0.064% ベタメタゾンジプロピオン酸エステル(リンデロンDP®) 0.05% ジフル ..


ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1.2-1.5 h
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :2.5-3.3 h
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :2.8-3.3 h
デキサメタゾン(デカドロン) :3.5-5.0 h
ベタメタゾン(リンデロン) :3.3-5.0 h


0.12%, ベタメタゾン吉草酸エステル(ベトネベートR、リンデロンVR)

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ):20 mg
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :5 mg
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :4mg
デキサメタゾン(デカドロン) :0.5-0.7 mg
ベタメタゾン(リンデロン) :0.5-0.7 mg

(1) プレドニゾロン・メチルプレドニゾロンが第1選択薬
(2) ヒドロコルチゾンは塩類蓄積作用があるため、通常用いられないが、即効性があり、ショックの治療に最適
(3) デキサメタゾン、ベタメタゾンは局所投与が基本

③⻑時間型:ベタメタゾン(商品名:リンデロン)、デキサメタゾン(商品名:デカドロン)

メサデルム(一般名:デキサメタゾンプロピオン酸エステル)は、抗炎症作用や血管収縮作用のあるステロイド外用剤で、炎症による皮膚の赤みやかゆみ、はれなどを改善する作用があります。
は強さにより5段階に分けられますが、メサデルムの強さは上から3番目のストロングクラスです。同じ強さのステロイド外用薬としては、フルコート(フルオシノロンアセトニド)、ベトネベート(ベタメタゾン吉草酸エステル)、、などがあります。

ヒドロコルチゾン(サクシゾン,ソル・コーテフ) :1
プレドニゾロン(プレドニゾロン,プレドニン) :0.8
メチルプレドニゾロン(ソル・メドロール) :0.5
デキサメタゾン(デカドロン) :0
ベタメタゾン(リンデロン) :0

リンデロン注20mg(0.4%); ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム; 20mg1管

リンデロンVG(一般名:ベタメタゾン吉草酸エステル・ゲンタマイシン硫酸塩)は、抗炎症作用のあるステロイドとアミノグリコシド系抗生物質を配合した外用薬です。抗生物質を含むため、通常は細菌感染をともなう場合、あるいはそのおそれのある湿疹や皮膚炎、乾癬などの治療に用いられます。
名称の「リンデロン」は、Nebennierenrinde(副腎皮質)の語尾部分の「rinde」+RON(語尾調整)に由来し、「V」は吉草酸エステル(Valerate)の「V」、「G」はゲンタマイシン(Gentamicin)の「G」に由来します。
ステロイドと抗生物質の配合外用薬は、他にベトネベートN(ベタメタゾン吉草酸エステル+フラジオマイシン硫酸塩)、フルコートF(フルオシノロンアセトニド+フラジオマイシン硫酸塩)などがあります。
なお、ステロイド外用薬は作用の強さで5つのクラスに分類されますが、リンデロンVGの成分であるベタメタゾン吉草酸エステルの強さは、上から3番目のストロングクラスです。

リンデロンVGには軟膏・クリーム・ローションの3つの剤型があり、皮膚の状態や部位などに応じて使い分けができます。ただし、いずれの剤型も症状が改善したら速やかに使用を中止し、抗生物質を含有しない薬剤に切り替える必要があります。

[PDF] デキサメタゾン COVID-19 小児患者に対する治療薬としての位置付け

リンデロンVGを大量または長期間にわたり広範囲に使用すると、ステロイドを内服した場合と同様の副作用があらわれることがあります。また、リンデロンVGには抗生物質(ゲンタマイシン)が含まれているため、漫然と使用すると耐性菌が発現するおそれがあります。さらに、長期連用でゲンタマイシンの副作用である腎障害や難聴が生じることもあります。
思わぬ副作用を避けるため、リンデロンVGを使用する際には指示された期間をきちんと守り、自己判断で使用範囲を広げないようにしましょう。

妊娠中または授乳中の方、お子さま、ご高齢の方への使用に関して
医師の指導に従い、少量のリンデロンVGを短期間使う限りにおいては特に問題はないとされています。ただし、催奇形性や発育障害、副作用などのリスクがないわけではありません。大量・長期・広範囲の使用はできるだけ避けるようにしましょう。


リンデロン-DPクリーム・軟膏・ゾル, 0.64mg, 塩野義製薬(株), 塩野義製薬 ..

膠原病では、用量の微調節が可能であるため、主に生物学的半減期が12~36時間の中間型のプレドニン®やメドロール®が最も広く使用されています。
メドロール®は鉱質コルチコイド作用(電解質への作用)がほとんどなく長期投与が必要な場合に多く使われています。
長時間型のデカドロン®やリンデロン®はステロイドの中でも作用が強力で髄液などへの移行性がよく細菌性髄膜炎にも使用されます。

デキサメタゾン(デカドロン®)0.5mg, 36〜54時間, 0.75mg, 30, 0

なお、患者さまにご負担いただくのは保険割合に応じた金額になります。例えば、三割負担の患者さまがリンデロンVG軟膏10g/1本を処方された場合、ご負担金額は83.1円です(薬剤費のみの計算です)。

ベタメタゾン(リンデロン®)0.5mg, 36〜54時間, 0.6mg, 25〜40, 0

○デキサメタゾン:デカドロン
プレドニゾロンの約10倍の抗炎症作用
血中半減期が300分前後であり、ステロイド薬の中では最長
→局所投与でよく用いられる、長期投与で副腎萎縮

Normal infants, children, and adults

リンデロンVとリンデロンVGは、いずれもベタメタゾン吉草酸エステルを含む外用薬ですが、リンデロンVには抗生物質が含まれていません。そのため、リンデロンVは細菌感染症による炎症には基本的に使用できません。一方、リンデロンVGは細菌感染症による炎症に使用できますが、症状が落ち着いてきたら抗生物質を含まないタイプへの切り替えが必要とされています。
このように、リンデロンV・リンデロンVGは使い方が異なるため、相互に代用することはできません。もっとも、細菌感染症の有無は見た目での判断が難しい場合があります。また、どちらも使用できない疾患もあります。使用の可否について迷ったら、ご相談ください。

デキサメタゾン(メサデルム) 0.12% デキサメタゾン吉草酸エステル(ボアラ ..

リンデロンVGは、ジュクジュクやびらん、結痂(滲出液や膿などが固まってかさぶたができるまでの状態)をともなうやけどや、感染をともなうやけどに適応があります。
ただし、皮膚の状態が良くなり感染のリスクが低くなった場合、あるいは感染が改善した場合は、抗生剤を含まないタイプの薬に切り替えていきます。

デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム, サンテゾーン, 0.1

リンデロンはステロイドで、ゲンタシンは抗生剤です。
ステロイドの一種であるリンデロンには抗炎症作用があるため、皮膚の炎症にともなう赤みや腫れ、かゆみなどの改善に使用されます。しかし、免疫力を抑える作用もあるため、感染のある部位には原則として使用できません。
ゲンタシンは抗生物質の一種なので、細菌感染症の改善に使用されます。しかし、抗炎症作用はありません。
なお、リンデロンVGには、リンデロンとゲンタシンがともに配合されています。リンデロンVGはステロイドの作用と抗生剤の作用を併せ持つため、感染のある部位にも使用できます。

⑤リンデロン錠0.5mg,同散0.1%,同シロップ0.01%(シオノギファーマ株式会社 ..

・副腎不全(ステロイド離脱症候群)
ステロイドホルモンは、1日にプレドニン換算で2.5〜5mg程度が副腎皮質から分泌されています。
しかし、それ以上の量を長期に使用した場合、本来分泌するはずのステロイドホルモンが分泌されなくなってしまいます。
そのため、急に服用を中止すると体の中のステロイドホルモンが不足してしまい、倦怠感、吐き気、頭痛等の症状が見られることがありますので、自己中断しないことが大切です。
副腎不全になると内因性ホルモンであるヒドロコルチゾン(コートリル®️)を服用して体内のステロイドを補います。