一般名:イソトレチノイン(ISOTRETINOIN)カプセル 10mg、20mg
内服を一定期間続けた後に、軽度のニキビが出ることもありますが、その際は、ベビオゲル、ディフェリンベル、アゼライン酸などのニキビの塗り薬で対応します。
それでも繰り返すようなら、もうワンクール(基本6ヵ月+6ヵ月)内服を続けることで、ほとんどの人が治癒できます。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の個人での輸入は可能ですか?
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
イソトレチノインを内服する期間は、通常は5ヵ月程度です。
ただし患者さまの状態によって異なります。当院では、次のような治療期間を設けています。
未成年でもイソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)治療を受けられますか?
副作用は、イソトレチノインの用量が増えるほど起きやすくなります。
日本人は欧米人より少ない投与量で治療可能なことが多いため、副作用は起きにくくなっています。
注意すべきことは、女性の場合、イソトレチノイン内服中と内服後の約1ヵ月は、胎児奇形の恐れがあるため妊娠を避けることです。
パートナー(男性)のイソトレチノインの内服でも危険性があるので、飲まないようにしましょう。
その他には、90%以上の人が、肌や唇の乾燥が気になるようですが、稀に次のような症状が出ることもあります。
その都度、医師と相談の上対処しましょう。
【入手経路】
医師らが個人輸入しています。
イソトレチノインの個人輸入についての厚生労働省の注意喚起はこちらをご確認ください。
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)治療中に、レーザー治療は受けられますか?
ニキビの原因には、皮脂の過剰な分泌が関係しています。イソトレチノインは、皮脂腺を退縮させる働きにより、過剰な皮脂分泌を減らす効果が期待できます。
ニキビの原因には、毛穴が固くなって塞がりやすくなる角化異常が関係しています。角化異常があると、それだけ皮脂が毛穴に詰まりやすくなってしまうのです。イソトレチノインは皮膚細胞にアプローチして角化異常を正常に整える働きが期待できます。
イソトレチノインの他、「ロアキュテイン」「イソトロイン」「アクネトレント」などと呼ばれます。
③乾燥
イソトレチノインを飲んでいると皮脂腺の働きが弱まるため、必然的に肌が乾燥しやすくなります。そのため乾燥肌の方や真冬の時期は少し使いづらさを感じる場合があります。
とはいえ当院のように我々皮膚科医が常駐しているのであれば、しっかり保湿剤を処方したりスキンケアのやり方をご案内しますので、それで乗り切れる方がほとんどです。
②女性の場合、妊娠中・妊活中は飲めない
妊娠中に飲むと赤ちゃんの奇形の発生率が高まるため、妊婦さん・妊活中の方は飲めません。
ただイソトレチノイン自体は体からすぐ排出されるので、飲み終わって1ヶ月経てば普通通り妊娠していただいて大丈夫です。妊娠中・妊活中は絶対に飲めないので注意してください。
下記に当てはまる方は、イソトレチノインを処方できない可能性があります。
【未承認機器・医薬品等】
イソトレチノインは、日本国薬機法上の医療薬品として認証・承認を得ていない医薬品です。
イソトレチノインはこのようなニキビに悩む方におすすめの治療薬です。
イソトレチノインは、体重1kgあたりの積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。
イソトレチノインの服用期間は、絶対に妊娠しないようにしてください。
イソトレチノインの服用は、一般的に重症化したニキビが対象となりますが、軽い症状や中等症の場合でも、効果が得られます。
中程度以下のニキビでも、何度も繰り返すニキビは不快なものですが、イソトレチノインを服用することで改善できます。
ただし、体質によっては完治が難しい場合や副作用が出ることもあるので、主治医と相談の上、納得してから服用するようにしましょう。
文責 いりなか駅前皮フ科ビューティークリニック 院長 祖父江 千紗
イソトレチノインは難治性ニキビや、軽症~中等症であっても何度も繰り返して治らないニキビの治療に適しています。
日本では認可外ですが、欧米では標準治療として選択肢のひとつとなっています。
イソトレチノインはネットでも購入可能ですが、安易な購入はリスクが高まるため、医療機関で処方してもらいましょう。
重症のニキビでお悩みの方は、
①イソトレチノイン治療では頻回の採血検査の必要性は否定されている
当院ではイソトレチノイン以外にスピロノラクトンによるホルモン治療も行っています。作用メカニズムの観点から女性のみ対象となりますのでご注意ください。スピロノラクトンは利尿薬や心不全治療薬として使われる薬剤ですが、抗アンドロゲン作用があり男性ホルモンを抑え、ニキビに対して高い有効性があることが知られています。イソトレチノインほどではありませんが、通常の保険治療よりも強力な治療効果が期待できます。また安全性が高く、イソトレチノインよりも治療費を抑えることができます。デメリットとして効果が現れるまで多少時間がかかり、中止後は再発しやすいことです。内服4カ月(早ければ1~2カ月)で徐々に効果が現れ、1年後の有効率は95%以上です。
イソトレチノインの代表的な薬には、アキュテイン、ロアキュタン、イソトロイン、アクネトレント、アキュファインなどの種類があります。
過剰に免疫反応がはたらくことで炎症が発生します。
イソトレチノインは、免疫反応を調整する作用があり、ニキビの赤みや炎症を静めます。
飲むニキビ薬「イソトレチノイン」は怖い?副作用や服用時の注意点
【諸外国における安全性に係る情報】
米国のFDA(食品医薬品局)など諸外国で承認されています。
胎児の催奇形性、鬱、精神病などの精神疾患の副作用も報告されています。
ロアキュタンは経口イソトレチノインというビタミンA類似薬です。 皮脂の分泌を抑え、抗炎症効果もあり
原因は、頭蓋内圧亢進によるものです。頭痛がひどい場合は医師と相談の上、服用を中止します。
その他にも、筋肉痛や関節痛、骨痛が起こることもあります。軽度であれば問題ありませんが、ひどい場合は医師に相談しましょう。
その他にも、血液検査によって、肝機能や脂質関連の数値が上昇する場合がありますが、適宜検査をしながら、継続するか止めるかを決めていきます。
イソトロイン(イソトレチノイン)はニキビへの治療で用いられる内服薬です。 ..
治療前、治療後1ヶ月、その後は3ヶ月に一度は採血が必要となります。
採血項目は血算、肝機能、クレアチニンキナーゼ、高脂血症、高コレステロールの検査が最低限、必要です。
イソトレチノイン(別名:アキュテイン)に対して、厚生労働省より以下の ..
①最重症の方
保険治療で治らない最重症の人はむしろイソトレチノインを飲むべきです。
先発薬と後発薬の成分に違いはなく、イソトレチノインを主成分として製造されています。 ..
非常に治りにくいと言われているタイプのニキビに「嚢胞性(のうほうせい)ざそう」という種類があります。海外ではこのような重症のニキビについて、イソトレチノインによる治療が推奨されています。また重症のニキビだけではなく、軽症~中等症であっても、他の治療で効果が実感できないような繰り返しできるニキビにイソトレチノインを処方することがあります。
イソトレチノインの経過を写真で解説します【ロアキュタン・アキュテイン】 ..
イソトレチノインの重大な副作用として、流産や胎児奇形があります。
そのため、イソトレチノインの服用中、および服用終了後は必ず避妊してください。
女性は6ヵ月間、男性は2ヵ月間、避妊が必要となります。
また他の主な副作用には、発疹、皮膚の乾燥、頭痛、視覚障害、筋肉や関節の圧痛、悪心、嘔吐、鼻出血、うつ病、自殺企図などがあります。
アキュテインという薬剤のジェネリック医薬品で、比較的安価となっています。 主成分のイソトレチノインは、皮脂の分泌を抑え、毛穴を小さくす.
イソトレチノインは医薬品医療機器等法上、未承認医療機器です。
【最新 トレンド治療】皮膚科専門医が教える ジュベルック・レニスナの違い.
体重50kgの人の場合、1日25mgの服用を240日間(約8ヵ月)続ければ、イソトレチノインの服用を中止しても再発が起こりにくくなる算出方法です。
内服には サプリメントのビタミンA や ロアキュテインやアキュテインと呼ばれる単一構造のビタミ ンA(イソトレチノイン)薬があります ..
もちろん例外はあり、イソトレチノインの用量、皮膚の状態、レーザーの種類、出力などのパラメーターによって、個々の症例で適切に判断する必要があります。
イソトレチノイン20mg10錠(トレティバ). 海外で広く使われている難治性ニキビ治療薬「アキュテイン」のジェネリック医薬品です。
初期量として1日100~200mgで開始し、効果判定しながら徐々に減量します。費用を抑えつつも即効性と高い有効性を狙うなら、最初の1~2カ月間はイソトレチノインを内服し、その後はスピロノラクトン少量内服に切り替えてメンテナンスを図るという方法もあります。別の方法としてイソトレチノインを5~6ヵ月内服して寛解状態を得てから、再発予防目的にスピロノラクトンを少量で数カ月~2年程度内服するのも悪くはありません。