フェキソフェナジン(アレグラ®:生後6ヶ月以上); オロパタジン ..


こどもに処方される咳止めとしては、チペピジン(アスベリン®)があります。実際に小児科外来でもよく処方されますし、私も処方することがあります。しかしながら、チペピジンが小児の咳止めとして有効であるというエビデンスは実際にはあまりありません。自然にかぜが治ったのか、薬によって咳が軽快したのかを区別する研究デザインは立てにくいのがあります。ただ、チペピジン自体も副作用がないわけではなく、例えばおしっこが赤くなるとか食欲が落ちるといったことはしばしば診療で経験されます。


一剤でダメなら両方を併用してみてもよいでしょう。 症状が強い場合

キプレスチュアブル錠・キプレス細粒の甘みは人工甘味料によるものです。虫歯の原因となる砂糖は使われていません。
通常の食後の歯磨きをしっかりしておけば、就寝前にキプレスチュアブル錠あるいは細粒を服用させても虫歯になる可能性はほとんどないとされていますので、ご安心ください。

抗ヒスタミン薬の代表的な副作用が眠気や集中力低下です。上述した脳内のヒスタミン受容体占有率が高いほうが眠気が出る傾向が強いです。また逆に効果も占有率が高いほうが強い傾向にあると思います。

アレルギー性鼻炎 福岡市 東区 千早 丸岡内科小児科クリニック

キプレスとの併用に注意が必要な薬として、フェノバルビタール(抗けいれん薬)があります。フェノバルビタールを服用すると、薬物代謝酵素の一種であるCYP3A4が誘導されてキプレスの代謝が促進されるため、キプレスの作用が弱くなるおそれがあります。

1歳以上6歳未満の小児の気管支喘息に、4mg(1包)を1日1回就寝前に投与します。
味はわずかに甘く、口の中ですぐに溶けるため、幼いお子さまでも飲みやすくなっています。ただし、光に不安定なので、開封後直ちに(15分以内に)服用させてください。

かぜをひくと、鼻汁が出るわけですが、抗ヒスタミン薬(レボセチジリン®、フェキソフェナジン ..

理論上は、インバースアゴニスト作用の強い抗ヒスタミン薬を花粉症の初期治療で用いれば、いざ花粉が飛散してヒスタミンが遊離されても、不活性型のヒスタミン受容体が多いわけですので、ヒスタミンが大量にあっても反応せず、結果としてアレルギー反応が軽くてすむわけです。

6歳以上の小児の気管支喘息に、5mgを1日1回就寝前に投与します。服用の際には、錠剤をなめて溶かす・あるいはかみ砕いて服用するようにお子さまに伝えてください。
なお、キプレスチュアブル錠にはチェリー風の味がついています。

フェキソフェナジン(アレグラ), 錠剤 7才以上:30mg/1日2回 12才以上:60mg/1日2 ..

OD錠(口腔崩壊錠)の用法用量は普通錠と同じです。水とともに服用しても水なしで服用しても、普通錠と効果は変わりません。ただし、取り出す際には特別な注意が必要です。
まず、ミシン目に沿ってシートをしっかりと折り曲げて切り離してください。そして、裏側のシートを矢印方向に完全に剥がしたあと、錠剤をやさしく取り出してください。
割れたり欠けたりしていることがありますが、品質に問題はありません。かけらも含めて1錠分すべてを服用してください。
なお、キプレスOD錠は水分ですぐに崩壊してしまうため、濡れた手で触れると溶けてしまいます。必ず乾いた手で、錠剤にさわるようにしてください。

キプレスは作用時間が長いため、いずれの剤型でも1日1回、就寝前の服用で持続的な効果が得られます。


アレグラ(フェキソフェナジン); クラリチン(ロラタジン ..

キプレスは、気管支拡張作用と抗炎症作用を併せ持つ薬剤です。続けて使用することで気管支の炎症を継続的に抑制し、喘息発作を起こりにくくします。
ただし、喘息発作を直接おさえる作用はありません。発作を止めるには、「発作治療薬(リリーバー)」と呼ばれる即効性のある薬が必要になります。
なお、キプレスを服用すると数日で喘息症状はあらわれにくくなりますが、気道の炎症は続いています。症状が落ち着いてきても、指示された期間内は服用を継続してください。自己判断で量を加減したり治療を中止したりすると、症状が悪化するおそれがあります。

第二世代:アレグラ(フェキソフェナジン)、アレジオン(エピナスチン ..

息子の希望は就寝前に3種類
(プロプラノール、キプレス、フェキソフェナジン)を一緒に飲んで寝たい。

キプレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など

私の息子は16歳男子で現在、起立性調節障害の体位性頻脈でプロプラノロール塩酸塩錠10mgを起床時と就寝時に服用しています。
あと夕飯前に柴胡桂枝湯を服薬してます。

フェキソフェナジン塩酸塩)、アレロック錠/OD錠/顆粒(オロパタジン ..

フェキソフェナジンとロキソニンSプレミアムに含まれるメタケイ酸アルミン酸マグネシウムで、フェキソフェナジンの吸収量が減少し、作用減弱の可能性があり、併用注意。同時服用は避け、間隔をあける。

ステップ1の薬のみでは効果が不十分な場合、別の種類の薬の併用を検討していきます。

【遊離抑制(ゆうりよくせい)薬】
くしゃみ・鼻みずが主な症状の場合によく使用されます。充分な効果が出るまでには、1~2週間程度の日数がかかります。副作用が少ないことも特徴です。

シングレア/キプレス(抗ロイコトリエン), モンテルカストナトリウム

第一世代と第二世代抗ヒスタミン薬の主な薬剤

第一世代:レスタミン(ジフェンヒドラミン)、ポララミン(クロルフェニラミン)、アタラックスP(ヒドロキシジン)、ピレチア(プロメタジン)など
第二世代:アレグラ(フェキソフェナジン)、アレジオン(エピナスチン)、アレロック(オロパタジン)、エバステル(エバスチン)、クラリチン(ロラタジン)、ザイザル(レボセチリジン)、ジルテック(セチリジン)、タリオン(べポタスチン)、デザレックス(デスロラタジン)、ビラノア(ビラスチン)、ルパフィン(ルパタジン)など

ロイコトリエン受容体拮抗薬の主な薬剤

キプレス、シングレア(モンテルカスト)、オノン(プランルカスト)など

尚、現在は、副作用の関係もあり、抗ヒスタミン薬では第二世代が主に使われていますので、以下には第二世代に関してまとめてみました。
また、総合感冒薬のPL顆粒やPA錠には、第一世代の抗ヒスタミン薬(プロメタジン)が混合されていますので、眠気が強くでるようですし、抗コリン作用で、口渇や便秘、排尿困難などの症状がでる場合もあるようです。

ロイコトリエンをブロックする抗ロイコトリエン薬には、オノンカプセル、キプレス錠、シングレア錠などがあります。 ..

トロンボキサンA2薬などの薬がありますが、上記にくらべて効果が遅く発現するため、使われにくいですね。鼻や目の炎症自体を抑えることで効果を発揮します。花粉症に対しての効果が非常に強いのですが、長期に使うと「糖尿病」「骨粗しょう症」「胃潰瘍」などをはじめとした、多くの副作用が出てくるようになります。そのため、です。特に「一発で花粉症を抑える注射」を打っている方もいますが、それは「ステロイド注射」であることがほとんどです。ステロイドの注射薬は1回接種すると6か月効果が持続することから「6か月間ステロイド薬を飲む」と同じ効果になります。したがって、でしょう。日本耳鼻咽頭科頭頚部外科学会でも「本剤をアレルギー性鼻炎の治療に用いることはお勧めできません。」としています。(参照:)花粉症で漢方薬を使うことがあります。鼻水や鼻づまりに使う漢方薬として以下がありますね。このうち、一番使いやすいのは「小青竜湯」です。「透明な鼻水がダラダラでてくる」という症状に有効な薬で、まさに花粉症の症状にピッタリですよね。麻黄のエフェドリン、芍薬のペオニフロリン、肝臓のグリチルリチンにより炎症を抑えつつ、スギ花粉で誘発されるケミカルメディエーターを抑える作用があります。実際、小青竜湯をスギ花粉症の鼻炎症状がある15名に投与したところ、という結果になっていますね。抗ヒスタミンを抑えるシャープさは西洋薬が勝るものの、「西洋薬で効果がない」という方は漢方薬も1つの選択肢かもしれません。(参考:) 花粉症は内服薬も大切ですが、鼻症状には点鼻薬もオススメです。内服薬とも相乗効果を発揮します。クリニックでは直接鼻の炎症を抑える「ステロイド点鼻薬」が主流になっていますね。ステロイド点鼻薬は内服薬として全身への作用が非常にすくなく、全身への副作用は起こりにくくなっています。(よく誤解されがちです)代表的な薬は次の通りです。ベクロメタゾン点鼻液は市販薬でも売られていますね。多くの市販薬はこちらが多いです。一部は血管収縮剤が入っているものもあります。血管収縮薬が入っているものは、鼻の環境のためにも、なるべく短期的に使った方がよいですね。(長期に使うと慢性的に鼻の血流がわるくなってしまいます)目の症状が強い場合は点眼薬を併用すると効果的です。内服薬とも相乗効果を発揮します。点眼薬で多く使われるのは「第2世代抗ヒスタミン薬」でしょう。ステロイド点眼薬も使われますが、緑内障などの眼圧が上がる可能性があるからです。まずは抗ヒスタミン薬で使って、緩和しないようならステロイド点眼薬を使用するようにした方が望ましいです。代表的な薬としては以下の通りです。オドメール点眼液、フルメトロン点眼液、リンデロン点眼液などあり、それぞれ濃度が違い種類が用意されています。もちろん濃度が高いほど効果は発揮しやすいですが、前述の通り緑内障に注意して使用すべきで、でしょう。 よく「花粉症の薬の強さ」について聞かれることが多いですが、強さのランキングのようなものはあるのでしょうか?結論からいうと例えば、花粉症の薬を比較した試験において以下のようなものがあります。