一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
イソトレチノインは酒さのポツポツに対しても有効な治療で、メトロニダゾール、アゼライン酸、イベルメクチンといった酒さの塗り薬やビブラマイシンなどの酒さの抗生剤で治らない場合に試す価値があります。
しかし、内服薬であることから、副作用が気になる人もいるのではないでしょうか。
酒さにイソトレチノインを使用する場合はニキビに使用する場合よりも通常期間は短くてよく、4-6ヶ月程度を1クールとすることが多いです。
・医師の診察
治療適応があるかどうか診察いたします。
当日はお肌の状況をお写真で記録させていただきます。
副作用や採血の必要性についてに説明致します。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
ニキビは治療を受けずに放置していると、少しずつ症状が悪化してニキビ跡の原因になってしまうかもしれません。とくに膿の詰まった赤みのあるニキビ(嚢胞性ざ瘡)は難治性のニキビで深い場所の組織まで炎症が波及するため、ニキビ跡が残りやすいニキビです。イソトレチノイン以外の施術や治療で期待した効果を実感できないときには、早めにイソトレチノインの治療を開始することで、ニキビ跡の症状が悪化するのを防げるかもしれません。
・1日1回1カプセルを食後に内服します。
(*必ず食後に内服してください。)
・飲み忘れた場合は、次の日にその日の分量のみ内服してください
(*過剰摂取しないように注意してください)
・ニキビの再発抑制効果を得るためには最低でも6か月間内服いただくことをおすすめしております。
・イソトレチノインの開始には事前の血液検査が必要になります。
・内服開始後も定期的に採血が必要です
(*採血料も自費となり1回2,500円ご負担いただきます)。
・女性は月経開始を2、3日確認してから、本剤内服を開始してください。
・女性は内服中ならびに内服終了後最低でも1ヶ月間は避妊してください。
・内服中、内服終了後2ヶ月間は献血をしないでください。
・内服中は日光過敏となる可能性があるため、日焼け止めを使用し、長時間紫外線にあたらないように注意してください。
上記で解説したように、イソトレチノインは妊娠中の人は服用できません。
そのため、イソトレチノインの服用を検討する際は、今回解説した内容を参考にしながら、医師に相談の上、服用しましょう。
しかし、胎児奇形以外の副作用は軽微なものであり、経験のある医師の指示に従って服用すれば、問題ないでしょう。
飲むニキビ薬「イソトレチノイン」は怖い?副作用や服用時の注意点
イソトレチノインにはニキビ跡の症状に直接作用するような働きは期待できません。ただしイソトレチノインによりニキビを治療することで、ニキビが長引いたときにできるニキビ跡を防ぐ働きが期待できます。
鼻の黒ずみでお悩みだった20代女性の患者様。酒さによるぼつぼつも気になっていたのでイソトレチノインで治療を開始したところ、1ヶ月後には酒さのぼつぼつは消え、毛穴の黒ずみもほぼ消失しました。他にも肌質がツルッとして改善したりと鼻の黒ずみ以外にも全般的な効果が早い段階で出ました。
内服開始後1週間では逆に赤いぼつぼつが増えてしまい心配でしたが一過性で、1ヶ月続けてもらったところいい結果が出ました。
食後服用がおすすめです。イソトレチノインは脂溶性のビタミンAのため食後に服用することで食事の脂肪分により吸収されやすくなります。
★妊娠している女性に投与すると、流産や胎児奇形を引き起こす可能性があります。
※必ず、次の月経が始まって2,3日過ぎるのを待ってから服用を開始してください
※治療中止後、1ヶ月間は避妊してください
イソトレチノインには、併用できない薬があります。服用中の薬を医師にお知らせください。 Q
アクネトレント10mgは1カプセル400円、20mgは1カプセル600円となります。
(*いずれも税込み価格です。)
通常20mgを1日1回内服します。
(*体重によっては30〜40mgの内服をおすすめする場合があります。)
アクネトレント20mgを1日1カプセルで30日間内服すると18,000円になります。
1日40mgで内服する場合はアクネトレント20mgを1日2錠内服しますのでの倍のご負担になります。
1日1回、必ず食後に服用をお願いします。 治療期間は1クール15〜20週間となります。 1箱(10mg30錠) 11,550円(税込)
その他の副作用は容量依存性に出るものが多く、日本人の多くの人の飲み方ではでることは稀です。
重症ニキビに使用されるイソトレチノイン(アクネトレント)の効果は?
とくに注意するべきポイントを以下で解説するので、イソトレチノインを服用する際は、必ず理解しておきましょう。
イソトレチノインは怖い?安全に服用するためのポイントを徹底解説
イソトレチノインの内服にともない肝機能異常や高脂血症、血球減少が生じることがあります。
必要時は内服開始時に採血を行います。
内服開始から1ヶ月後に必ず1回目の採血を行い、その後は2ヶ月ごとの採血を行います。
イソトレチノインの内服量を増量した場合も、増量から1ヶ月後に適宜採血を行います。
採血データに異常が生じた場合はイソトレチノインの減量、内服中止などを行います。
インスタライブにてイソトレチノインについての質疑応答を行っています。ご興味のある方はご参加くださいませ。 ..
イソトレチノインには、ニキビの原因である皮脂の過剰分泌や角化の異常を抑えて既存のニキビを減らすなどの作用があります。薬剤には、以下のような種類があり、全て薬の作用は同じです。
本日は、イソトレチノイン服用に関するご質問にお答えいたしました。 イソトレチノインに関するご質問は、コメント欄でも多くいただいております。
個人輸入の場合、適切な成分量であるかも怪しいですし、類似品である可能性もあります。
1日の服用量 必要な服用期間 20mg 300日(約10ヶ月)
個人輸入された医薬品等の使用リスクに関する情報は「」をご確認ください。
ニキビ跡のクレーター・毛穴でお悩みの方へ「花房式ニキビ跡治療」
また、厚生労働省がイソトレチノインの個人輸入をしないように勧告を出しています。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
・催奇形性(胎児への影響)
*女性は必ず避妊する必要があります
- 内服中ならびに、内服終了後1ヶ月間 *妊娠の可能性が少しでもある方は使用できません。
・皮膚の乾燥(特に唇の荒れ、肌のかさつき)、敏感肌
・眼症状 (ドライアイ、眼瞼炎、結膜炎、視力障害)
・鼻出血 (鼻粘膜の乾燥)
・肝酵素や脂質(中性脂肪、コレステロール)値の上昇
・頭痛
・関節痛・筋肉痛・骨痛
・光線過敏
・脱毛
・うつ症状の悪化(*イソトレチノインとの因果関係は不明)
・消化器症状(吐き気、下痢、嘔吐)
・息切れ、胸の圧迫感、過度の発汗
・高用量で用いた際に身長の伸びが止まる可能性があります
・発疹、湿疹、薬疹など
イソトレチノイン(ロアキュタン)でニキビ治療|クリニーク福岡天神
使い方には経験を要する薬なので個人輸入はせずに、必ず医師の診察を受けて服用しましょう。
ただし、この患者さんは4ヵ月目に軽度の肝障害が出現したため、イソトレチノインの内服はいったん終了となっています。 ..
定期的な採血検査が必要です。採血検査を行い、副作用がないことを確認しています。
※採血についても、自費診療となります。
イソトレチノイン、せっかく飲むなら再発なく飲みたい!飲み ..
非常に治りにくいと言われているタイプのニキビに「嚢胞性(のうほうせい)ざそう」という種類があります。海外ではこのような重症のニキビについて、イソトレチノインによる治療が推奨されています。また重症のニキビだけではなく、軽症~中等症であっても、他の治療で効果が実感できないような繰り返しできるニキビにイソトレチノインを処方することがあります。
イソトレチノイン内服治療(10mg)30錠(30日分)の施術チケット
•毎日、1日1回、必ず食後に内服してください。 (投与量が多い場合は1日2回とすることがあります。)
•内服を忘れた場合でも、1度に2回分を服用することは避けてください。
•通常の開始投与量は、体重(kg) あたり0.5 mg/日を目安にしています。
(40~50kg台:20mg/日、60~70kg台:30mg/日)
•1クールの治療期間は16~24 週間です。
•治療の最初の数週間でニキビが悪化することがあります。多くは、2ヶ月程度で改善がみられます。
•2ヶ月経過しても効果が乏しい方は、1mg/日/kgまで投与量を増量することがあります。
•多くの方は1クールで十分ですが、2クール目を希望される場合でも、少なくとも2ヶ月の休薬が必要です。
SKIN MAKE OVER FOR ACNE | U CLINIC SHINJUKU
上記のような副作用があるとされていますが、先述したように欧米ではメジャーな薬なので、必要以上の心配はいりません。
服用されているお薬がある方は、医師へお申し付けください。 ビタミンA ..
ニキビの保険診療など他の治療で2ヶ月ほど治療しても改善がみられない場合には、イソトレチノインでの治療を検討する余地があります。イソトレチノインは塗り薬、飲み薬、レーザーやピーリングなどの施術を含め、効果が高い治療法のひとつです。ですが、副作用や仕様上の注意点があるため、治療の最初から内服を始めることは稀です。