イソトレチノインの副作用として、主に以下のようなものがあげられます。


イソトレチノインの内服にともない肝機能異常や高脂血症、血球減少が生じることがあります。
必要時は内服開始時に採血を行います。
内服開始から1ヶ月後に必ず1回目の採血を行い、その後は2ヶ月ごとの採血を行います。
イソトレチノインの内服量を増量した場合も、増量から1ヶ月後に適宜採血を行います。
採血データに異常が生じた場合はイソトレチノインの減量、内服中止などを行います。


おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。

ニキビの保険診療など他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない場合には、イソトレチノインでの治療を検討する余地があります。イソトレチノインは塗り薬、飲み薬、レーザーやピーリングなどの施術を含め、効果が高い治療法のひとつです。ですが、副作用や仕様上の注意点があるため、治療の最初から内服を始めることは稀です。

また、飲み始めてから1ヶ月後には血液検査を行います。
これは副作用が出ていないかどうかを調べるためです。
血液検査の結果次第でイソトレチノインの影響があると判断された場合は、医師の判断で治療が中止となる可能性があります。

イソトレチノインの詳しい注意事項や副作用については、をご覧ください。

また、イソトレチノインは酒さにも効果的です。酒さは、赤ら顔や毛細血管の拡張、ニキビのようなぼつぼつが生じる皮膚疾患です。酒さでは毛細血管拡張や、鼻と頬、眉間など顔の中心部をメインに赤みが生じます。

また皮膚や粘膜の乾燥はほとんどの患者さまにみられる副作用です。
ドライアイ、口角炎や皮膚炎、鼻出血などが生じることがあります。

まれに急性膵炎、アナフィラキシーショック、うつ病、自殺衝動などが起きる場合があり、当院では1ヵ月に1回の診察と血液検査を行っています。

診察や血液検査で数値に異常が見つかった場合は処方を中止することがあります。

ただし、副作用で1割ほどの方に一過性の赤みが出ることがあります。

原因は明確になっていませんが、食べ物やストレスなどの体の内部環境、気温や紫外線などの外部環境、毛包虫(demodex folliculorum)などが関与しているといわれています。イソトレチノインは、皮膚下の毛を生成する毛包の環境を整えるため、酒さの原因菌とされる毛包虫を減らすことが可能です。

イソトレチノインは海外では広く知られているニキビの治療薬で保険適用の薬ですが、日本では自由診療となっています。

女性の場合、妊娠の可能性がある方や妊娠中は胎児の奇形や早産、流産などの重篤な副作用が報告されているため、服用することはできません。

【ニキビ/毛穴】第1回イソトレチノイン服用の疑問にお答えします

イソトレチノインは重症ニキビの治療薬に用いられ、強力な作用のある経口薬です。成分はビタミンA誘導体で、「ニキビ治療の切り札」と呼ばれるほど高い効果が期待されています。

イソトレチノインはニキビ・ニキビ跡、酒さ、毛穴や皮脂・毛穴のお悩みがある方に向いた治療方法です。


ニキビ治療薬イソトレチノイン(アクネトレント)の副作用とは? ..

非常に治りにくいと言われているタイプのニキビに「嚢胞性(のうほうせい)ざそう」という種類があります。海外ではこのような重症のニキビについて、イソトレチノインによる治療が推奨されています。また重症のニキビだけではなく、軽症~中等症であっても、他の治療で効果が実感できないような繰り返しできるニキビにイソトレチノインを処方することがあります。

【結論:ハゲない】 安心して大丈夫だと思います! ただし、やはりアキュテインはしっかりと医師の指導のもとで治療するのが良いと思います。

イソトレチノインは日本では未承認医薬品となるため自由診療になります。
ここでは、イソトレチノイン服用にあたっての注意点を解説します。

イソトレチノインが髪の毛に与える影響と抜け毛の理由を解説します。薄毛の悩みを抱える方必見! #ニキビ #ニキビケア #イソトレチノイン」。

【諸外国における安全性に係る情報】
米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。
胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。

ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin

イソトレチノインによるニキビ治療は、即効性のあるものではなく、効果が現れるまでにある程度の時間を要します。一般的に、

イソトレチノインの主な副作用とリスクは以下の表の通りです。

皮脂腺そのものを小さくする効果があるのがイソトレチノインの特徴ですので、治療後であれば皮脂分泌が過剰に増えることはありません。むしろ数年間は、皮脂分泌は元よりも抑えられたまま維持されることがわかっています。

イソトレチノインには、以下の効果があります。

イソトレチノインは医師の指導のもとで使用される薬です。当院でも処方するときは診察と採血が欠かせませんし、とはいえ、いずれ保険適用になるかも……という噂もあるにはあります。

さらに注意したい副作用は以下の通りです。

副作用の中でも口唇炎や唇の乾燥は起きやすく、イソトレチノインの服用量が多くなるほど起こりやすいとも言われています。

ニキビのイソトレチノイン治療ならうらた皮膚科へ|名古屋市

イソトレチノインは軽度なニキビから重度なニキビ跡まで効果が期待できる内服薬です。これまでニキビ治療を行なっても効果が出ず、諦めてしまった方に向いているとされています。

ニキビ薬のイソトレチノイン(アキュテイン)の怖い副作用

しかし、何らかの原因で肌バリア機能がうまく働かなくなったり、炎症が生じて毛穴が詰まってしまうと、皮膚の中に皮脂や角質などの汚れが溜まります。
そこにニキビ菌(アクネ菌)が繁殖してしまい、ニキビ菌と戦うために免疫細胞が集まることで、強い炎症を起こして赤く腫れます。

アキュテインの副作用でハゲるってマジ!?【ロアキュタン】

また、イソトレチノインの服用中は、鼻の乾燥や日光過敏症もよくみられます。
日頃から保湿剤を塗ったり日焼け止めや日傘を使用したりし、なるべく副作用症状を防ぎましょう。

イソトレチノイン副作用 抜け毛

・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など

イソトレチノインは皮脂腺のアポトーシスを促すため 8、治療後もある程度は皮脂量の減少を認めます。 しかし、収縮した皮脂腺のサイズはもとに戻るため、大部分の皮脂は戻ります。

そのような場合は医師の判断により、イソトレチノインの服用量を40mgまで増量することも可能です。

イソトレチノインは怖い?副作用や注意点について

イソトレチノイン(アクネトレント)には後述する注意点があるので最初からニキビ治療に使う飲み薬ではないですが、重症ニキビだけでなく、軽症〜中等症でも繰り返すニキビには処方することがあります。ほかの外用薬や内服薬で治らない場合はニキビ跡が目立つ前に、重症でなくても少ない量でイソトレチノインを内服するというのが世界的な治療の流れになっています。

イソトレチノイン(内服薬)のニキビ治療の効果・副作用を解説

また、イソトレチノインは皮脂の分泌を抑える作用もあるため、毛穴のつまりも解消できると言われています。

イソトレチノインを服用し始めた初期に、一時的にニキビが悪化する「好転反応」と呼ばれる現象が起こることがあります。 これは、薬の効果によって皮膚のターンオーバーが促進され、毛穴の中に溜まっていた古い角質や皮脂が排出されるためです。 通常、数週間で落ち着きます。 イソトレチノイン服用中のスキンケアはどうすればいいですか?

服用期間内にレーザーや光治療を受けるとリスクが上がるといわれていましたが、今ではほとんどのレーザー(炭酸ガスレーザーを除く)、光治療においてはイソトレチノインが原因でリスクが上がることはないとわかっています。ただ傷跡が残りやすくなるので、ほくろ除去や、切開するようなオペは4週間ほどの休薬が必要になります。目も乾燥してドライアイになるのでレーシックも同様に休薬が必要。ちなみに埋没法の二重手術ならOKです。

イソトレチノインの副作用は怖い?注意すべき副作用を紹介

おおしま皮膚科では、イソトレチノインを服用するときは必ず血液検査を実施し、副作用の早期発見ができるようにしています。