「コブラ」作者開拓の歩み 漫画家・寺沢武一さん展 宝塚 /兵庫


コブラの性格は、軽口が多くユーモアに溢れており、“仕事”の最中もあまり緊張感を見せません。その砕けたスタイルは女性相手でも変わらず、美人と見れば興味を示し、手慣れた様子で声をかける場面も多々あります。


代表作「コブラ」で知られる漫画家、寺沢武一さん(1955~2023年)の業績をたどる企画展が、宝塚市の市立手塚治虫記念館で開かれている。

そんな彼の姿について、同社は「コブラのような生命力の持ち主だった」とつづっています。

本作の主人公は、作品名と同名のコブラ。フルネームは不明で、本名なのか偽名なのかも分かりません。左腕に銃(サイコガン)を仕込み、見事なプロポーションを持つ相棒「アーマロイド・レディ」と共に、宇宙船「タートル号」を駆り様々なお宝を華麗に奪います。

SF漫画「コブラ」作者・寺沢武一さん死去 03年に脳腫瘍を公表

『』は、にかかわったヒロインたちがほとんど死んでしまったり(けっこうひどい殺されかたをしているケースも多いのですが、今から考えると、はひとりひとりの死をそんなに引きずっていないよなあ)、どんどん「進化」していく「最終兵器」の描写が出てきたり、寺沢先生は世界ではじめて「CG(コンピューターグラフィックス)でマンガを描いた」ことが話題になったり、いろんな記憶があります。
あの頃は、「CG」というだけで、すごいことをやっている!と嬉しくなったものです。僕が少年だったこともあって。

寺沢さんの逝去に対し、『コブラ』ファンを中心に、多くの人から「まだ若いのに、ショックです」「素敵な作品を本当にありがとう」といった声が上がりました。

「コブラ」の作者、寺沢武一さんが亡くなられました キャラクター評論家「ろばと でにろう」です 漫画家の寺沢武.

寺沢武一ファンのみなさまへ(訃報)

漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。

3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。…

寺沢武一ファンのみなさまへ(訃報)

漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました。

3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は本人も不意打ちを食らってしまったのでしょう。心筋梗塞でした。…

漫画「コブラ」作者 寺沢武一さん死去 | 全国のニュース | 福井新聞D刊

こうした性格の主人公は、特に当時の少年漫画ではかなり珍しい部類でした。しかもコブラの場合、容姿との兼ね合いもまた特徴的です。こうしたキャラクターの場合、二枚目やイケメンでもおかしくありませんが、コブラの見た目だけを語るならばずばり「三枚目」。たれ目で団子鼻という見た目は愛嬌こそ感じますが、ハンサムとは言い難い容姿です。

中居正広(52)が引き起こした女性トラブルの影響が日に日に大きくなっている。出演番組が次々休止になる中、ついに声明を発表するも逆風が強まる結果に。一方フジテレビは、自社の社員は「トラブルに関与していない」との主張を崩さず……。


寺沢 武一の解説。読みは「てらさわ ぶいち」。漫画家。コブラ等の作者。

70年代に連載されていた「アストロ球団」のように、破天荒な作品も少なからずありました。ですが時代の移り変わりと共に、青春を謳歌するものから戦いに命がけで挑むものまで、王道系の少年漫画層が拡大していきました。

【訃報】「コブラ」の作者・寺沢武一さん。2023年9月8日に永眠。

巨匠の名に恥じないヒット作を手がけてきた寺沢氏に、悪性脳腫瘍が見つかったのは98年のことだった。漫画を描く右手は動くものの、3回の手術の後遺症によって左半身が麻痺し、いまは要介護4の車椅子生活を余儀なくされている。...

「コブラ」作者寺沢武一氏逝去…1998年に脳腫瘍判明 | Game*Spark

今後も寺沢さんの生み出した作品とキャラクターは、たくさんの人を笑顔にしていくのでしょう。ご冥福をお祈りいたします。

「コブラ」作者寺沢武一氏逝去…1998年に脳腫瘍判明 · シェア · ポスト · 送る


週刊少年ジャンプで「コブラ」の連載を終えたのち、2作目として掲載された「」の巻頭カラーでは、PC-9801をベースに独自構築したシステムを用いたCGを発表。1992年から、世界初のフルカラー・デジタルマンガ「」をコミックバーガーに連載しました。

「コブラ」はジャンプでの連載後、スーパージャンプに移籍して継続。さらにコミックフラッパー、COMIC Huを掲載誌を移しつつ、ストーリーが紡がれました。アニメも、「コブラ」生誕30周年の2008年に新作「COBRA THE ANIMATION」(OVA全6巻)が発表され、さらに2009年にはテレビアニメ新シリーズ(全13話)が放送されています。

[訃報]寺沢武一さん 漫画家 コブラ作者 | 沖縄タイムス+プラス

寺沢さんは雑誌『週刊少年ジャンプ』で1978年から漫画『コブラ』を連載開始し、同作はアニメ化やゲーム化を果たすなど、大ヒット。

寺沢プロダクションは、「コブラ」で知られる漫画家の寺沢武一氏が2023年9月8日に68歳で心筋梗塞の..

漫画「コブラ」の連載は、1978年に「週刊少年ジャンプ」で始まりました。当時の週刊少年ジャンプは、「キン肉マン」や「ドーベルマン刑事」などの人気漫画が活躍。また後続で「Dr.スランプ」「キャプテン翼」「キャッツ・アイ」なども登場し、大きな盛り上がりを見せます。

SF漫画の金字塔『コブラ』や『ゴクウ』などのヒット作で知られる漫画家・寺沢武一さんが8日、心筋梗塞のため亡くなったことが伝えられた。

宇宙海賊だが群れることなく、盗みの過程で殺しもしない。法律に頓着はせず、しかし情には厚い。降りかかる火の粉は払い、大事な相手に手を出すヤツはたとえ大組織のリーダーでも悠然と立ち向かう。女に甘く、時に罠にハマることもあるが、外道なら男女問わず殺すことに躊躇いはなし。

寺沢武一 原画展 ART of コブラとか。 □作者プロフィール

マンガ『』の第1話は、海賊ギルドとの長年の闘いに疲れたが、顔を変え、記憶を消して平凡なサラリーマンとして生活していたにもかかわらず、「を駆使した夢(トリップムービー)」を観に行ったのをきっかけに、記憶が蘇る、というエピソードでした。
後日知ったのですが、映画『』の原作となった、の中編小説『追憶売ります』を元ネタにしていたんですね。
いまだったら、「パクリだ!」とネットで炎上しそうなのですが、1980年代の前半くらいは、海外SFはまだ日本では一部の好事家が嗜むもので、僕はその「未来感」に痺れたのです。
海外から輸入してきただけで、日本では新しかった、という時代でもあったのでしょう。
当時は、『LOGIN』などの雑誌で海外SFがよく紹介されていて、僕もJ・Pホーガンの『星を継ぐもの』くらいは読んでおかなくちゃな、と思って買ったものの、あっさり跳ね返されてしまった記憶があります。SFもこのくらいは「課題図書」だろうといろいろ手に取ってはみたけれど、当時の僕が「楽しめた」と言えるのはの『』と、の『』くらいだったなあ。

ゴクウ 全巻 1〜4巻 完結 セット 寺沢武一 コミック 本 コブラ 作者

76年に上京して手塚治虫に師事。「大地よ、蒼くなれ」で手塚賞佳作。78年に「コブラ」でデビューした。同年11月から週刊少年ジャンプで「コブラ」を連載。洗練されたモダンな絵柄のスペースオペラが人気を博し、アニメ化された。パソコンでの制作も80年代初頭から始め、92年に世界初のフルCG漫画「タケル」を発表。03年には98年に脳腫瘍を患ったことを公表した。

SF漫画「コブラ」などの作品で知られる漫画家の寺沢武一(てらさわ・ぶいち)さんが9月8日、心筋梗塞のため死去した。68歳。北海道出身。

代表作「コブラ」で知られる漫画家、寺沢武一さん(1955~2023年)の業績をたどる企画展が、宝塚市の市立手塚治虫記念館で開かれている。今や多くの作家が取り組む「デジタルマンガ」を開拓するなど漫画の進化に常に挑み続けた寺沢さんの歩みが分かる展示にもなっている。

「SPACE ADVENTURE コブラ」 原作者の早すぎる死

左腕に「サイコガン」を埋め込んだ一匹狼の海賊が、宇宙をまたにかけ大暴れ――。寺沢武一氏(64)が1977年に発表した漫画『コブラ』は、現在、英仏はじめ各国語に翻訳され、全世界での発行部数5000万部を超える作である。そんな寺沢氏に“介護”と“性”をめぐるトラブルが起きていた。

「コブラ」などで知られる人気漫画家・寺沢武一さんが、9月8日に亡くなったことがわかった。11日、寺沢プロダクションが訃報を伝えた。

どれだけ嘆いても、時は戻りません。そして、作者が去った後でも、作品は残り続けます。個人として失ったものの大きさを痛感していますが、ひとりのライターとしてすべきことは、寺沢氏の名作とその足跡をこれからも伝えること。その想いから、寺沢氏の代表作である「コブラ」の魅力や特徴などを、今回改めて紹介します。

寺沢 武一 は、日本の漫画家。北海道旭川市出身。代表作である『コブラ』は全世界での発行部数が5000万部を超えるヒットを記録している。

いまの世の中では、68歳というのは「死ぬにはまだ早い年齢」なのですが、難病が見つかってから25年も闘病されてきたわけで、寺沢先生自身も海賊のようにタフな人だった、とも思います。
結局、『』だけだった、と言われるかもしれませんが、『』というキャターは、多くの人に愛され、憧れられてきたのは間違いなくて、『』を生み出しただけでも、寺沢先生は凄かった。僕もなれるものならになりたかったけれど、結局コブタになっちまいました。まあでも、マンガを読めば、これからもずっと、僕もの夢を見ることができる。

マクガイヤーチャンネル 第122号 【『コブラ』ジャンプコミックスの作者コメント欄にみる寺沢武一のすばらしさ】

宇宙海賊が活躍するSF漫画「コブラ」などで知られる漫画家の寺沢武一(てらさわ・ぶいち)さんが死去したことが分かった。集英社が11日、明らかにした。北海道出身。