コロナ治療薬「デキサメタゾン」とは? | ぽちたま薬局スタッフブログ


新型コロナウイルス感染症の治療薬として国内で2番目に承認された「デキサメタゾン」という薬をご存知でしょうか。合成副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)で、免疫抑制、抗炎症、抗アレルギー作用があります。


厚労省 ステロイド薬・デキサメタゾンを新型コロナ診療の手引きに追記 ..

これまでのところ、COVID-19患者に効果があると証明された薬は、エボラ治療薬のレムデシビルだけだった。

3月に始動した新型コロナウイルス治療薬の無作為化臨床試験「リカバリー・トライアル」は、も調べたものの、心臓疾患や致死率の悪化につながるという懸念から、ヒドロキシクロロキンについては試験を中止した。

コロナ治療薬に「デキサメタゾン」…「レムデシビル」に続き2例目

国内でコロナ治療薬として承認されたため、現在供給不足に陥っており、適切な処方と使用が医師に求められています。

デキサメタゾンは英オックスフォード大が6月、新型コロナの重症患者の死亡率を減らすのに効果的だとする研究結果を発表していた。現在、新型コロナに薬が使われる場合、治療費は公費でまかなわれるため、患者の負担は発生しない。

コロナ治療薬である以下が対象となります。 (2023年8月21日現在)

は21日までに感染症の診療の手引を改定し、抗炎症作用のある剤「デキサメタゾン」を二つ目の治療薬と位置づけ、追加掲載した。の治療薬では、のベクルリー(一般名レムデシビル)がすでに承認されている。

の治療に使われる「デキサメタゾン」などの薬をめぐり、使うのが早すぎると、かえって病状が悪化するとの報告が国内外から相次いでいる。自宅療養をする人が事前にもらう場合もあり、医師らは指示に基づいて適切な時期に服用するよう呼びかけている。

[PDF] COVID-19治療薬デキサメタゾンの類縁物質分析


新薬として開発された薬は、開発されてから20年を超えると特許が解消されます。
そうして別の薬剤会社からも、同じ有効成分と含有量をベースとした、同等の効果を期待できる薬を開発する事が可能となります。
すでに開発された薬をベースにするため、開発料が安く済むので、販売価格も安く設定する事ができます。これがジェネリック薬です。
デキサメタゾンにもジェネリック薬が存在します。

さらに、新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」の患者が多く出ている貧しい国にとっても、安価なデキサメタゾンを使う治療は大いに役立つと期待される。