Netflix『コブラ会』シーズン3あらすじ・ネタバレ感想・キャストなど


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「コブラ会」シーズン3の最新予告編が公開 『ベスト・キッド2』のオリジナルキャストの姿も ..

もうこの世にいないミヤギさん(ノリユキ・パット・モリタ)にしても、まさにヨーダのように肉体はなくとも魂がそこに存在しているように感じる。空手版スターウォーズのようにベスト・キッド・ユニバースが展開しているのだ。

大ヒットコブラ会」が シーズン6の第3弾として復活した。ジョシュ・ヒールドジョン・ハーウィッツヘイデン・シュロスバーグが脚本とプロデュースを手掛けた今シーズンは、名誉ある 空手の世界大会「世界 空手道選手権大会」を前に、先生と生徒たちに新たな冒険を約束する。ラルフ・マッチオとウィリアム・ザブカは、アクション、ドラマ、コメディが融合したシリーズで、象徴的な役を再び演じる。

『ベスト・キッド』のキャストが続役で出演 · クミコ(タムリン・トミタ)

コブラ会は、空手の指導をやめて道場に顔を出さなくなったジョニーに代わって、。シーズン3では、クリーズの過去、特にベトナム戦争従軍時のエピソードが所々で挿入される構成になっていて、いかにクリーズが非情な考え方になっていったかを掘り下げていくことも試みているようです。

現在世界中で大人気となっている「コブラ会」だが、最初はNetflixではなくYouTubeで配信されていた。多くの人がこの続篇に懐疑的な反応を見せていた中、司会のジミー・ファロンだけは最初から興奮していたという。

SNSでのやりとりのコツをジョニーに教えるミゲル。クリーズが新弟子を勧誘する一方で、ダニエルとアマンダはコブラ会を閉鎖しようと手を尽くす。

インタビュー後半では「ベスト・キッド」に関する噂の真相について司会のジミー・ファロンが質問した。

この第6シーズンでは、コブラ・カイがバレー道場の廃止の影響を探る。先生たちと生徒たちは、世界空手選手権大会に参加するかどうかを決めなければならない。各キャラクターが個人的にも仕事上でも新たな試練に直面し、緊張が高まる。

「ベスト・キッド」シリーズのその後を描き、これまで5シーズン・50エピソードにわたって濃密な人間ドラマが繰り広げられてきた「コブラ会」。

ダニエルは乱闘事件が自身のカーショップ経営にも悪影響を及ぼしていて、日本の自動車メーカー"ドヨナ"との独占契約を締結したライバル企業に様々な攻勢や圧力をかけられて窮地に立たされます。ドヨナの東京本社まで出向いて交渉しますが商談不成立。気落ちしたダニエルは昔、ミヤギと一時期滞在した思い出の地、沖縄へフラッと足を運びます。そこで(に出演していた)、と再会することで思わぬお土産をもらうことになります。千葉真一を彷彿とさせる構えでダニエルと対峙するチョーゼン。PCで入力したような秘伝の書をダニエルに手渡すチョーゼン。

コブラカイ』は、『カラテ・キッド』を懐かしむ人々からシリーズの新しいファンまで、幅広い層にアピールしている。コメディ、ドラマ、アクションのユニークな融合は、空手ファンや学習物語ファンにとって魅惑的なシリーズとなっている。ライバル心、贖罪(しょくざい)、仲間意識といったテーマをバランスよく盛り込みながら、印象的な格闘シーンを展開するのもこのシリーズの特徴だ。ストレンジャー・シングス』、『 カラテ・キッド』、『マイティ・ダックス』といったシリーズのファンにとって、『コブラカイ』は自然でやりがいのある作品である。


さらなる勢力拡大を目論み新生コブラ会を率いるテリー。窮地に陥ったダニエルは旧友で同じミヤギ道のチョーゼンを沖縄から助けを求める。

名作青春映画『ベスト・キッド』(1984)の30年後を描く、オリジナルシリーズ「コブラ会」(2018-)のシーズン3が、2021年1月1日に配信開始となることがわかった。ジョニー役のウィリアム・ザブカがユニークな方法で発表している。

21984年に大ヒットしたベストキッドに続く、沖縄を舞台にした1986年公開の第二作です。ちょうどキャスト ..

「コブラ会」は『ベスト・キッド』の主人公ダニエル・ラルーソーと、宿敵であるジョニー・ロレンスの30年後を描く物語。自動車ディーラーとして働きながらも人生のバランスに思い悩むダニエルと、かつての栄光を取り戻すため「コブラ会」を再建するジョニーが、時を超えて再び火花を散らすことになる。

ベスト・キッドの続編“コブラ会”をビデオゲーム化する「Cobra Kai

ジョニー役のザブカのほか出演者には、『ベスト・キッド』からダニエル役のラルフ・マッチオ、ジョン・クリース役のマーティン・コーヴも再登場。脚本・製作総指揮は『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』(2010)のジョシュ・ヒールドと、ジョン・ハーウィッツ&ヘイデン・シュロスバーグが務めている。

ベスト・キッドから30年、Netflixドラマ「コブラ会」が熱い!

2021年1月1日、『ベスト・キッド』(1984)の正統な続編ドラマシリーズ「コブラ会」の最新シーズンとなるシーズン3が配信開始となった。『ベスト・キッド』のオリジナルキャストが揃って続投するというファンにとっては堪らない本シリーズだが、新たにシーズン3では、オリジナル版に登場した主人公ジョニーと縁のあるあのキャラクターが約35年ぶりに再登場したことが話題となっている

画像は動画「『コブラ会』シーズン3 予告編 - Netflix」から - KAI-YOU.

大ヒット映画 「ベスト・キッド」(1984)の続編シリーズ。オリジナルキャストが再集結し、映画3部作の30年後を舞台に、ダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)との勝負に敗れたジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)がかつて所属していた空手道場“コブラ会”を復活させようと目論むさまを描く。Netflixで独占配信中。

『ベスト・キッド』ファンの期待を裏切らないクオリティ 『コブラ会』が傑作たる3つの理由 ..

『コブラ会』シーズン3で再集結したキャストのウィリアム・ザブカ、マーティン・コーヴ、ラルフ・マッチオ(写真左から)。 NETFLIX

“ベスト・キッド”の30年後を描くドラマ『コブラ会』は懐かしすぎる!

『コブラ会』シーズン3で再集結したキャストのウィリアム・ザブカ、マーティン・コーヴ、ラルフ・マッチオ(写真左から)。 NETFLIX

映画「ベスト・キッド」シリーズのその後を描く続編として誕生し、世界中のファンに愛される人気ドラマとなった「コブラ会」。

SNSでのやりとりのコツをジョニーに教えるミゲル。クリーズが新弟子を勧誘する一方で、ダニエルとアマンダはコブラ会を閉鎖しようと手を尽くす。

『コブラ会』シーズン3、続編開始当初の面白さを失った残念な三作目

映画『ベスト・キッド』の出来事から30年経った時代を舞台に、宿敵ジョニーとダニエルが時を超えて再び火花を散らす物語。

『コブラ会』ウィリアム・ザブカ、シーズン3で一番好きなシーンは?

『ベスト・キッド』のオリジナルキャストが続々とサプライズ登場し、映画を彷彿とさせるオマージュシーンがてんこ盛り。目が離せない怒濤の展開になってます。

年明けからNetflixで配信スタートとなった「コブラ会」シーズン3! ..

今シリーズはダニエルさん沖縄に行って「ベスト・キッド2」の懐かしい仲間と会う。
エリザベス・シューの登場、クリーズ先生の過去の深掘りと見どころが多かったです。
クリーズ先生がこんな重要な立ち位置にな…

Watch コブラ会 | Netflix Official Site


旧コブラ会の道場主。ジョニーに空手を教えた“先生”。若い頃ベトナム戦争に従軍した退役軍人でもある。シーズン2で再びジョニーの前に現れ、道場を乗っ取る。軍隊仕込みのなりふりかまわぬ攻撃的な空手で道場生を洗脳していく。

大会を目前に控え、コブラ会の3つ目の掟(おきて)情け無用を弟子たちに伝授するジョニー。大会後、昔の知り合いが道場を訪ねてくる。 ..

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コブラ会 シーズン3の動画配信サービス・視聴方法・サブスクまとめ


シーズン2で〈コブラ会〉に入会した道場生。乱闘事件を起こした張本人で、高校を退学になり保護観察処分となった。病気の母と幼い弟を養うためバイトをかけもちしているが、家賃を滞納し退去を迫られる。恋人のミゲルのためにミヤギ道に復讐しようとする。

シーズン3までのネタばれを含みますのでご注意ください) 『コブラ会 ..

シーズン1と2は、かつて『ベスト・キッド』に夢中になったファンにとって魅力的な作品だったが、今回公開されたシーズン3は、”3作目は駄作”というジンクスを地で行くような続編となってしまった。

※文中ネタバレを含む箇所があります。

『ベスト・キッド』シリーズは、3作目で本格的に進むべき道を見失ってしまった。ダニエル・ラルーソ(演:ラルフ・マッチオ)といういじめられっ子のティーンエイジャーがミスター・ミヤギ(演:パット・モリタ)という頼れる老賢人のもとで空手を学ぶというストーリーの1984年の映画『ベスト・キッド』は、負け犬の奮闘を描いた名作・スポーツ映画/成長物語だ。続編『ベスト・キッド2』(1986)はいささかやりすぎだったかもしれないが、舞台を沖縄に移してミヤギのパーソナルな面を重視するストーリーにすることで変化をもたらした(それに続編のサントラに収録されているピーター・セテラの「Glory of Love」はいま聴いてもシビれる)。

しかしながら『コブラ会』シーズン3は、”3作目は駄作”というジンクスを地で行くような続編だ。同作のストーリーは、コブラ会の創始者ジョン・クリーズ(演:マーティン・コーヴ)の中途半端な復讐を中心に展開する。クリーズは、『ベスト・キッド』の終盤で愛弟子のジョニー・ロレンス(演:ウィリアム・ザブカ)がダニエルに敗れたことをいまも根に持っているのだ。同作のクリーズは、かつてのように卑劣だが共感できるところもあるアンチ・ミヤギ的な人間味ある悪役ではなく、行きすぎたレベルのソシオパスとして描かれていて、空手道場のメンツを潰したダニエルとミヤギに対する仕返し以外は何も考えていないようだ。その一方、ダニエルは護身を説くミヤギ道からコブラ会流の危険な考え方へとシフトするのだが、その理由は、まったくもって理解不能。同作は、多くの点で駄作といえるが、ダニエル・ラルーソというおなじみのキャラクターが毎年お決まりのように危機にさらされ続ける姿は、馬鹿らしささえ感じさせる。

ダニエルとジョニーは、YouTube Premiumのオリジナルドラマシリーズ『コブラ会』(*註:1)で2018年にカムバックを果たした。同作では、ふたりの立場は巧みにも入れ替わっていた。だが、『コブラ会』シーズン3でどん底の日々を送っているのはジョニー(それでもミヤギ同様、便利屋として働いている)のほうで、彼はミゲル(演:ショロ・マリデュエニャ)という同じ建物で暮らす少年に空手を教えている。ミゲルは、若い頃のダニエルによく似ている。対するダニエルは名声と富を手に入れ、どういうわけかジョニーの息子のロビー(演:タナー・ブキャナン)と自分の娘のサム(メアリー・マウサー)に空手を教えることになる。『コブラ会』シーズン1はちょっとした奇跡だった。映画『ベスト・キッド』の要素を巧みにミックス&マッチさせて大胆なまでにノスタルジックだったシーズン1は、新しさという要素はなかったかもしれないが、数十年ぶりにあの時代を生きているような気分を味わわせてくれた。

(*註:1)読者は、この頃すでに『コブラ会』とYouTube Premiumが存在していたことを知らないだろう。その後、YouTubeはオリジナルドラマ事業から撤退し、『コブラ会』のシーズン1と2は最終的にNetflixの手に渡った。Netflixユーザーは新シリーズとして『コブラ会』のシーズン1と2を歓迎した。2021年1月1日に配信されたシーズン3は、Netflix初の『コブラ会』シリーズである。


どういうわけか『コブラ会』シーズン2は、『ベスト・キッド2』ではなく『ベスト・キッド3 最後の挑戦』(1989)をモデルとして採用した。シーズン2では、亡霊のようによみがえったクリーズがジョニーのもとからコブラ会を奪い、ミゲルをはじめとする弟子たちに危険人物に変えてしまう。シーズン2の随所には魅力的な場面が散りばめられていて、とりわけダニエルの出番が増えるにつれ(シーズン1では脇役)、オーディエンスはいつまでも若々しいマッチオの無限の魅力を目の当たりにする。だが、シリーズ1では少なくとも半分はコメディでもう半分は真面目だったクリーズの行きすぎた悪役のせいで、シリーズ2の全体的なバランスは崩れてしまった。子どもたちの高校が舞台のクライマックスの長たらしい大乱闘の結果、サムは傷を負い、ミゲルは下半身麻痺状態になり、ロビーは逃走する。馬鹿らしくならない程度にこの手のストーリーを進めていくのは簡単ではないが、シーズン2が何気ないコミカルさを拠りどころとする一方、シーズン1でザブカが見せた意図的なユーモアはほぼ駆逐されていた。



『コブラ会』シーズン3のいくつかのエピソードでは、ダニエルが沖縄を訪れている。そこで『ベスト・キッド2』で彼が惹かれるヒロインのクミコ(演:タムリン・トミタ)やライバルのチョウゼン(演:ユウジ・オクモト)が再登場するのだ。これらは新シーズン屈指の名シーンであり、その中でもダニエルとクミコがいまは亡きミヤギ大先生のことを思い出しながら、1984年に初めて会ったときの先生と同じ年齢になったことに気づく場面は秀逸だ。沖縄のシーンは、劇中で終始辛い目にあっているダニエルにとってはエモーショナルな中休みだが、徹頭徹尾『ベスト・キッド3』を彷彿とさせる同作の試金石的な物語というよりは、幕間の色合いが強い。

シリーズ3は、大乱闘の数週間後から幕を開ける。ミゲルは入院中で、ロビーは行方不明。サムは、トリー(演:ペイトン・リスト)との乱闘による心的外傷ストレス障害が原因のフラッシュバックに苦しんでいる。ジョニーは、ミゲルの大怪我の原因を作ったと自分を責め、学校はすべての武術を禁止した。乱闘の責任をほぼ全面的に引き受けるダニエルは、学校の教育委員会の会議で「この件を空手版『フットルース』的な事件にする必要はない」と主張する。

その一方、クリーズは何かを企みながら、まだ周囲をうろついていている……。だが、彼のエンドゲームが何であるかははっきりしておらず、サディズム以外の何かに興味があるかどうかもわからない。クリーズは弟子を追い出しては新しい弟子を引き入れ、ミゲルの親友の元オタクでコブラ会屈指の冷血漢であるホーク(演:ジェイコブ・バートランド)でさえ、この狂気じみた男のそばにいることに疑問を抱く。いくつかのエピソードでは、ベトナム戦争時代(*註:2)のクリーズの回想シーンがフィーチャーされており、そこでこのような人間になった理由と彼の動機を説明しようとしている。だが、こうした回想シーンは笑えるくらい場違いな印象を与えるし、まるで『天才マックスの世界』(1998)の風変わりな主人公マックス・フィッシャーが突然プロデューサーになったかと思うほど唐突だ。

(*註:2) この点は、『ベスト・キッド3』の主な悪役である極悪社長テリー・シルバーのオリジンストーリーと重なる。『ベスト・キッド3』の良いところは、彼について多くを語らなかった点だ。クリーズの司令官役を演じているのはテリー・セルピコという俳優で、マッチオとともに80年代のティーンエイジャー向け映画で人気を博したアンソニー・マイケル・ホールに不気味なくらい似ている。そのため、X世代のノスタルジーに訴えかける同作にセルピコを起用するのは紛らわしいように思える。というのも、ベトナム戦争のシーンがクリーズとFarmer Ted(訳注:牧場をテーマにしたイギリスのアミューズメント施設)の架空のコラボの予告編であるような印象を与えるからだ。


回想シーンはさておき、シーズン3にはウケ狙いではないのに笑えるアクションシーンがいくつかある。ロビーを探す一方、ジョニーとダニエルはカーチェイスに巻き込まれるだけでなく、盗んだ車の部品を売る店で数名のごろつき相手に闘うはめになるのだが、ここで同作はマッチオのためにスタントマンを手配している(長年の共演者と比べて空手の真似事はザブカのほうが一枚上手だった。スタントマンを起用したシーズン後半のマーティン・コーヴや子役たちのシーンにも同様に不自然な点があり、互角であるはずのキャラクターがさまざまな武術を披露していた)。


『コブラ会』でトリー役を演じたペイトン・リストとイーライ/ホーク役を演じたジェイコブ・バートランド(写真左から)(Photo by BOB MAHONEY/NETFLIX)

同作をコメディにしようという取り組みはほとんど皆無だったが、ジョニーは負傷したミゲル相手に型破りで笑える治療法をいくつか試し、ハイスクール時代の元カノのアリ(『ベスト・キッド』のエリザベス・シューの演技が印象的)(とダニエル)をあっと言わせたいがためにFacebookの使い方をマスターしようと奮闘する。主にシリアスなジャンルへのシフトは、功罪相半ばする結果となった。沖縄のシーンでは、ダニエルとジョニーの心の葛藤と後悔が効果的に描かれている。だがクリーズは漫画から出てきたような人物で、共演した子役たちの多くはひと言しかセリフを与えられていない(なかには、他の子役よりも説得力のある演技を披露した子役もいた。特にジェイコブ・バートランドは、脚本家のどんな指示にも柔軟に応じられる印象を与えるため、今回の演技には物足りなさを感じた)。キャラクターにとって必要だからというよりは、ストーリーの必然性によってキャラクターが何に忠誠を誓うかがコロコロと変わり続ける。複数のティーンエイジャーが登場する、撮影とコレオグラフィーが見事なバトルシーンがシーズンの後半で登場するのだが、まるで犯罪行為といった要素が多すぎて、どうして誰も警察を呼ばないのだろう? とツッコみたくなってしまう(空手の乱闘が招く結果を長々と描いてきた同作だから、なおさらそう感じてしまう)。

続編というものは、常に前作のプレッシャーにさらされている。クライマックスでダニエルとチョウゼンが決闘を繰り広げる『ベスト・キッド2』もそうだった(ネタバレ注意:ダニエルはチョウゼンにとどめを刺す代わりに鼻をつまんだ)。だが道場同士のライバル関係は、魅力的な伝説という領域を超え、ただただ馬鹿らしいものになってしまったのだ。これは、長きにわたってライバルたちを描いてきた同作を続けるうえでの危機でもある。

しかしながら、ジョニーとダニエルのストーリーに深みが増したのは当然のことだ。彼らはキャリアを積み、役者としての味わいも増した。オーディエンスと制作陣からの投資額も増えた(シーズン3でもっとも印象的なシーンは、長い会話を通じてミゲルとダニエルが互いの共通点の多さに気づくシーンだが、これは私たちが長年観てきた過去の映画のおかげで期待された効果を発揮している)。だからといって、馬鹿馬鹿しさだけが増すシリーズを続けることはできない。劇中でジョニーの旧友は次のように言う。「たまには、過去を振り返って自分がいまいる場所を確かめるのは良いことだ。でも、過去を生きることはできない」。シリーズ開始当初、『コブラ会』は過去と現在の両方を巧みに生きてきた。残念ながら、それはもはや叶わない。