フォシーガ 慢性心不全 作用機序movie | ONO MEDICAL NAVI


DAPA-HF試験は、2型糖尿病合併の有無にかかわらず、HFrEF患者4,744例を対象とし、フォシーガ10mgを1日1回、アンジオテンシン変換酵素阻害剤(ACEi)またはアンジオテンシン受容体遮断剤(ARB)から成る標準治療(SoC)に追加投与したときの効果を、プラセボとの比較により評価するようデザインされた、第3相国際多施設共同並行群間無作為化二重盲検比較試験。主要複合評価項目は、心不全の悪化(入院またはそれに相当するイベント[心不全による緊急受診])の初回発生までの期間または心血管死だった。フォローアップ期間の中央値は18.2ヵ月。


フォシーガ)の添付文書が改訂され、左室駆出率が40%を超える慢性心不全患者 ..

また、DELIVER試験は、2型糖尿病の有無を問わず、左室駆出率が40%超の心不全患者の治療として、フォシーガの有効性をプラセボとの比較で評価するようにデザインされた、国際共同、無作為化、二重盲検、並行群間比較、プラセボ対照、イベント主導型第3相試験。フォシーガは、基礎治療[SGLT2阻害薬の併用を除く、糖尿病や高血圧などのすべての併存疾患に対する地域の標準治療]への追加治療として1日1回投与された。同試験は、駆出率が40%超の心不全患者を対象に実施された臨床試験で、6,263例の患者が無作為化された。主要評価項目は、心血管死、心不全による入院、または心不全による緊急受診のいずれかが最初に発生するまでの期間。

フォシーガは世界110ヵ国以上で承認されているお薬で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使用できます。

果は、日本の多くの慢性心不全患者さんの生命予後を改善する可能性を有しています。今回

なお、フォシーガは日本では、2型糖尿病、1型糖尿病、慢性心不全(ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る)、慢性腎臓病(ただし、末期腎不全または透析施行中の患者を除く)を効能・効果として承認を取得している。添付文書には、効能・効果に関連する注意として、「5.5 左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること」が記されている。

アストラゼネカと小野薬品工業は1月10日付のプレスリリースで、「フォシーガ錠5mg、10mg(一般名:ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物、以下フォシーガ)」について、日本における電子化された添付文書(電子添文)を改訂したことを発表した。

主な変更点は以下のとおり。

・「効能又は効果に関連する注意」の項の慢性心不全における「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本薬の有効性及び安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること。」の記載を削除
・「臨床成績」の項に、左室駆出率の保たれた慢性心不全患者を対象とした国際共同第III相試験(DELIVER試験)の結果を追記

これらは、上記のDELIVER試験の結果に基づき変更された。今回の電子添文の改訂により、フォシーガは左室駆出率を問わず慢性心不全患者の治療薬として使用可能となった。なお、日本で承認されている効能又は効果は、「2型糖尿病」「1型糖尿病」「慢性心不全(ただし、慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る)」および「慢性腎臓病(ただし、末期腎不全又は透析施行中の患者を除く)」である。

フォシーガ(ダパグリフロジン)の作用機序【糖尿病/心不全/CKD】

英国グラスゴー大学医学部循環器学教授であり、Institute of Cardiovascular and Medical Sciencesの副所長も務めるJohn McMurray氏は、次のように述べている。
「1万1,000例を超えるすべての範囲の左室駆出率の心不全患者を対象とした当患者レベルのメタ解析で、ダパグリフロジンは心血管死および心不全による入院のリスクを低下させることが明らかになりました。左室駆出率の測定結果が得られていなくてもただちに治療を開始できることから、この結果は臨床現場で果たす有益な役割を支持するものです」。

フォシーガは錠剤で、1型糖尿病、2型糖尿病、慢性腎臓病、慢性心不全に使えるお薬です。

患者における心不全予防のみならず、2 型糖尿病の合併や左室駆出率を問わず心不全患者に

対象:食事や運動または使用している血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な2型糖尿病患者249例
方法:フォシーガ錠5mgまたは10mg(増量時)を 1日1回52週間投与

第3相DAPA-HF試験および第3相DELIVER試験は、フォシーガをプラセボとの比較により評価する無作為化二重盲検試験。各試験では、心不全と診断され、機能制限がある、およびナトリウム利尿ペプチド値上昇を呈する患者が登録された。2つの試験の主な違いは、DAPA-HF試験では左室駆出率が40%以下の患者、DELIVER試験では左室駆出率が40%を超える患者が無作為化されたこと。各試験は20ヵ国で実施され、両試験合計で1万1,007例の心不全患者が対象となった。


[PDF] 慢性心不全治療薬としての SGLT-2 阻害薬について

解析では、フォシーガは、心不全患者で左室駆出率に関わらず、中央値22ヵ月のフォローアップ期間で、心血管死リスクを14%(p=0.01、絶対リスク減少率[ARR]1.5%)、原因を問わない死亡リスクを10%(p=0.03、ARR 1.5%)、心不全による(初回および再)入院のリスクを29%(p

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薬剤師インフルエンサー・ひゃくさんの新連載「3分でわかる!薬剤師ひゃくさんの『この薬、説明できる?』」がスタート!初回は、SGLT2阻害薬のフォシーガを取り上げます。慢性心不全の患者さんにからの質問「フォシーガって、低血糖にならないの?」に対する答えを3分でわかりやすく解説!

フォシーガ錠5mg 及び同錠 10mg の保険適用に係る留意事項の一部改正 ..

この併合解析の結果は、スペインのバルセロナで開催された2022年欧州心臓病学会年次総会で発表され、「Nature Medicine」に掲載された。心血管死リスクの抑制は、事前に規定された複数のサブグループで一貫して認められており、すべての範囲の左室駆出率の心不全患者での心不全治療薬の死亡率低下への効果を示す初の解析結果としている。

フォシーガ錠10mg(小野薬品工業株式会社)の基本情報・副作用

患者さんの質問に対して、回答に困ったことはありませんか? このシリーズでは臨床論文から得た知識を活用し、より説得力のある服薬指導をめざします。
実際の服薬指導のシーンを想定した会話形式で紹介します。

そのために、フォシーガ錠10mgを使用される患者さんの理解と協力が必要です。

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