広範囲経口抗菌製剤; クラビット錠250mg; レボフロキサシン水和物; 250mg1錠(レボフロキサシンとして)
バルプロ酸ナトリウムの長期連用では、低カルニチン血症を起こしやすく、フロモックス(セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物)との併用で、低カルニチン血症による低血糖の可能性があり、注意が必要。
酸化マグネシウムとクラビット(レボフロキサシン水和物)またはジスロマック(アジスロマイシン)で、クラビットまたはジスロマックの吸収低下による効果減弱の可能性があり、併用注意。
スルピリドとルリッド(ロキシスロマイシン)またはクラビットは、いずれもQT間隔を延長させる可能性があり、心室性不整脈等のリスク増大のおそれがあり、併用注意。
クラビットとロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム水和物)またはボルタレン(ジクロフェナクナトリウム)で、痙攣誘発の可能性があり、併用注意。
セレコキシブとロキソニンまたはカロナール(アセトアミノフェン)またはボルタレンは、鎮痛作用が重複する。
アジスロマイシン水和物と他の薬剤との相互作用には特別な配慮が必要です。特に注意を要する薬剤には以下のようなものがあります。
ジスロマックSRは2009年承認され 2g1回投与で1週間効果が持続します。飲み忘れも無く良いと思いますクラビットは100mg1日3回投与が標準でしたが、2009年500mg1回投与が認められました。新しい方法ですので様子をみているところです。まだ処方したことはありません
・腸内細菌への影響
ヒトの腸内には約3万種の腸内細菌が生息していると言われています。それらは悪玉菌、善玉菌、日和見菌に分類でき、バランスを取りながらある種の生態系を形成し、病気や老化から体を守っています。抗生物質の服用によりそのバランスがくずれたり、腸内フローラが死滅してしまったりすることで有害な作用を引き起こします。なかでも移植患者さんの場合は、長引く下痢には注意が必要です。思った以上の脱水が伴うことで、免疫抑制剤の血中濃度が不安定になったり、腎臓への負担を大きくしたりします。
禁忌(併用しないこと)」と「併用注意(併用に注意すること)」に分けて記載されて
フィリピンの土壌から1952年に発見され、ペニシリン、セフェム系とは異なった化学構造で、抗炎症作用、免疫調節作用など抗菌力以外の作用もあるため、慢性閉塞性肺疾患などにも使用されています。歯科ではクラリスロマイシン(商品名:クラリス他)アジスロマイシン(商品名:ジスロマック他)が処方されることが多いです。マクロライド系は、安全性は高いですが、クラリスロマイシンは肝臓のチトクロームで代謝されるため、同じ部位で代謝される薬剤は併用注意となるために、併用注意薬があります。薬局などでご確認ください。重篤なものは併用禁忌となっています。
細菌の感染などがあり炎症があるところにはそれを食べる白血球などの食細胞が集まるのですが、ジスロマックはそれらに取り込まれます。自然と炎症部位の濃度が上がります。
[PDF] 【金属含有薬剤と相互作用を起こすおそれのある薬剤】
CMAX/MICニューキノロン系 クラビット AUC/MIC ニューキノロン系クラビット マクロ ライド系 ジスロマック
近年注目されてきたのですが、ジスロマックにはバイオフィルム破壊能があるようです。このことと炎症部位に長く留まり濃度が高くなる性質を利用して、ジスロマックを投薬して、薬が効いているうちに歯石除去を全額行ってしまう方法とか、投薬で歯周病を治そうという試みがあります。
B.2 肺炎 Hospital acquired pneumonia
マクロライドでその他の候補はクラリスがあります。ジスロマックは15員環でクラリスは14員環です、得意な分野が少し違うようです。クラリスは耳鼻科でよくだされる薬です。慢性上顎洞炎に少量長期間(200mg一日一回3-4ヶ月)処方されているのを良くみかけます。インプラントによる上顎洞炎にも良く処方されています、上顎洞の粘膜に良く効くようです。上顎洞粘膜を処置したとき(インプラントで上顎洞に骨を作ったとき(サイナスリフト サイナス=上顎洞 リフト=挙上)などに私は使用していますが、普通に歯科で使用するにはジスロマックの方が優れていると思います。
薬の相互作用がクラリスに比べて少ないこと(下記の表 参照)
ジスロマック、フロモックス、クラビットを効率よく効かせる方法はそれぞれ違います ジスロマックやクラビットは濃度依存性があります。つまり投与回数を分けるより1回にしたほうが効果的です。
いずれの結果を見ても、マクロライド系薬を含む併用療法の有効性が示唆されている。 ..
抗菌剤はいろいろあり選択に迷うところです。いろいろな薬品をはば広く使うより、数種類の薬剤の知識を深くしてパターン化したほうが臨床的に有効と思います。ここではジスロマック、フロモックス、クラビットを主として考察してみました。サワシリン(アモキシシリン)は術前投与としか使用しません。セフゾンもフロモックスが使えないときに使用します。
併用注意となるために、併用注意薬があります。薬局などでご確認ください ..
ジスロマックかフロモックスが第一選択になります。投薬後4-5日経って炎症が改善されなければ、薬を変えます。90%以上が第一選択で治ってしまいます。ジスロマック→フロモックス→クラビットと最後までいったのは2人しかいません。
これら3剤は2011年現在 抗菌力は衰えていません。
[PDF] 根拠に基づいた抗菌薬療法【成人】(2018年7月1日改定)
ご質問ありがとうございました。
結論から申し上げますと、併用によって心臓の鼓動に異常をきたす可能性が高まりますので、心臓が悪い方や何か言われている方はやめておいた方がいいでしょう。
膀胱炎は、医師にみてもらって、ジスロマックのことをお伝えしてクラビットを処方されているのでしたら、
注意しながらの服用は可能です。
ただ、医師に受診していない、または医師にジスロマックのことを伝えていないのでしたら、クラビットとの自己判断による併用は、
上記の理由から、薬剤師としては避けていただきたいです。
ジスロマックと併用できて、膀胱炎の主な原因菌である大腸菌に効く別の抗生物質があります。
そちらとの併用でしたら、そこまで問題にはなりません。
薬学的な観点からは、上記の回答となりますので、医師の受診をしていないようでしたら、
面倒でも、受診して、現状に合った抗生物質を使っていただければと思います。
お大事になさってくださいませ。
ジスロマック錠 250mg、ジスロマック細粒小児用 10%、ジスロマッ
なお、同じマクロライド系抗生物質にアジスロマイシン(ジスロマック®)という薬がありますが、こちらは大部分が代謝を受けず未変化体で胆汁中に排泄されるため、上記のような免疫抑制剤との相互作用の心配はいりません。
[PDF] ED治療薬 併用禁忌・注意薬剤リスト 【2016年6月改訂】
セフェム系のエステル型(セフェム第三世代)です。安全性でいまでも使われているケフレックス(セフェムの第一世代 ですが、今効かせようとすると相当量出さなければなりません)と同じ系統です。2002年のデーターですが、300mg投与で有効率91%とかなり高率です。現在でも歯性感染症には90%の抗菌力があり衰えていません。βラクタマーゼ産生菌には弱いので4-5日で効かないようでしたら薬をクラビット等に変えます。この薬の特徴は出しやすさにあります。プロドラッグですので胃腸障害が少ないです。また他剤との相互作用や患者様の状態によって重篤な疾患を招くことがありません。薬にはなることはあっても毒にはなりません。歯科の第一選択のひとつです。
[PDF] Ⅰ.肺炎の重症度分類 Ⅱ.細菌性肺炎と非定型性肺炎の鑑別
①消化器障害もジスロマックやフロモックスの半分程度と良好です。下痢発生率は0.38%で、非常に胃腸障害の起こしにくい薬です。
→マクロライド系経口薬(クラリシッド、クラリス、エリスロシン、ジスロマック、 ..
胃腸の悪いかたに胃酸の分泌を抑制する、H2ブロッカーやPPI(プロトポンプ阻害剤)が処方されている場合が良くあります。特にH2ブロッカーが市販されるようになってからかなりの人が飲むようになりました。胃酸の抑制剤はフロモックスなどのエステル化剤では効力が30-50%減ります。 ジスロマックでも20-30%減ります。胃酸抑制剤を飲んでいるかたに適応と思います。
抗生剤(抗菌剤)の適正使用 (後編) | みうら小児科クリニック
私はビオフェルミンを処方しません。ジスロマックで胃腸障害がでたらクラビットに替えています