デュタステリドを服用する際には、次のようなことに注意しましょう。


2018年10月の段階では、日本国内で認められているザガーロのジェネリック医薬品は存在しません。
そもそも、ザガーロは2015年に承認され、2016年に発売されたばかりの新薬ですので、当面の間は日本国内でザガーロのジェネリック医薬品の製造・販売をすることはできません。海外では安価なザガーロのジェネリック医薬品が製造・販売されており、日本国内でも海外ネット通販・個人輸入などを通じて入手することは可能です。しかし、海外ではAGA治療薬の偽物も多く流通していますし、本物であっても品質に保証はありません。そのため、期待する効果を得ることができなかったり、重篤な副作用・健康被害などのリスクもありますので推奨されません。安全に使用するために、専門クリニックや一般病院での処方を受け、正規のザガーロを購入するようにしましょう。


これらのAGA治療薬は効果がそれぞれ異なるため併用が可能です。

ザガーロとは、グラクソ・スミスクライン社が開発した、男性型脱毛症(AGA)の内服薬です。で、0.1mgと0.5mgの2種類のカプセルが上市されています。AGA治療薬として承認される前から、前立腺肥大症の症状を改善する効果も示されていました。

男性型脱毛症(AGA)の治療薬として2015年には厚生労働省から承認を得て、日本国内でも販売が開始されました。元々は前立腺肥大症の治療薬として使用されていましたが、発毛効果が証明され現在ではAGA治療でも処方されています。

デュタステリドの重大な副作用には、以下のような症状が見られます。

とはいえ、2~3日に1回のような服用間隔だと薬の効果を十分に得られないため、1日1カプセルの用法・用量は守るようにしましょう。

ただし、飲み忘れたからといって、飲み忘れた日数分をまとめて飲む必要はありません。デュタステリド(ザガーロ)の血中半減期(薬の血中濃度が半減するまでの時間)は約2週間と長く、数日飲み忘れたとしても薬の効果に大きな影響はありません。

作用機序が同系統なので、デュタステリドとフィナステリドの併用はできません。

ザガーロのみでもAGA治療の効果は期待できます。ただし、ザガーロは抜け毛を抑制する治療薬のため、発毛を促進するミノキシジル(内服薬・外用薬)と併用することで、より高い治療効果が期待できます。当院では、患者様の頭髪の状態や、希望される治療効果にあわせて、適した治療薬の処方をさせていただきます。

AGAヘアクリニックがフィナステリドの代わりにデュタステリドをお勧めするのには2つの理由があります。ひとつはフィナステリドより効果が高いとされていること。もうひとつはフィナステリドが効かない患者様にも効果が期待できることです。患者様の中には、フィナステリドの効果が出にくい方もいらっしゃいます。フィナステリドの効果予測の指標として遺伝子検査がありますが、遺伝子検査において効果がでやすいという結果であったとしても実際には使用してみなければフィナステリドが効くかどうかはわかりません。そのため最初からデュタステリドを使用することで、フィナステリドの効果がないであろう患者様にも効果を実感していただける可能性が高まります。

デュタステリド(ザガーロ)を服用すると、生え際から頭頂部にかけて発毛できます。

2015年に厚生労働省の承認が下り、日本国内での販売がスタート。韓国に次ぎ、世界で2番目に販売が承認されました。前立腺肥大症の治療薬として普及していたことから、幅広い年代の成人男性に安全性が高いと評価され、すみやかに承認されたのだと考えられます。

AGA治療薬に使用される有効成分には、デュタステリドのほかにフィナステリド(商品名: プロペシア)が知られています。ともに5αリダクターゼに作用する薬ですが、AGAに対してより高い効果が見込まれるのはデュタステリドです。


デュタステリド(ザガーロ)に細かな服用時間は定められていません。

なお、報告されている副作用には脱毛症も含まれています。これは主に「初期脱毛」と呼ばれるもので、服用を始めた頃に一時的に抜け毛が増える現象です。多くは1~3ヶ月でおさまるため、初期脱毛が見られても様子を見ながら服用を継続するのが一般的です。

そのため、年齢は問わず女性への内服薬の投与は禁忌とされています。

ザガーロはAGAの原因物質であるDHTの生成を抑制することによって、進行を食い止め、ヘアサイクルを正常な状態に戻すことによって、改善効果が期待できる治療薬です。
すでにご紹介しましたが、臨床試験でもザガーロを服用することによって発毛が認められています。とはいえ、ミノキシジル外用薬のように直接毛母細胞に働きかけるといった積極的な発毛効果はないことから、その効果には限界があるといえます。そのため、ザガーロはミノキシジル外用薬と併用することによって、より高い効果を期待することができます。

以下の表は、デュタステリドとフィナステリドを比較したものです。

内服薬としてのミノキシジルは男性型脱毛症診療ガイドラインにてD判定(行うべきではない)を受けており、有用性に関しては臨床試験が実施されていない理由からD判定となっています。

デュタステリドの服用を開始すると、一時的に抜け毛が増えることがあります。

より高い効果を得たいからといって用法・用量を守らずに多量のデュタステリド(ザガーロ)を服用すると、思わぬ副作用や健康被害につながる可能性があるため注意しましょう。

ミノキシジルの内服薬について詳しくはこちらをご覧ください。関連:

デュタステリドは肝臓で代謝されるため、すでに肝機能障害のある方は服用できません。

デュタステリドと併用してはいけない禁忌薬(飲み合わせの悪い薬)はありません。

なお、フェナステリドはデュタステリドと同じ作用を持つため、たとえ併用しても効果が上がるわけではありません。フィナステリドの服薬で効果が実感できない方は、医師に相談の上、デュタステリドへの切り替えもご検討ください。

個人差はありますが、早ければ6ヶ月で効果を実感できる可能性があります。

デュタステリド(ザガーロ)の用法・用量は、1日1カプセルと決められています。これは、0.1mg・0.5mgどちらの場合においても同じです。

ザガーロジェネリック(デュタステリド錠)は、2020年に国内で製造開始されました。

また、重大な副作用として肝機能障害が報告されています。発熱や吐き気、黄疸の症状があらわれた場合はただちに服用を中止し、医師の診察を受けてください。

ザガーロカプセル(デュタステリド)とは? ~効果や副作用について

しかしながら、現在AGA治療を専門におこなっているほとんどのクリニックでは、発毛効果の高さから海外で製造されたミノキシジルの内服薬を輸入の上で処方を実施するという現実があります。

ザガーロ(デュタステリド)とは?効果や副作用、正しい服用方法を解説

胎児や母体への影響はほとんどないとされていますが、子作りを希望している方は服用を控えた方が良いです。

しかし2009年9月より新しい作用機序をもつ5α還元酵素阻害薬(デュタステリド)が日本で発売され、現在急速に広まりつつあります。 ..

副作用は一時的なものであり、服用を中止してしばらくすると消失するケースが多いです。

内服治療:デュタステリド(ザガーロ)を含む7種類の豊富な内服薬

デュタステリドは肝臓で代謝される治療薬であるため、肝臓にある程度の負担がかかります。そのため、もともと重度の肝機能障害を持つ方はデュタステリドが上手く代謝されず副作用が強く出る恐れがあり、服用については注意が必要です。

内服薬ザガーロ・デュタステリド | 駅前AGAクリニック 大阪梅田院

なお、医師によるミノキシジル内服薬の輸入に関しては、医療法に基づき、医師の裁量権の中で患者に処方しても全く問題がないとされています。

CQ2:デュタステリドの内服は有用か? 推奨度:A(男性型脱毛症),D(女性型脱毛 ..

ザガーロの適応症はあくまでAGAのみです。そのため、円形脱毛症など、他の脱毛症への治療に使用することはできません。有効性も確認されていませんので、そもそも効果が得られない可能性が高いといえます。
それぞれの脱毛症に適した治療法・対策がありますので、薄毛専門クリニックや皮膚科などで適切な治療を受けることをおすすめします。

デュタステリド服用中であることを伝えておきましょう。 ミノキシジル内服薬/外用薬

また、フィナステリドは服用するだけでなく皮膚表面から吸収される事で同様の作用が認められる為、薬に触れる事も禁忌とされており、男性が服用する際も薬の管理自体をしっかりとする必要があります。

ジェネリック医薬品なのでデュタステリド(先発品)に比べて安く購入することができます。 服用についての注意事項

AGAヘアクリニックではフィナステリドやデュタステリドを処方する際に「ミノキシジル」の併用をお勧めすることもあります。これらの治療薬を含め患者様の治療方針は一人ひとりのお悩みや体調に応じて最良のものを提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。

内服型のAGA(男性型脱毛症)治療薬であるザガーロ(デュタステリド錠)の処方価格・効果・副作用・用法・ジェネリックについて解説します。

デュタステリドは男性ホルモンに関与する治療薬ですので、妊婦である女性が触れた場合、胎児への男性機能の成長に問題が生じる可能性があります。妊婦、あるいは妊娠の可能性がある女性が触ってしまった場合は、直ちに石鹸や流水で洗い流してください。