5歳の子供の薬についてなのですが、カルボシステインシロップ用50%とフェキソフェナジン塩酸塩シロップ用…
もちろん、「鼻汁がダラダラ垂れて辛い、仕事にならない、日常生活に差し支える」といった方にはご相談のうえで漢方薬を処方しています。その時に一番よく使うのが葛根湯加川芎辛夷という薬です。麻黄(西洋薬で言うところのエフェドリン)が含有されており風邪のひき始めの水様性鼻汁に著効することがあります。
日本では、風邪の鼻水・鼻づまり(鼻閉)の治療薬として抗ヒスタミン薬(ペリアクチン、ポララミンなど)がよく処方されています。
また、2歳未満のお子さんは1年間に風邪を引きます(成人は1年間に2~3回ぐらい)。子供にとってかぜを引くのはある意味自然なことなのだと思います。
判断に迷いながらも風邪の鼻汁を疑った場合、成人も子供もなるべく薬は処方せず鼻汁吸引か鼻をよくかむことをお勧めさせて頂いています。
子供の鼻水について | 南加瀬ファミリークリニック | 川崎市幸区
発熱、のどの痛み、倦怠感や身体の節々の痛みなど他の症状はなかったか、周囲に風邪っぽい人はいなかったか、毎年この時期になると同じような鼻汁は出ていないか、etc。
風邪は基本的には自然に治る病気です。鼻水や咳があっても、元気に過ごしているならば、特に薬は必要ありません。しかし、鼻水や咳が酷くて眠れない、食欲が低下しているなどの症状があるときには薬剤を使用します。この風邪は様子を診ていて良いの?と疑問に思うこともあると思います。その時は内科、小児科を受診して、重篤な所見が無いのかを確認して、必要最低限の薬剤で対応するのが良いと思います。
鼻症状に働きかける抗ヒスタミン薬などの成分は、市販の鼻炎薬だけでなく、ほとんどの風邪薬にも配合されています。
加湿や休養などです。こうすれば治ります、というのはありません。そして、子供の風邪は1~2ヶ月程度持続することが多いとされ、大人より罹患期間が長いのが特徴です。また、大人は年に4~5回風邪をひきますが、子供は年に10回以上風邪をひくため、治りきる前に次の風邪をひく、というのを繰り返します。
夏に子供がかかりやすい、いわゆる夏風邪は梅雨ごろから徐々に増えてきます。3大夏風邪と言われているヘルパンギーナ、手足口病、咽頭結膜熱の3つについて順番に見ていきます。今回はヘルパンギーナについてです。
子どもの風邪は、主に鼻のウイルス感染が原因であり、三大症状として ..
お子さんの風邪の9割はウイルス感染です。そのため、抗生剤は原則不要です。のどが腫れている時(扁桃炎)、耳に違和感があるとき(中耳炎)、鼻水がでて頭が重い時(副鼻腔炎)の時には抗生剤処方を検討しますが、基本的には症状を抑える薬を使用し、3~4日しても症状はピークを越えないときに抗生剤を処方します。
一方で、Aの風邪の鼻水について。抗ヒスタミン薬は風邪の鼻水を減らす効果は無いです。また抗ヒスタミン薬のデメリットとして、眠気、活動性の低下があります。そのため、風邪による鼻水の場合には、抗ヒスタミン薬は効果がなく、さらに眠い・活動性低下といった副作用を生じるため、処方を避けるべきであるとされます。