ニキビ治療にイソトレチノインを使ってみたいと考えている方は、参考にしてください。
(*)必須なものではありませんが、トレチノイン、ハイドロキノンと一緒に使用することにより美白の相乗効果が得られるため、お奨めいたします。ビタミンCローションは場合によっては少ししみる方もいらっしゃいますが、アレルギーなどの副作用がまったくないものです。
ビタミンCは直接肌に塗っても浸透しないのですが、当院でご紹介しているものはビタミンCの誘導体という形なので、効果があります。統合的な治療をお奨めいたします。
イソトレチノインを辞めた後も、ニキビの再発を防ぐ工夫が必要です。
グー薬局では、イソトレチノインのジェネリック医薬品や、その他ニキビに効く外用薬も取り扱っているので、ニキビにお悩みの人はぜひご覧ください。
トレチノイン使用中は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態になっています。そのため、紫外線のケアが悪いとかえってしみを作る事になりかねません。を使ってください。当院で扱っております。
また、皮膚の角質層がはがれるため、皮膚のバリアー機能や水分保持機能がなくなった状態にもなっています。乳液や保湿剤で十分なケアをする必要があります。保湿、紫外線ケアをした上で、普段通りにメイクして結構ですが、できれば遮光用ファンデーションなどを使用してください。肌がひどく乾燥して、治療が必要な状態になった場合は、当院皮膚科でお薬を処方することもあります。その場合の治療は、保険診療の対象となる場合もございます。
おおしま皮膚科でのイソトレチノインを使用したニキビ治療の流れです。
時間に余裕があれば、朝とお風呂上がりに1日2回塗布します。時間がない場合は夜のお風呂上がり1回からはじめます。
ちょっと赤くなってわずかに皮膚がポロポロと剥けるくらいなら、そのまま継続してください。赤みが強い、皮膚の刺激感がある場合は塗布回数を1日2回なら1回へ、1日1回なら2日に1回に減らします。症状が治まれば元に戻します。
1ヵ月ほどしても効果が見られないときは1日2回であれば塗布量を増やします。やや厚めに塗布します。1日1回であれば2回にしてください。
医療機関では自由診療のみの処方となり、医師によってイソトレチノインによる治療が適切かどうかを診断されます。
薬機法による条件があるものの、イソトレチノインは個人輸入が可能です。
イソトレチノインはビタミンAの一種で、皮脂の過剰分泌を抑えるとともに、抗炎症作用もあるとても優れた成分です。
さて、お話は当院でも治療件数の多いゼオスキンヘルスです。多く治療を行なっているがゆえに、再度基本からオバジ論を見直してみようと思いました。
(※ゼオスキンヘルスとは米国のオバジ先生が開発したしみや色むら、ニキビなどを総合的に治療するスキンケアプログラムのことです。そして美容皮膚科学会にて野本真由美先生がさらに私見を加えてご講演してくださっており、そちらのレポートも拝読させていただき今回のブログを書いています。)
私はしみや肝斑などの色素性疾患や難治性のニキビは積極的にゼオスキンヘルスによる治療を取り入れています。
ゼオスキンというと、ビタミンAを使用し、いわゆる皮剥けの反応をさせて皮膚をきれいにするというイメージがあるかと思います。しかしそこには、ただ反応を起こせば良いかというわけではなく、一人一人の疾患を的確に診断し、プログラムを年間を通して作成するというプロセスが必要となってきます。
当院では、診察なしでの製品の販売はしていません。なぜなら、使用方法が異なると症状の悪化や改善がみられないなど、
トラブルが生じることもありますし、あくまでも治療の一環としてゼオスキンを取り扱っているからです。
例えば、ゼオスキンのラインの中でも出場頻度の高いハイドロキノン製剤ですが、ただただ美白目的で塗り続けているとオクロノーシスという、美白どころか顔面が真っ黒になってしまう症例も報告されています。逆に中途半端な使い方や適応がないと、全く改善がありません。
また、ビタミンAの使用に関しても、結果を出すためには作戦が必要です。
ビタミンAには、活性の高いトレチノインとやや活性を抑えたレチノールがあります。
トレチノインだと皮剥けが強すぎていやだからレチノールを使う、という方や考え方もありますが、
レチノールとハイドロキノンの組み合わせは一時的な改善はあるものの、やめると再発しやすいです。
やはり皮膚全層の入れ替え、治療としてトレチノインを使用して行う治療を何処かで取り入れていくように、進めています。
オバジ論として、
トレチノインは『General Repair 』 皮膚全層を治療するもの
レチノールは 『Specific Repair』 皮膚の一部を治療するもの
として定義づけられています。
・イソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビが再発する可能性がある。
・ニキビが再発した場合、もう1クール続けてイソトレチノインを服用するか、あるいは外用薬などでの対処がおすすめ。
妊娠中の人がイソトレチノインを服用すると、胎児が奇形を起こすリスクが高まるのです。
当院では、次のイソトレチノイン内服治療薬を取り扱っています。
肌の角質をとるトレチノイン治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり皮膚が赤くなったりすることがあります。刺激が強い場合は、トレチノインを一時休んで、ハイドロキノンだけを使用してください。痛みが強すぎる、血がにじんでくる、ひどくしみる、赤くなりすぎるなどの症状が出た場合は、トレチノインを中止して、診察をお受けください。(ハイドロキノンは、使用していて大丈夫です)
・以下の方は、イソトレチノインの治療は避けていただいています。
・実際にイソトレチノインの服用を辞めた後に、ニキビの再発を実感している人もいる。
【ニキビ/毛穴】第1回イソトレチノイン服用の疑問にお答えします
そのため、妊娠中の人や妊娠の可能性がある人、また授乳中の人はイソトレチノインの使用が禁忌とされています。
なお、13歳未満の人の服用も認められていません。
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
トレチノインは、強力な作用のある薬剤のため、使用すると反応性の皮膚炎が起こります。皮膚が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきますが、これは、薬かぶれなどのアレルギー反応ではなく、むしろこうした反応が出ていれば、トレチノインの効果が出ていると考えられます。適度な範囲であればまったく心配ありません。
また、トレチノインやハイドロキノン、レチノールなどを日常的に ..
イソトレチノインの服用を辞めた後のニキビ再発について、ここまで解説してきたことをまとめました。
レーザートーニングやめると肌は元に戻る?8つのポイントで解説!
治療期間は初めの1~1.5か月はトレチノイン・ハイドロキノン併用期間です。その後併用期間と同じ期間をハイドロキノン単独使用期間とします。つまり2~3か月が1クールとなります。ずっと続けて使用すると肌に耐性ができてしまい、効果が得られなくなる場合があります。その際効果が出たところで1度1ヶ月ほど治療を休止し、その後また再開する、というサイクルを繰り返す場合があります。
【ニキビ治療】イソトレチノインの内服を辞めた後の副作用について
ニキビは、皮脂腺の機能が亢進するとともに、毛穴の入口の角質が異常に厚くなり蓋をすることによって起こります。トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療に大変効果的です。にきびが十分に改善した後も、引続き治療をすることによって、ニキビ後の赤みも消えていきます。
気にすべき副作用とは!イソトレチノインによるニキビ治療の効果や辞めた後の経過について現役女性医師に聞きました。皮脂は戻る?ニキビ再発する?
トレチノインは、コラーゲン増生を促す数少ない薬ですので、しわにも効果が期待できます。目じりなどの深いしわの場合は、少なくとも3ヶ月は使用する必要があります。また、使用開始すぐは、皮剥けがひどくなることがありますので、プロペトなどの保湿剤による十分な保湿が必要です。
予防としてかさぶたが剥がれたタイミングで、ハイドロキノンクリームやトレチノインクリームの使用もおすすめです。 ..
イソトレチノイン服用中と、服用前後1カ月間は、男女問わず必ず避妊をしてください。
またこの期間内は、献血も控えてください。
Q:イソトレチノインの服用をやめた後はどうなりますか? A:イソ ..
A ハイドロキノンにアレルギーがある人がいます。真っ赤にアレルギー反応が出る場合もありますが稀で、ほとんどは緩やかにモヤモヤと黒くなります。赤く反応したとしてもトレチノインの反応と区別しにくいですが、モヤモヤと黒くなったものは拡大してみるとハイドロキノンによるものか判断できます。ハイドロキノンに合わない場合は、N10セラムに変更するか、エンビロンシリーズに変更していただくことになります。過去、ハイドロキノンに合わなくなったのでエンビロンに変えていただいて黒いモヤモヤが消えていった事が何度かあります。
これはトレチノインとハイドロキノンが同時に配合されているのでとても便利です。 ..
イソトレチノインの服用を辞めた後は、ニキビが再発しないように肌の状態を整えましょう。
ハイフをやめるとすぐに元に戻るわけではありませんが、時間と共に徐々に ..
ハイドロキノンとトレチノインを併用してほとんどの方は肝斑が薄くなり、20%程度の方ではすべて消えてしまいます。
いつまで外用すればいいかとよく質問されます。トレチノインとハイドロキノンを外用すると肝斑が消える、あるいは薄くなると同時に肌質がよくなり、毛穴の開大が目立たなくなっているのに気づかれるはずです。これはトレチノインの効果です。また、ハイドロキノンを長く外用しても正常の皮膚の色が抜けることはありません。外用が気に入ればずっとつかってもよいと思います。シミが新しくできるのも予防できます。もちろん、いったん外用をすべて中止して肝斑が再び濃くなったら再開してもよいと思います。
擦るのをやめるだけでも、お肌のバリア機能が回復して、水分量が増える ..
ゼオスキンで大きく肌質を改善したいという方が行うのが「セラピューティックプログラム」です。このセラピューティックプログラムでは、ハイドロキノンやトレチノインなどを使用して肌のターンオーバーを促し、シミやくすみを集中的にケアします。
トレチノインハイドロキノン療法はやめたら元通りになってしまいますか? ..
万が一服用中に妊娠した可能性がある場合、イソトレチノインの服用をすみやかに中止し、医師に相談しましょう。
肌再生効果のあるトレチノインと、強力な漂白作用のあるハイドロキノンで、肌を活性化し、にきび、しみ、しわなどを改善する治療方法です。
脱毛の施術は、イソトレチノインの服用を中止してから1ヶ月以上経過した後にしましょう。
トレチノインの美白効果って?ハイドロキノンとの併用の仕方や注意点も ..
イソトレチノインを初めてみたいけど副作用が気になる方や、服用を辞めた後の経過が気になる方は渋谷駅前おおしま皮膚科まで、ぜひ一度ご相談ください。