以上より,鼻噴霧用デキサメタゾンシペシル酸エステルの季節性アレルギー性鼻炎の初期療法におけ


レセルピン系製剤、α−メチルドパ製剤等の降圧剤には、副作用として鼻閉がみられることがあり、このような副作用として鼻閉がみられる降圧剤服用中のアレルギー性鼻炎の患者に、本剤を投与すると、鼻閉症状に対する本剤の効果が隠蔽されるおそれがあるので、臨床的観察を十分に行いながら投与すること。


エリザスRはデキサメタゾンシペシル酸エステルを有効成分とする鼻噴霧用ステロイド薬である。デキサメタゾン

通常、成人には1日1回、各鼻腔に1噴霧ずつ(1噴霧あたりデキサメタゾンシペシル酸エステルとして200μg)投与する。

9.1.4. 長期又は大量の全身性ステロイド療法を受けている患者:副腎皮質機能不全が考えられるので、本剤投与後、全身性ステロイド剤を減量あるいは離脱する場合、減量中並びに離脱後も副腎皮質機能検査を行い、外傷、手術、重症感染症等の侵襲には十分に注意を払うこと。

・ 国内初の1日1回投与型粉末鼻噴霧用ステロイド薬です。 ..

9.1.4. 長期又は大量の全身性ステロイド療法を受けている患者:副腎皮質機能不全が考えられるので、本剤投与後、全身性ステロイド剤を減量あるいは離脱する場合、減量中並びに離脱後も副腎皮質機能検査を行い、外傷、手術、重症感染症等の侵襲には十分に注意を払うこと。

日本新薬は、現在販売中の、国内初の1日1回投与型の粉末鼻噴霧用ステロイド薬であるアレルギー性鼻炎治療剤「エリザス®カプセル外用400㎍」(一般名:デキサメタゾンシペシル酸エステル)に加え、新たに28噴霧用(14日用)製剤である「エリザス®点鼻粉末200㎍28噴霧用」を、本日より販売開始いたしましたのでお知らせします。

【資料4-1~2】デキサメタゾンシペシル酸エステル(点鼻粉末)[2.6MB] (9 ページ)

日本新薬は、粉末噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤「エリザスカプセル外用400μg」(一般名:デキサメタゾンシペシル酸エステル)について、2009年10月16日付で製造販売承認を取得しましたのでお知らせいたします。

「エリザス®点鼻粉末200㎍28噴霧用」は、ステロイド薬を有効成分とした製剤粉末を、14日間分噴霧器に充填した定量噴霧式残数カウンター付き点鼻粉末剤です。
エリザス®カプセル外用400㎍において必要な、噴霧毎のカプセル充填操作を不要にし、利便性を向上させました。

エリザス点鼻粉末200μg28噴霧用(デキサメタゾンシペシル酸エステル噴霧剤)

本剤の主な特徴は以下の通りです。
・ 1日1回投与型で国内初の粉末鼻噴霧用ステロイド薬です。
・ アレルギー性鼻炎の3症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉)を改善します。
・ 防腐剤を含まない粉末製剤であり、噴霧後の刺激が少なく液だれがありません。

「エリザスカプセル外用400μg」は、国内で創製された新規ステロイド薬を有効成分とする粉末製剤であり、専用噴霧器にカプセルをセットして鼻腔に噴霧します。
・ 国内初の1日1回投与型粉末鼻噴霧用ステロイド薬です。
・ アレルギー性鼻炎の3症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉)を改善します。
・ 防腐剤を含まない粉末製剤であり、噴霧後の刺激が少なく液だれがありません。


花粉症に対する治療は内服薬が一般的かもしれませんが、鼻水や鼻づまり ..

「エリザスカプセル外用400μg」は、国内で実施された臨床試験において、1日1回の投与でアレルギー性鼻炎の3症状(くしゃみ、鼻汁、鼻閉)に対する優れた効果を発揮するとともに、高い安全性が確認されています。また、専用の噴霧器を用いて鼻腔内へ噴霧する、カプセルに充填された粉末製剤であり、添加物として防腐剤や保存剤を含みません。1日1回投与である利便性に加え、鼻腔内噴霧後の刺激が少なく、また、液だれがないという特長を有しています。

また、重大な副作用として、以下のようなものがあります。 ・汎血球減少:発熱・喉の痛み・歯ぐきや鼻からの出血などの初期症状あり

通常、成人には1日1回、各鼻腔に1噴霧ずつ(1噴霧あたりデキサメタゾンシペシル酸エステルとして200μg)投与する。

薬剤師がエリザス点鼻粉末ついて解説します有効成分は、デキサメタゾンです一般の方に理解してもらうために、なるべく簡単に説明しています。

当社は、このたびの「エリザス®点鼻粉末200㎍28噴霧用」の発売によって、アレルギー性鼻炎の患者さんに対する薬剤の選択肢が広がることで、アレルギー性鼻炎治療に更なる貢献ができることと期待しています。

通常、0.1%点眼液として 1 日 3~4 回、1 回 1~2 滴宛点眼す

当社は、花粉症に代表されるアレルギー性鼻炎・結膜炎の分野において、「バイナス錠」、「リボスチン点鼻液」及び「リボスチン点眼液」を提供しています。今回、「エリザスカプセル外用400μg」という新規ステロイド薬の製造販売承認を取得したことにより、これまで以上にアレルギー性鼻炎の治療に貢献できるものと期待しています。

医療用医薬品 : オルガドロン (オルガドロン点眼・点耳・点鼻液0.1%)

【承認内容の概要】
販 売 名 : エリザスカプセル外用400μg (英名 Erizas Capsule for Nasal spray 400μg)
一 般 名 : デキサメタゾンシペシル酸エステル (英名 Dexamethasone cipecilate)
効能・効果 : アレルギー性鼻炎
用法・用量 : 通常、成人には1回1カプセル(デキサメタゾンシペシル酸エステル として400μg)を
1日1回専用噴霧器を用いて鼻腔に噴霧する。

一 般 名 : デキサメタゾンシペシル酸エステル (英名 Dexamethasone cipecilate)

通常、成人には1日1回、各鼻腔に1噴霧ずつ(1噴霧あたり
デキサメタゾン シペシル酸エステルとして200㎍)投与する。

〔デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム製剤(同一有効成分)〕

レセルピン系製剤、α−メチルドパ製剤等の降圧剤には、副作用として鼻閉がみられることがあり、このような副作用として鼻閉がみられる降圧剤服用中のアレルギー性鼻炎の患者に、本剤を投与すると、鼻閉症状に対する本剤の効果が隠蔽されるおそれがあるので、臨床的観察を十分に行いながら投与すること。

デキサメタゾン21-バレラート; Dexamethasone 21-valerate

ステロイドは,アレルギー性鼻炎の主たる炎症反応であるアラキドン酸代謝およびサイトカイン産生の抑制という2つの作用機序によって高い効果を発現します。アレルギー炎症の遷延化の原因となる好酸球炎症に対しても抑制効果をもたらすため,通年性で症状の強い患者にも効果的な薬剤です。反面,ステロイドは全身性に用いると重篤な副作用が発現することも周知の事実です。小林ら1)が嗅覚障害に対して長期のステロイド点鼻療法を行った際,1~2カ月で血清副腎皮質刺激ホルモン(adrenocorticotropic hormone:ACTH),コルチゾール値の低下が出現したと報告しています。従来からあるベタメタゾン点鼻液やデキサメタゾン点鼻液は,薬剤の点鼻滴下後に咽頭へと落下します。したがって,これらの薬剤を使用の際には注意が必要です。

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しかし,従前のステロイド点鼻液は現在ほとんど使用されなくなり,生物学的利用率が1%未満2)という全身的な副作用の発現率の低いステロイド点鼻薬が主たる薬剤となっています。薬剤のほとんどは体内に吸収されないため,安全性は高いと考えることができます。長期的な安全性の検討も報告されており3)4),小児の成長にも影響を及ぼさなかったと報告されています2)5)。以上からも,生物学的利用率の低いステロイド点鼻薬は長期的な使用に際しても,安全性が高い薬剤と考えることができます。

デキサメタゾンの17位にシクロプロパンカルボキシレート基を, 21 ..

局所の副作用として粘膜上皮への影響が心配されますが,長期間のステロイド点鼻薬を使用した症例に対して鼻粘膜上皮を生検した検討では,鼻粘膜上皮の萎縮は認めなかったと報告されています6)7)。また,実際に臨床で多く経験する副作用は,鼻粘膜の刺激感,乾燥,鼻出血などが挙げられます。これらの副作用を回避するには,生活指導による症状改善や根治治療である免疫療法を導入することにより薬剤使用量を減量させることが不可欠です。

でも…。顔やデリケートゾーンにステロイド配合薬を使うのはNG?

効果発現のメカニズムの異なる薬剤に切り替えることも有効です。たとえば,鼻噴霧用ケミカルメディエーター遊離抑制薬に変更することでもこれらの副作用を軽減し,マイルドな効果であるものの生活指導とともに症状の改善に十分な効果を得られることも少なくありません。