野党議員の糾弾、なぜブラジル軍は国防予算でバイアグラを購入するのか?



これに対し、海軍と空軍は「の治療薬として購入したものです」と反論しました。また、60個購入されたというインプラントについても、3つしか購入していないとしています。

しかし、ブラジル呼吸生理学学会で呼吸器科コーディネーターを務めているベロニカ・アマド氏は、「シルデナフィルは、肺動脈性肺高血圧症の治療としては20mg単位で、8時間ごとに20mgから最大で80mg処方されます。25mg単位というのは、通常とは異なる投与量であり、推奨される投与量を上回るかまたは下回っています」と述べて、呼吸器疾患の治療に用いる分量としては不自然であるとの見方を示しました。また、肺動脈性肺高血圧症が女性に多く、男性では比較的まれなことも指摘されています。

この疑惑について、インターネット上からは政権に対する怒りの声が上がりました。ブラジルの下院議員のVivi Reis氏はTwitterに、「バイアグラにハゲ薬と来て、今度はペニスのインプラント。誰がどんな性生活を送ろうとも自由ですが、そのために公金を使うのは犯罪です。私たちは、ボルソナロがブラジルを乱交会場にすることを許しません」と投稿しています。


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ブラジルの野党議員は11日、国防省に対して「なぜ軍は国防予算でバイアグラや発毛薬を大量に購入するのか納得いく説明をせよ」と要求して注目を集めている。

ブラジル政府の公的な支出内容はデジタルプラットホームを通じて詳細が国民に公開されており、国防省は2018年と2019年に発毛効果のあるミノキシジル薬や脱毛抑制効果のあるプロペシア薬を国防予算で購入、2021年にはサーモンや牛肉など高級食材を購入するため1,100万ドルを国防予算から支出しているのが確認されて批判を集めていたが、今度は国防省が兵士の勃起不全を改善するためという理由でバイアグラを購入していることが発覚した。

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ブラジル社会党の議員は「慢性疾患の治療薬が不足して国民が困っているのに、なぜ軍は兵士の勃起不全を改善するため国防予算でバイアグラを購入するのか国民に説明しなければならない。なぜ軍は3万5,000錠(1錠1,300円と仮定すると4,550万円)ものバイアグラを国防予算で購入しているのか?」と主張、さらに別の議員も「政府は軍人に支給するため2021年にサーモン、タラ、12年熟成のウイスキーを購入している」と指摘して歴代政権と軍の癒着ぶりを指摘している。

公開された資料によると2020年から調達されているバイアグラは全て勃起不全に悩む兵士に支給されたことになっているが、同錠は換金性が高いため国防予算で購入→業者に横流しなされた可能性も噂されており、ブラジル軍の闇を感じる話だ。

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ブラジル軍が、勃起不全治療薬「バイアグラ」としても用いられることが多いの錠剤や、ペニスに埋め込むインプラントを公費で買い込んでいるとの疑惑が報じられています。

Forças Armadas aprovam compra de 35 mil comprimidos de Viagra


Bolsonaro faces hard scrutiny over military’s purchase of penile implants | Brazil | The Guardian


Not only Viagra: Brazil military also bought penis implants, says lawmaker


ブラジルの下院議員であるエリアス・バス氏は2022年4月11日に、ブラジル陸軍がシルデナフィル25mg錠と50mg錠を合計3万5320錠購入したことを発表しました。2020年以降8回実施された軍の入札では、海軍にシルデナフィル2万8320錠、陸軍に5000錠、空軍に2000錠が納入されていたとのこと。バス氏はさらに、3つの異なる軍病院が5万レアルから6万レアル(約133万円から約160万円)する「膨張式のシリコン製ペニス用インプラント」を合計60個購入していたことも明かしました。

バス氏は発表声明の中で、国防総省に対し購入目的の説明を要求。「ボルソナロ政権がなぜバイアグラを買うために公費を使い、しかも大量購入しているのかには理解しがたいものがあります。全国の医療機関では、インスリンなどの慢性疾患の患者に提供する医薬品がしばしば不足しているのに、軍隊には何千錠ものバイアグラが納められています。ブラジル社会には、これについての説明を受ける権利があるでしょう」と述べて非難しました。

【4月13日 AFP】ブラジルのエリアス・バス()議員は12日、同国国防省が、男性機能不全(ED)治療に使われる陰茎プロテーゼ(専用のシリコン製インプラント)60個を購入していたと明らかにした。バス氏は前日には、国防省がED治療薬バイアグラ(、一般名:シルデナフィルクエン酸塩)3万5000錠を購入したと暴露していた。

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ブラジル北東部パライバ州で、46歳の男性が勃起不全治療薬を過剰に服用した後、3日間勃起し続け、州都ジョアン・ペソア市の救急・外傷病院に搬送された。緊急手術を余儀なくされたと16日付G1サイトが報じている。
同院によれば、この男性はクルス・ダス・アルマス地区の救急医療センター(UPA)に駆け込んだが、重症であったために15日、移動式緊急医療サービス(SAMU)によって救急・外傷病院に転送された。
この男性は勃起不全治療薬である「シルデナフィル」の50mg錠剤を一度に数錠服用し、3日間にわたり強烈な勃起が続いた後、医療機関の助けを求めることになった。男性は陰茎の激しい痛みを訴えており、陰茎の根本に針を刺して生殖器の排液を行う泌尿器科手術を受けた。症状が安定した翌日の16日未明、この男性は退院したとのこと。
泌尿器科医のアンドレ・ブラジレイロ氏によれば、「シルデナフィルは安全な薬であるが、医師の処方に従い、慎重に処方されなければならない」とくぎを刺し、「シルデナフィル、つまりバイアグラの化学名は、安全な薬とされているものの、すべての薬と同様に医師の指導下で使用される必要がある。自己診断の悪習慣が一般市民に存在し、このような取り返しのつかない重篤な健康被害をもたらす」と警鐘を鳴らした。
この男性のようにより長く勃起状態を持続させるために薬を使用することは珍しくはない。
同じく泌尿器科医のエメルソン・メデイロス氏によると、ブラジルだけでも毎年15万人が持続勃起症を発症していると言う。「持続勃起症は、性的パフォーマンス向上のためだけに、必要がないのに薬を使用する若い男性に多く見られる」と同医師は説明する。
持続勃起症は通常、性的興奮とは無関係に6時間以上も続く勃起で、しばしば痛みを伴う。これは、勃起不全などの薬物の使用を含む外部要因による場合が多いが、自然要因によって引き起こされることもある。また、抗うつ薬などの特定の薬物服用でも同症状が現れる場合があるという。


ペネグラはザイダス・グループが製造している薬です。内容はほとんどバイアグラと一緒でシルデナフィルが主成分になります。当然、バイアグラとほぼ同様の効果が期待でき、副作用も同じように火照りや頭痛、動悸、鼻づまりなどが出ると思います。
ザイダス・グループはインド国内第5位の医療用医薬品企業グループで、 1952年に設立され、世界60カ国以上で事業を展開しています。
インド国内で、約3,000名のMRが活動しており、循環器、消化器、女性ヘルスケア分野ではNo.1、 呼吸器用薬ではNo.2の医薬品市場のシェアを有しています。
また、日本にも支社があるというのも重要なポイントかもしれません。ただし、バイアグラの特許切れ後に正式にジェネリックバイアグラを販売する予定は今のところないようです。
世界展開している会社だけあって、ザイダスグループの工場は、US・FDA(米国食品医薬品局)、AFSSAPS(フランス医薬品庁)、 MHRA(英国医薬品健康食品庁)、ANVISA(ブラジル国家衛生検査庁)その他のGMP認証を取得しているため、技術水準も十分だと考えられます。