吉祥寺・美夏クリニック【しみの治療 ブログ記事から トレチノイン
「反応がね、人によってずいぶん違う。トレチノインの量が一番多いプログラムが、オバジのnu-dermだと思うんだけれど、これでさえあまり赤くならない人っているの。一見肌理が細かくて乾燥に傾きがちで敏感そうな肌でも、あまり赤くならない人もいれば、反対に丈夫そうだなっておもっても、真っ赤になる人もいる。一応使っていただいて、判断するようにしているけれど。」
なすびNs. 「赤くなったら辛いよね。ワタクシはオバジのnu-dermは、いくらお勧めされてもやる気がしない。美貌に自信がもてずに外を歩く期間が長いのは、そりゃあいくら結果がよくても、ワタクシ向けではありません。」
美夏Dr.
どんな治療をしてもニキビがよくならない」「赤くなったニキビ跡が気になっている」とお悩みの方には、イソトレチノインの服用をおすすめします。
「ただね、個人の感受性の違いも大きいけれど、実は塗り方塗る量が患者さんによって、かなり個人差があるように感じている。このくらいで使ってねとは、説明しているけれど。」
なすびNs. 「赤くなるほど効くとも言っているじゃあない?」
美夏Dr.
「赤くなったら、ハイドロキノンでメラノサイトの活動を抑えておいたほうがいい。特に肝斑のあるかたは、トレチノイン塗って赤くなって、それで紫外線にあたったら、一度に黒くなる。あっという間に黒くなるからね。ただ、ニキビ目的で使うなら、赤くなる手前で充分に効いてくるから、その量を調整するのよ。
あとね、どうしてもトレチノインはターンオーバーを促すから、場合によって炎症反応が強くなる。乾燥した上に炎症が起こると場合によって痒くなる。痒みで引っかいちゃうと今度は傷になる。痒くて掻いてしまうようになったら、トレチノインを塗るのを中止しなくてはならないの。これは、ニキビ治療でもしみ治療でもとても重要なこと。」
トレチノインの効果が得られないのは、以下のようなシミです。 ..
当院では、自治医科大学形成外科教授(前東大形成外科講師)吉村浩太郎先生のトレチノイン療法に従い治療を行っております。
簡単な治療法は当ホームページでも説明しておりますが、もあわせて御覧下さい。
トレチノインの原理を良く理解し、御自分の肌の状態をみながら、状態にあわせて行うことが成功につながります。
最近ネット販売や、トレチノイン療法の詳細を理解しない医師が物販のように販売しているケースが見られます。
東大式では、シミの状態に合わせ、濃度も濃いものを使います。決してダウンタイムが無い治療法ではありません。必ず、治療開始1週間、後は指示に従い二週間に一度くらい来院してください。また、使用する物は必ず当院の指導をお守り下さい。
トレチノインはニキビやニキビ跡、しみ治療、しわ等の改善に効果が見込まれるお薬です。 ..
「どんな治療をしてもニキビがよくならない」「赤くなったニキビ跡が気になっている」とお悩みの方には、イソトレチノインの服用をおすすめします。
イソトレチノインは難治性ニキビに効果が期待でき、海外ではガイドラインで推奨され、広く認知されています。
今回は、イソトレチノインに期待できる効果や目安の服用期間、副作用などをご説明します。
トレチノインはビタミンAの誘導体で、表皮の深い層にあるメラニンを外にだしてしまう働きを利用して"シミ"をとっていきます。
さらに強い漂白剤であるハイドロキノンの働きで新しいメラニンを作らせなくしていきます。
UVBはエネルギーが強力なため、短い時間で皮膚に炎症を起こし、肌が赤くなる肌タイプの方がいます。 ..
しみを作る細胞(メラノサイト)には2種類あります。正常のメラノサイトで作られたメラニンは表皮の一番深い層(基底層)周辺に付着しており、メラノサイト自体は色がついていませんので、レーザーをあててもメラノサイトは無くならないばかりか(無くなってしまうと色が抜けてしまう)、表皮のメラニンにレーザーが反応すると正常のメラノサイトを刺激し、新たにメラニンを作ってしまいます。これがレーザー焼けです。
表皮の細胞は表皮の一番深い層(基底層)で生まれてから、徐々に表面に押し上げられてきてやがて角質となり、最後は垢となって皮膚からはがれていきます。
この表皮の細胞の一生のサイクルをと呼び、約4週間かかることが知られています。
できてから塗るのではなく、予防的に塗り続けることでツルツルのお肌を目指すことができます。 大きな赤〜紫ニキビにイソトレチノインが有効
イソトレチノインは、皮脂腺を退縮させ、皮脂の分泌量を減少させる作用があります。
皮脂分泌の抑制はニキビの原因とされるアクネ菌の活動を静めて定着を予防し、ニキビの発生や炎症が進行することを防ぎます。
ハイドロキノンは単体で処方することはあまりなく、多くの場合、トレチノインと一緒に処方します。 ..
トレチノインは、コラーゲン増生を促す数少ない薬ですので、しわにも効果が期待できます。目じりなどの深いしわの場合は、少なくとも3ヶ月は使用する必要があります。また、使用開始すぐは、皮剥けがひどくなることがありますので、プロペトなどの保湿剤による十分な保湿が必要です。
さらにトレチノインは肌のコラーゲンを増やし、肌質の改善も行うことができます ..
トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。
トレチノインはメラニン色素を排泄する効果、ハイドロキノンはメラニン色素の産生 ..
ニキビは、皮脂腺の機能が亢進するとともに、毛穴の入口の角質が異常に厚くなり蓋をすることによって起こります。トレチノインは、皮脂腺の機能を低下させ、角質をはがす作用があるため、ニキビ治療に大変効果的です。にきびが十分に改善した後も、引続き治療をすることによって、ニキビ後の赤みも消えていきます。
前回に引き続きトレチノインの話題を トレチノインがニキビや若返り(小皺、毛穴)にはマイルドに、しみ抜きには強力に使うというお話をしました。
過剰に免疫反応がはたらくことで炎症が発生します。
イソトレチノインは、免疫反応を調整する作用があり、ニキビの赤みや炎症を静めます。
トレチノインとハイドロキノンの併用|効果を高める8つのポイント
妊娠中・妊娠予定の方は使用できません!ビタミンA誘導体により、胎児への奇形のリスクを高める可能性があります。
居原田麗『赤くならないトレチノインしみ治療 モニター募集!!』
それに比べて真皮内のメラノサイトにはメラニンが詰まっているので、メラニンにレーザーが反応し、メラノサイトごとやっつけてしまうことが出来ます。
い。 ③トレチノインが皮膚に浸透したら(2~3 分で浸透します)ハ
トレチノイン酸(オールトランスレチノイン酸)とはビタミンA(レチノール)の誘導体で、生理活性はビタミンAの約50-100倍であり、ビタミンA類の体内での生理活性の本体そのものであります。このトレチノイン(レチノイン酸)は、誰でも血液中にごく微量流れているものですから、抗原抗体反応を起こしたり、アレルギー反応を起こすことはありません。
肌の乾燥で頬と鼻が赤くなって痒いです。肌の弱い人におすすめな市販薬の薬を教え ..
トレチノインは、強力な作用のある薬剤のため、使用すると反応性の皮膚炎が起こります。皮膚が赤くなったり、ぽろぽろと角質が取れてきますが、これは、薬かぶれなどのアレルギー反応ではなく、むしろこうした反応が出ていれば、トレチノインの効果が出ていると考えられます。適度な範囲であればまったく心配ありません。
濃度が肌質に合っていない可能性があります。 はやめにご相談ください。 しみにたいする治療効果
通常市販されている美白剤(医外部薬品)は、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らすような働きをする有効成分が微量含まれていますが、非常にその作用が弱いうえに現在付着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用は全くないため、既に存在しているしみは良くなりません。
濃度が肌質に合っていない可能性があります。 はやめに担当医にご相談ください。 おわりに
トレチノイン(レチノイン酸)は米国ではしわ・にきびの治療医薬品として、FDAに認可されており、非常に多くの患者さんに皮膚の若返り薬として使用されています。日本では認可されておりませんが、本院では米国の製品にさらに改良を加えたものを処方しております。
最初は肌に赤みが出たり、お化粧のりが悪くなりますが、続けることで赤味反応は収まります。
イソトレチノインを内服する期間は、通常は5ヵ月程度です。
ただし患者さまの状態によって異なります。当院では、次のような治療期間を設けています。
皮むけはないです。 2日目. 朝起きたらお酒に酔ったように、 全体が熱っと赤くなっていました.
イソトレチノインは、体重1kgあたりの積算量が120mg/kg以上になると再発予防につながると考えられています。
さらに3日位で、赤くなった部分の周囲の皮膚もはがれむけてきます。 3 ..
肌の角質をとるトレチノイン治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリしたり皮膚が赤くなったりすることがあります。刺激が強い場合は、トレチノインを一時休んで、ハイドロキノンだけを使用してください。痛みが強すぎる、血がにじんでくる、ひどくしみる、赤くなりすぎるなどの症状が出た場合は、トレチノインを中止して、診察をお受けください。(ハイドロキノンは、使用していて大丈夫です)
ニキビ治療 (イソトレチノイン)– Acne Treatment Isotretinoin
しみの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。しみの治療としては、トレチノインでメラニン色素を外に押し出し、ハイドロキノンで新しいメラニン色素をつくるのを防ぐのが効果的です。ハイドロキノン単独でなく、トレチノインとの併用をお奨めします。市販されている、いわゆる美白化粧品は、このハイドロキノンに比べて成分の作用が非常に弱いものです。
※当院では難治性ニキビに対するイソトレチノイン内服やニキビ跡(ニキビ痕)の ..
トレチノインはしみ全般に有効ですが、真皮性のしみの治療には不十分です。トレチノイン治療と同時に他の必要な治療を受ける必要があります。 最初の診断で治療方法や期間、それに伴う費用などの概略もお示しすることが出来ます。