その中でも「マムシ」、「ハブ」、「ヤマカガシ」は「日本三大毒蛇」とされています。
和名の由来は奄美地方の方言で「日照り」を意味する言葉にちなんでおり、古くからこの地で生きているヘビとして知られています。
ただ、毒性は強いものの毒量が少なく、それでいて大人しいヘビなのであまり危険はないとされています。
3つのグループとは、「ナミヘビ科」「クサリヘビ科」「コブラ科」。
全長もヒャンとほぼ同じ30cm~56cmほどでとされています。
体色は赤褐色で黒い縦縞が5本あります。
南アジアに生息するワモンベニヘビは、全長はオスで63.5cm、メスで78cmあるなどヒャンやハイに比べて少し大きいのですが、日本に生息するイワサキワモンベニヘビは30cm~50cmと小さいのが特徴です。
体色については赤色もしくは茶褐色で、黒い環状紋が取り巻いています。
この世界の毒をもつヘビの多くが含まれるのは、「クサリヘビ科」と「コブラ科」です。
イワサキワモンベニヘビもヒャンやハイと同様に毒量が少ないのが特徴で、毒性もそこまで強くないとされています。
ただしワモンベニヘビの方は毒性がかなり強く、死者も実際に出ているほどので、海外のワモンベニヘビには要注意です!
日本に生息しているコブラたちは、ハブなどよりも毒性自体は強く、4倍~5倍の強さがあるとされますが、あまり危険度は高くないとされます。
これはヒャンやハイ、イワサキワモンベニヘビといったヘビは性格が大人しいことや、口が小さく毒量が少ないためだそうです。
コブラの仲間といえば、強い神経毒をもつ毒ヘビとして知られています。
コブラの中でも代表的な種類として誰もが知っているのが、キングコブラなのではないでしょうか。
キングコブラはコブラ科に分類されるヘビで、その見た目も王と呼ばれるのにふさわしいのが特徴です。
キングコブラはアジアを中心に生息しています。
中国南部をはじめ、インド東部やインドネシア、カンボジア、タイ、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオスなどに分布しているのが特徴です。
3つのグループとは、「ナミヘビ科」「クサリヘビ科」「コブラ科」。
興奮したり威嚇したりするときには、鎌首をもたげて頚部を広げるのが特徴です。
このポーズが一番知られたキングコブラの姿かもしれません。
この頚部を広げる姿勢、大きく広げることができるのはフードコブラ属に分類されるヘビが多く、普通のコブラは頚部を広げることができません。
海に生きる爬虫類、ウミヘビ~ユニークな生態や日本で見られる種類
しかしその一方、キングコブラは体がとても大きいため、咬んだ際に注入する毒の量も圧倒的に多いです。
毒の量が多いので、襲われた対象が命を落とすことが多いのです。
○現在展示中の種類[コブラ科]キングコブラ、シンリンコブラ、ブラックマンバ ..
そんな圧倒的な毒量を持つキングコブラに、天敵などいるのでしょうか。
ゾウの命すら奪ってしまうという話から、ヘビ界でも最強だという声が大きいです。
しかし、そんなキングコブラにも天敵はいます。
日本に分布するヘビ類全43種+亜種4種を網羅した、「日本 ..
キングコブラは世界最大の毒蛇であり、捕獲された個体の中には全長4mを超えるものが何例か報告されています。
タイで捕殺された個体は全長5.59mあったとされる他、マレーシアで捕獲された個体は全長5.54mあったのだとか・・・!
まさにヘビの王とも言えるかもしれませんね。
第2章 ヘビ図鑑(メクラヘビ科、タカチホヘビ科、セダカヘビ科、ナミヘビ科、コブラ科、クサリヘビ科)
全長30cm~60cmほどあり、体色はオレンジで黒い縦縞が5本、例外として黒い縦縞が1本~3本の個体もいます。
それらの縦縞を分断するように横縞が等間隔で入っているのが特徴で、見た目は非常に鮮やかで綺麗なヘビです。
命を奪うヘビの毒 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
「講談社の動く図鑑MOVE」の会員サービス「講談社コクリコCLUB」(無料)は、メルマガ、イベント、プレゼントなどの各種サービスや便利機能が盛りだくさんです。
この記事は、雑誌ナショナル ジオグラフィック日本版 2020年12月号に掲載された特集です。 ..
その理由としては、コブラの神経毒に対して耐性を持っているためです。
食べても毒に対して耐性があるので、命を落とすことはありません。
このウェブサイトの著作権は公益社団法人日本動物園水族館協会に帰属します。
イタチの仲間であり、世界一怖いもの知らずとされる「ラーテル」もまた、キングコブラを捕食できる動物です。
日本ヘビ類大全: 日本で見られる種を完全網羅 分類から生態、文化まで
コブラの神経毒に対して耐性があり、咬まれた場合は毒によって数時間動けなくなることもあるのですが、それでも数時間後には復活して活動を再開します。
実際にキングコブラを捕食しようとして気を失い、そこから復活して再びキングコブラを食べ始めるラーテルも確認されているそうです。
コブラ科の一覧。例えば,クロッカーウミヘビ,ワモンベニヘビ,ベルチャーウミヘビ,サンゴヘビ属などがあります。
「ハイ」と「ヒャン」の2種類は、「コブラ」の仲間でありこの中で最も毒性が強いのですが、生息しているのが共に南西諸島(ハイ=沖縄諸島が主で、ヒャン=奄美大島など)の一部の島という狭い範囲で、さらに体も小さく(30-56cm)‘おとなしい’性質で被害も無く、危険とされていないからだそうです。
下記生物の日本語名称が知りたい学術名:Naja nigricincta 通称
ですから、それにならって「日本三大毒蛇」のいろいろな角度の、それぞれをランキングしてみました。
ヘリテージ・デイリー誌によれば、「台湾に生息する唯一のコブラ科の種」だという。 ..
最強の動物「ラーテル」とはどんな動物?ライオンすら恐れない暴れん坊!
2019.9.8
最強と呼ばれる動物は多くいます。「ラーテル」ものその中に入っている一種です。通常、最強の動物といえばライオンやトラのような大型肉食動物、もしくはゾウやカバそれにサイといった巨大な体を持った草食動物があげられることが多いです。 しかし「ラーテル」は決して大きな動物ではありません。むしろ中型犬程度しかな…
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
毒蛇と言えば有名なのはコブラ。パニック映画などにも登場するほど体も大きく、強い毒も持っている恐ろしいヘビです。
英語と中国語のコブラの定義はコブラ属に限るらしいですが、日本語はコブラ科(キングコブラ含む)のようですね。
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日本では古来、ヘビは神聖な生き物であるとして信仰されてきまし ..
日本には生息していないイメージの強いコブラですが、実はそんな恐ろしい毒蛇・コブラの仲間が日本国内にも生息しているんですって!
[PDF] 日本産爬虫両生類標準和名リスト 2024年3月11日版(PDF版)
コブラは海外だけの動物と思いがちですが、日本にもヒャンやハイなど毒性の強いコブラも生息しています。
ただし、ヒャンやハイなどワモンベニヘビ属に分類されるヘビは毒量が少ないです。
逆にキングコブラは毒性こそ弱いものの、圧倒的な毒量を持つため、咬まれた場合は命を落とすこともあります。
その殺傷能力はゾウの命を奪うほどです。
コブラ(cobra)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説
日本に生息するコブラについてお話する前に、まず日本原産の毒蛇について解説します。
(cobra)とは。意味や使い方、類語をわかりやすく解説。有鱗 (ゆうりん) 目コブラ科の毒蛇の総称。インドコブラ・キングコブラ ..
日本に生息する毒蛇で特に有名なのは、ハブやマムシ、ヤマカガシなどです。皆さん、名前だけは聞いたことがあるのではないでしょうか?