このように、ヘッドの細かな特徴や何個目かをナンバリングする破壊神。「数字に強いの?」と聞くと、大学でファイナンスやマーケティング専攻で元々数字に強いことに加え「コーチのボブが米軍に勤めているんだけど、風向きや打出し条件などを計算することに長けていて、飛ばすために数字を理解する大切さを学んできた」という。 2番目の【34】というフェースのCT値関連のモノから推察するに、CT値上限の257μではなく、これは234μの分厚い耐久性目的のフェースが装着された破壊神専用のプロトタイプだろうか。開発の細かな内情を語るのは避けたが、1000個も破壊してきた男が “速度も上がっても壊れない”という新作に俄然興味を持った。(編集部M・K)
430ヤードNo.1超長打者「カイルバークシャー」幻想的な ..
コブラには通常の開発チームと別に、未来の技術を探究する〝別班〞があり、カイルは3年前の21年からそこに参画。最速を追求する競技者として開発チームにフィードバックし続けてきた。そこから生まれた『DARKSPEED』は、究極のエアロ形状を突き詰め、世界最速を保持するカイルがさらに「2〜3マイル上がった」と話す自信作だ。
その形状は他社と一線を画し、トウから見てヘッドが上下・左右対称に近く、お尻が上がってエッジが丸く、クラウン頂点も高い。この形が最もヘッドスピードを上げられる上、AI設計のより大きく弾きのいい鍛造フェースはどこに当たっても効率よく初速に転換できる。この進化を最も実感するのが、世界一飛びにシビアなカイルなのだ。
世界最速・最長記録を更新エアロダイナミクススマッシュファクターも下がらない
カイルバークシャーモデル】コブラLTDX LSロングドライブヘッドが発売|特徴&取扱ショップ情報まとめ
最速ヘッドスピード「74m/s」を誇るバークシャー。繰り返すが、これはボール初速ではなく、彼のヘッドスピードの話。その数字は、過去の“カット軌道で振ると速く出る”ヘッドスピード計測器ではなく、現代のレーダー式でボール初速を測る弾道計測器の数値から逆算した値だ。
そして、ボール初速の世界記録「108m/s」も保持するため、バークシャーが“耐久性”に焦点を置くのも当然と言える。ゴルフメーカー数十社あれど、この速度の選手を抱えるメーカーはなく、あり得ないレベルの耐久テストを強いられるコブラには頭が下がる想いだ。古くはグレッグ・ノーマン、アマ時代のタイガー、ドラコン界のジェイソン・ズーバックら“驚異のスピード”を誇る選手を支えてきた歴史は、現代にも繋がっている。
このボール初速は「飛距離への影響度が7割」として知られ、ドラコン選手のみならず、トッププロや上級者もこの数字を重視するのは当然。国内男子ツアープロでも初速は70m/s台が平均で大台の80m/s台を越す選手も少ないが、PGAツアーのトップはキャメロン・チャンプの85m/s前後で、ツアー平均は77.2m/s。バークシャーは彼らの1.4倍近い速度を誇る。
■ウォーミングアップの8Iでネット貫通
ちなみに、数年前にバークシャーがスピードトレーニングを授けていた、ブライソン・デシャンボーの最速記録が「98.8m/s」とのこと。そんな世界一飛ばす男が、いかに“スピード”と“耐久性”にこだわるかの一端を垣間見せたのが、取材前のネット貫通事件だ。コブラスタッフだけでなく、イベント会社、設営スタッフ、会場の関係者がみな想定外の豪打の対応に追われた。
よく、飛ばし屋に引っ叩かれる「ボールが可哀想」との表現は聞くが、「ネットが可哀想」とは聞いたことがない。ところが、バークシャーはウォーミングアップで打ち始めた8番アイアンで、即ネットを“貫通”させてしまう。事前にコブラも対策をして強度の高い防球ネットを持ち込んで設置したが、まさかの8番アイアンで、打つ度にプスプスとネットを突き破ってしまった。
何しろ、ゴルフゾンの計測では8番アイアンでも10,000rpm近くの“弾丸”のため、急遽、業務用のマットのようなものを3重に重ねて補強したが、今度はその衝撃で跳ね返ったボールが後方でカメラを構えていた記者の顔の真横を急襲。人間の反応速度を越えた跳ね返り球は危険この上ない。
記者会見でも「危険なのでバークシャー選手が打つ打席後方には絶対に入らないでください!カメラが破損する可能性があります!」と、コブラのスタッフが叫ぶのも無理はなかった。だが、その呼びかけに頑として動かない記者たち。世界一飛ばす男を間近で見たい、撮りたいゴルファーとしての“欲”が危険を上回っていた。(編集部M・K)
カイルバークシャー来日/DARKSPEEDローンチイベント_2024
いかにも”王者”!な風格のこちらのナイスガイが、カイル・バークシャーご本人。プロのロングドライブアスリートとして活動するアメリカのゴルファーで、身長190センチ、体重98キロという恵まれた体格の持ち主。(おかげでカップルフォトのような写真が撮れてしまいましたw)このロングヘアに「あっ見たことある!」と思った方も多いのでは?
2019年、2021年、2023年と過去3回、世界ロングドライブ選手権で優勝を飾っている正真正銘のドラコン王者です。
とにかく重く、20-30ポンド(10キロ〜14キロ)もあるというチャンピオンベルトを肩に抱え、カメラ一台一台に笑顔を向ける優しいカイル。
ちなみに、私と同じ1996年生まれの27歳というから驚き。。。大人っぽい。
そんなカイルは今回が 初めての日本 (アジアに来るのも初)。「とてもいい国で、文化の違いを見て、楽しんでいる」 と笑顔でコメント。とにかく人柄の良さが滲み出ていた。
#コブラダークスピードLS #最新クラブ試打 #カイルバークシャー #ドラコン #shorts
こちらがドラコン選手権のチャンピオンベルト。今年も優勝を狙っているというカイルだが、次回はもっと ベルトを軽くしてほしい 、とのこと(笑)。今回のような飛行機での移動の際が大変なのだとか。王者ならではの悩み。そんな中持ってきてくれたカイル、優しい〜。
カイルバークシャーのスイングで打つ!!ヘッドスピード50m/sチャレンジ ..
「(新記録をマークするのは)時間の問題だと思っていたよ」と余裕のコメントも飛び出し、自らを“キング・オブ・ボールスピード”と呼んだ。
北テキサス大学のゴルフ部の学生だったバークシャーは17年にドラコン競技に転身。ここ4年で2度世界チャンピオンに輝き、デシャンボーの出場で盛り上がった21年の世界ドラコンも422ヤードの記録で優勝している。競技でのパーソナルベストは驚異の492ヤード!
ボールスピードとはインパクト直後のボールのスピード、つまり初速に当たる。トラックマンが普及してからさまざまなデータが公開されるようになったが、例えば18年に全米オープンと全米プロを制覇した全盛期のB・ケプカのボールスピードは時速178マイル(=79.6m/s)。それをバークシャーは55マイル上回ったのだから、その破壊力たるや想像を超える。
デシャンボーはドラコンへの挑戦について「インスピレーションを与えたい」という。バークシャーの記録に刺激を受けたであろう彼もまたさらなる初速アップに挑むはず。記録は超えるためにある。
世界一飛ぶ男たちが選ぶ「コブラゴルフ」。“最長総飛距離”の証明
まずは、と、ウォーミングアップで打ったウェッジで160ヤード。え?私の3Wの平均飛距離と一緒!!!!笑
もちろん、ただのゴルフ女子と比べるのはちょっと…と思いますが、何番手違うの!? と純粋にびっくり。
その後も、5番アイアンで276ヤードと、この時点で一般アマチュアゴルファーの平均ドライバー飛距離を軽くオーバー。3番アイアンで何度か打ち、313ヤード。3番ウッドに関しては、355ヤード。もう、恐ろしい。
そもそもカイルのシャフトはTX。使っている人を見たこともない硬すぎるシャフトで、スペックの違いも、恐ろしい。(笑)
そしてお楽しみのドライバーショット。
何球か打った後、振り切ったカイルのショットはなんと、373ヤードの数値が。会場にいる全ての人が、「すごい。」と心の声が漏れまくっていた。しかも、全球、曲がらずまっすぐ飛んでいく。飛距離だけでなく、方向性まで安定しているから2度びっくり。生で見る世界ドラコン王者のショットは、今までに見たことのない光景。叶わないと分かっていながらも、「俺もあのくらい飛ばすぞ。」と、男性ゴルファーたちは息巻いて、試打ブースに向かっていた。
もちろん私も、、、(笑)
飛距離と正確性を兼ね備えているカイルと、「ダークスピード」ドライバーの相性がすごく良い、とこの場にいた全員が思ったに違いない。
「これからもゴルフの良さをどんどん伝えたい」とゴルフ愛も強いカイル。初めて訪れた日本はかなり気に入ってくれたようで、「日本に何かで戻ってきたい、試合も出場できたら(でたい)!応援お願いいたします」と日本のファンに向けた。
一緒に見ていた進藤さんも、「興奮し過ぎてアドレナリンがガンガン出ている。人を興奮させられるのがかっこいい」と大興奮。「飛ばしの秘訣を後で教えて!」と笑いを誘っていた。