命がけで今日も生きてるんだよ心は土砂降り雨ん中このままじゃヤバいって分かっちゃいるんだよ明日の日の出はどっちなんだろう


『浅草キッド』は稀代の天才・ビートたけしの誕生秘話描いた青春映画。芸人としてだけではなく、俳優、絵画などその才能は多岐に渡り、映画監督・北野武としては“世界のキタノ”と呼ばれ、まさに日本を代表する“唯一無二の天才”ビートたけし。彼の原点であり、師匠である深見千三郎と過ごした青春の日々が描かれている。

ビートたけしを敬愛してやまない劇団ひとりが監督・脚本を務め、初監督作品『青天の霹靂』(2014年)に続き昭和の浅草を舞台に、2度目のタッグとなる大泉洋(深見千三郎 役)、そして柳楽優弥(タケシ 役)を主演に迎えて贈る、笑いと涙に溢れる青春映画となっている。

本作の主題歌に、桑田佳祐の新作EP(ミニアルバム)『ごはん味噌汁海苔お漬物卵焼き feat. 梅干し』に収録される新曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」が決定。

劇団ひとり監督からの熱烈なオファーを受け、ちょうどこの楽曲を制作中だった桑田が完成前の映像を鑑賞。深見とタケシの2人にも通ずる精神性や関係性、時代背景など、楽曲と本作の不思議な近似性に、桑田自身も「楽曲の世界観がより深まったように感じた」と共鳴、この運命的な巡り合わせを受けて楽曲提供を快諾することとなった。

主題歌について、大泉は
「この作品のために作られた曲ではないのに、何故この歌はここまでこの作品にハマるのでしょう。いや、ハマるというよりも、この歌は『浅草キッド』そのものを歌っている気さえします。タケシと師匠深見千三郎の切ないストーリーを最後に笑い飛ばすかのように流れる、明るくて、どこか懐かしいメロディがこの作品をとても前向きな、また違う次元に連れて行ってくれる気がしました。"幸せになれるワケはないのに、何故イケナイ人を愛しちゃうんだろう?" という歌詞が見事にこの作品を言い表しているのには流石の一言です」
とコメント。

柳楽は、
「今日までに本編を3回観ましたが、3回ともエンディングまで観るくらい『とても好きな曲がまたひとつ増えた!』と感じています。『浅草キッド』の世界観にとても合っていて、高揚感が高まり元気をもらえる曲です。Netflixはエンドロールで次の作品をオススメしたがりますが、ぜひエンドロールも楽しんでください」
と語っている。

また、劇団ひとり監督は
「最後に凸と凹がピタリと合わさるような爽快感です。素晴らしい主題歌をありがとうございました。本作の色々な想いを一つにまとめて頂きました」
と感謝の気持ちを述べた。

その主題歌を映画のシーンとともに聴くことができるティザー予告映像も本日公開された。


桑田 スキップ・ビート(SKIPPED BEAT) 意味と歌詞について

Netflix 映画『浅草キッド』
原作:ビートたけし「浅草キッド」
監督・脚本:劇団ひとり
主題歌:桑田佳祐「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」(タイシタレーベル / ビクターエンタテインメント)

出演:
大泉洋、柳楽優弥
門脇麦、土屋伸之、中島歩、古澤裕介、小牧那凪、大島蓉子
尾上寛之、風間杜夫、鈴木保奈美
企画・製作:Netflix
制作プロダクション:日活・ジャンゴフィルム
配信:2021年12月9日(木)より Netflix にて全世界独占配信

新作 EP には、東京五輪の話題とともに、ニュース等で連日、民放各局にてオンエアされている「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」(民放共同企画“一緒にやろう”応援ソング)をはじめ、SOMPOグループ CMソング「金目鯛の煮つけ」、SUBARU 新型「フォレスター」TVCMソング「炎の聖歌隊 [Choir(クワイア)]」、ユニクロのテレビCMでオンエア中の「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」など 全6曲が収録される。

そして、ユニクロのテレビCMで話題の収録曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」のミュージックビデオが、本日、9月14日(火)に公開された。

ミュージックビデオでは、架空の年末音楽特番「第13回 翔く!日本年末音楽大賞」に出演する桑田佳祐が、番組上でスタジオミュージシャンを背に「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」を熱唱する模様が描かれている。楽曲に詰め込んだ先達へのリスペクトはもちろん、昭和のお茶の間をブラウン管テレビに釘付けにした歌謡番組を大胆にパロディ。

CM内では、綾瀬はるかが、「必ず明日はやってくるんだろう」という『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』の歌詞 ..

1 Soulコブラツイスト~魂の悶絶
2 さすらいのRIDER
3 SMILE~晴れ渡る空のように~
4 金目鯛の煮つけ
5 炎の聖歌隊 [Choir (クワイア)]
6 鬼灯 (ほおずき)

『静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo~』

ソバカスのある少女 ※1
孤独の太陽
若い広場
DEAR MY FRIEND
こんな僕で良かったら
愛のささくれ~Nobody loves me
簪 / かんざし
SO WHAT?
東京ジプシー・ローズ
グッバイ・ワルツ
月光の聖者達(ルビ:ミスター・ムーンライト)
かもめ ※2
灰色の瞳 ※3
東京
SMILE~晴れ渡る空のように~
明日へのマーチ
大河の一滴
スキップ・ビート(SKIPPED BEAT)
真夜中のダンディー
Iko Iko ※4 〜 ヨシ子さん
君をのせて ※5 〜 悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)
明日晴れるかな

※1 ティン・パン・アレー(カバー) / AL「キャラメル・ママ」(1975.11)
※2 浅川マキ(カバー) / SG「夜が明けたら/かもめ」(1969.07)
※3 加藤登紀子&長谷川きよし(カバー) / SG「灰色の瞳」(1974.03)
※4 ドクター・ジョン(カバー)/AL「ガンボ」(1972.04)
※5 沢田研二(カバー)/SG「君をのせて」(1971.11)

梅干し』にも収録され、先行リリースという形で『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』が発表されました。

当初、『SMILE〜晴れ渡る空のように〜』『炎の聖歌隊 [Choir]』に続いて3ヵ月連続先行配信シングルとして発表される予定でしたが、リリースを早めて8月末に発表することになったのだとか。

また、この楽曲は俳優の大泉洋がMCを務める音楽番組・SONGSでも披露されました。

『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』は、桑田佳祐本人が出演するユニクロのCMソングでもあり、配信Netfilx映画『浅草キッド』の主題歌でもあります。

そのため、知らず知らずの内に耳にしている人も多いかもしれませんね。

や桑田佳祐といえば、独特の世界観や一風変わった歌詞が印象的ですよね。

今回ご紹介する『Soulコブラツイスト〜魂の悶絶』も、初っ端からインパクトの強い楽曲に仕上がっています。

まるで一昔前の音楽番組のようなPVも印象的。



プロレス技であるコブラツイストは、名前を聞いただけでもまさに「悶絶」しそう。

この特徴的なタイトルに込められた意味も含めて、桑田佳祐の世界を読み解いていきましょう。

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逢いたくて 恋しくて
死ぬほど好きなあなたに
フラれた後も I miss you
孤独な夜がまた来る

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タイトルを見る限り少々物騒な印象を受けますが、

愛しい人がいる。その人への思いが届かないと知り、砕け散った後も思いを引きずってしまう。

そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。

愛しい彼女が振り向いてくれないと分かりつつも、抱いてしまった恋心や深い愛を捨てきれずに苦しむ、胸の痛みがひしひしと伝わってきます。

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I'm alright 今夜こそ
こんな暮らしにオサラバ
小舟のような月が
涙の海で揺れていた

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断ち切れぬ思いを抱えたまま過ごす孤独な夜は、どれほど辛く、惨めなものでしょうか。



そう強く願った夜に浮かぶ月と涙の対比が、もの悲しさを引き立てます。

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誰にも負けずにずっと
思い通りに生きてた
許されぬ恋と知り
ギラギラハートが燃え上がる

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負け知らずの人生だからこそ、好きな人にフラれるという敗北は受け入れがたい現実なのです。

無駄な足掻きだと分かっていても、恋の炎を消せずに「ギラギラハート」を燃え上がらせる、男の愚かさが愛おしいですね。



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幸せになれるワケはないのに
何故イケナイ人に恋しちゃうんだろう?
この世はそれほど甘くはないのに
それでも明日はやって来るんだろう

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恋というものは、みんなに祝福されるものばかりではありません。

魂が惹かれ合い、燃え上がるものだからこそ、

「イケナイ人」が人妻なのか、誰かの恋人なのかは分かりませんが、実るはずのない恋だと知りながらも、燃え上がる恋の炎を消すことはできません。

自分でも愚かな恋だと知りながら、が許されるほど世間が甘くないことも知りながら、ずるずると関係を続けてしまう。

そんなオトナの情事を思わせます。

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カラダが壊れるほど
キツく抱いてと言ったね
逢えない運命と知り
酔いどれ天使のお出ましさ

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プロレス技の名前を聞けば、そこから連想されるのは痛みでしょう。

身体的な痛みを伴うコブラツイストを、恋の悶絶するような痛みにたとえているのです。

タイトルだけ見ると、まるで関係のなさそうな言葉が、しっかりと歌詞で活かされている。

これこそが、桑田佳祐のといえるのではないでしょうか。

壊れるほどの愛を求めた人と引き裂かれる運命だと知った時、幸せは幻のように消え去り、目の前には暗い現実だけが残されます。

酒に逃げて酔い潰れる、男の惨めさが目に浮かびます。

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命がけで今日も生きてるんだよ
心は土砂降り雨ん中
このままじゃヤバいって分かっちゃいるんだよ
明日の日の出はどっちなんだろう?

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許されざる恋に身を焦がしても、愛を失い路頭に迷っても、命をかけて生きている。



どんなに絶望しても、必ずやってくる明日。

それでも見えない夜明け。

「明日の日の出はどっちなんだろう?」という歌詞からは、必死に出口を探す男の悲しさが伝わってくるようです。


』は、プロレス技から連想されるコミカルな印象とは対照的に、曲調は「」などのバラードを連想させるしっとりとした楽曲です。

決してコミカルな内容ではなく、失恋の辛さや愛の強さをコブラツイストにたとえて歌い上げているのです。



しっかりと遊びを入れながらも、曲に深みと説得力を持たせられるのは、桑田佳祐の圧倒的歌唱力のなせる技です。

そして、映像にもしっかりと遊びを入れているところがさすが。

有名な某番組を思わせるセットや世界観、華やかなステージで自身の曲を歌い上げる桑田佳祐。

そして中盤では母親との感動の対面。

どこかで見たことのあるような展開が続き、昔懐かしいテレビ番組を見ているような気分にさせられます。

また、タイトルに「コブラツイスト」とあるように、映像の中にはプロレスのマスクをかぶった人の姿もちらほら。

歌番組とプロレスの要素を掛け合わせた、非常に遊び心のある映像作品になっているのです。

桑田佳祐の圧倒的な歌唱力と世界観。

あえてふざけた映像とのギャップがたまらなく癖になりそうです。

これまで、数々の名曲を生み出しながら、しっとりと聴かせる曲から下ネタ満載のおふざけ曲まで幅広くリリースしてきた桑田佳祐。

彼の魅力は、揺るぎない歌唱力と衰えることのない遊び心なのかもしれません。

そして、楽曲全体に流れるあたたかさ。



届かぬ人に恋をしてフラれ、でも諦められない。

出口も見えない中でもがく1人の男を、ついつい応援したくなります。

これは、大人の複雑で不器用な恋を歌いながらも、大人だからこそ生きにくい人たちへの、ささやかな応援ソングなのかもしれません。

な夜の訪問者〜〜よく、ラジオの歌謡ベスト10番組で1975年流れてました。最初は歌詞の意味 ..

軽快にハジけるビート、切なさと解放感を併せ持ったメロディ、幸せを求め続ける人間の業を軽やかに描いた歌詞。桑田佳祐の新曲「Soulコブラツイスト〜魂の悶絶」は、“これぞ桑田佳祐! これぞ日本のポップス!”と快哉を叫びたくなる圧倒的な名曲である。

梅干し』収録曲。今回、劇団ひとり監督からの熱烈なオファーを受け、ちょうどこの楽曲を制作中だった桑田が完成前の映像を鑑賞し、深見とタケシのふたりにも通ずる精神性や関係性、時代背景など、楽曲と本作の不思議な近似性に「楽曲の世界観がより深まったように感じた」と桑田自身が共鳴して、楽曲提供を快諾することとなったという。

また、タケシの芸人魂が芽生える瞬間が切り取られたシーンなどとともに主題歌を聴くことができるティザー予告映像も公開されている。“Soulコブラツイスト〜魂の悶絶”のミュージックビデオも現在公開されており、MVでは架空の年末音楽特番『第13回 翔く!日本年末音楽大賞』に出演する桑田が、番組上でスタジオミュージシャンを背に熱唱する模様のほか、楽曲に詰め込まれた先達へのリスペクトをはじめ、昭和のお茶の間をブラウン管テレビに釘付けにした歌謡番組が大胆なパロディで描かれ、番組中に桑田の母親が登場する御涙頂戴シーンが入ってくるなど、桑田ワールド全開の映像に仕上がっているとのこと。



【大泉洋 コメント】
この作品のために作られた曲ではないのに、何故この歌はここまでこの作品にハマるのでしょう。いや、ハマるというよりも、この歌は『浅草キッド』そのものを歌っている気さえします。タケシと師匠深見千三郎の切ないストーリーを最後に笑い飛ばすかのように流れる、明るくて、どこか懐かしいメロディがこの作品をとても前向きな、また違う次元に連れて行ってくれる気がしました。「幸せになれるワケはないのに、何故イケナイ人を愛しちゃうんだろう?」という歌詞が見事にこの作品を言い表しているのには流石の一言です。

【柳楽優弥 コメント】
今日までに本編を3回観ましたが、3回ともエンディングまで観るくらい「とても好きな曲がまたひとつ増えた!」と感じています。『浅草キッド』の世界観にとても合っていて、高揚感が高まり元気をもらえる曲です。Netflixはエンドロールで次の作品をオススメしたがりますが、ぜひエンドロールも楽しんでください。

【劇団ひとり コメント】
最後に凸と凹がピタリと合わさるような爽快感です。素晴らしい主題歌をありがとうございました。本作の色々な想いを一つにまとめて頂きました。

Soulコブラツイストは歌詞の中身がなさすぎるのが残念だわ ずっと大変、しんどい ..

歌詞の主人公は、〈死ぬほど好きなあなた〉にフラれても、どうしても諦めきれず、思うようにはいかない人生のなかでこんがらがる男。〈何故イケナイ人に恋しちゃうんだろう?〉とクヨクヨ考えながら、〈まるでコブラツイストを喰らったみたいに〉苦しみまくる様子を情けなく感じつつも、なぜか愛らしさと親しみを覚えてしまう。コブラツイストとはもちろん、桑田が敬愛してやまないアントニオ猪木の得意技。相手の身体に巻き付き、相手が動けば動くほど悶絶するようなダメージを与える技だが、“コブラツイスト”と思い通りにいかない“恋愛(人生)”を掛け合わせ、ポップスに仕立てるセンスは見事としか言いようがない。また、日本語の歌詞を英語的なノリを乗せるボーカルも、まさに桑田節。たとえば〈幸せになれるワケはないのに〉の後半部分を“ワッキャナイノニ”と発音しグルーヴさせる部分などは、下半身がフワッとするような快楽がある。

逢いたくて 恋しくて
死ぬほど好きなあなたに
フラれた後も I miss you
孤独な夜がまた来る

I’m alright 今夜こそ
こんな暮らしにオサラバ
小舟のような月が
涙の海で揺れていた

誰にも負けずにずっと
思い通りに生きてた
許されぬ恋と知り
ギラギラハートが燃え上がる

幸せになれるワケはないのに
何故イケナイ人に恋しちゃうんだろう?
この世はそれほど甘くはないのに
それでも明日はやって来るんだろう

さよなら あなたの
足跡も波に消えた
太陽がくれた夏は
赤い夕陽と燃え尽きた

カラダが壊れるほど
キツく抱いてと言ったね
逢えないと知り
酔いどれ天使のお出ましさ

命がけで今日も生きてるんだよ
心は土砂降り雨ん中
このままじゃヤバいって分かっちゃいるんだよ
明日の日の出はどっちなんだろう?

幸せになれるワケはないのに
何故イケナイ人を愛しちゃうんだろう?
決してひとりぼっちで生きてるんじゃない
必ず明日はやって来るんだろう

命がけで今日も生きてるんだよ
心は土砂降り雨ん中
まるでコブラツイストを喰らったみたいに
悲しい色の空…
I can’t get you out of my mind