フェキソフェナジン塩酸塩投与毒性試験においてはマウスの試験で軽度の体重増加抑制、 ..


2). 水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤<服用>〔16.7.2参照〕[本剤の作用を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること(水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウムが本剤を一時的に吸着することにより吸収量が減少することによるものと推定される)]。


体重増加; 月経異常; 多尿、多汗; 不眠; 浮腫; 低カリウム血症

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どんなお薬にも副作用はあります。
漢方薬なら副作用がなくて安全と言われる方もいますが、もちろん漢方薬にも副作用はあります(@_@)





副作用の確率よりもお薬を使うことのメリットが大きい時にお薬は使うのが大原則。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。

具体的に飲み合わせに注意が必要な医薬品や、ロキソニン、アレグラなどとの ..

――薬のことなら薬剤師に聞け!「花粉症の薬」について教えてもらいました


花粉の飛び散るシーズンになりました。アレルギーの薬を服用している方も多いと思いますが、持病のある方など気をつけたほうがいい場合はあるのでしょうか?また、体重増加など美容への影響はあるのでしょうか。
薬剤師である(株)ミナカラ 児玉 亮二さんにお話を伺います。

たとえば妊娠中の方は服用できる薬が限られてくるのですが、花粉症の薬に関しても胎児への影響が少ない薬を選択します。

花粉症の薬でよく使われているのは、「抗ヒスタミン薬」といわれるものですが、そのなかでも第1世代という昔に開発された薬に関しては、緑内障の閉塞型といわれる症状の方、前立腺肥大症の方は避けたほうがよいでしょう。

尿が出にくくなる、口が乾きやすくなるといった抗コリン作用というものがあり、緑内障や前立腺肥大症の症状が悪化する可能性があるためです。その他にも、目が乾くといった副作用も考えられます。

アセチルコリン受容体というものをブロックするので、尿や涙といった分泌系が抑えられるためでしょう。

ですが、たとえばアレグラやアレジオンのように、抗ヒスタミン薬でも第2世代といわれる新しく開発されたものに関しては、比較的その影響は少ないといえるでしょう。持病のある方は、市販薬を購入する際にも薬剤師に相談してみてください。

食欲亢進、体重増加作用がある。 1980年代からは脳に移行しないで中枢抑制作用が ..



――花粉シーズンに毎日のように薬を服用することで太ったりしないか心配です…

製薬会社が薬を発売するにあたって試験の結果をまとめたインタビューフォームというものが発行されるのですが、確認してみましょう…
…そう言って文献をおもむろに調べ始める児玉さん…

――ちなみに薬剤師さんって調べものが多そうですよね?

薬の品数はけっこう膨大であり、また専門分野が分かれておらず全てをカバーしなければなりません。全部覚えるというよりも、いかに調べることができるかということが薬剤師としては大事になります。

太るという副作用があるかどうか調べてみましたが、たとえば市販薬にもあるアレグラの成分であるフェキソフェナジンについては、太るような副作用については記載がなく、食欲減退について数例ほど出ているようです。
また、オロパタジンという成分の処方薬では食欲増進の報告もあるようですが、頻度としては非常に少ないとのことです。

非常に少ない頻度ということなので、薬が食欲に関与したとしても個人差によるでしょうという結論になるかと思います。太る副作用はないとは証明することはできませんが、頻度の高い副作用なのかと言われるとそれはないでしょう。太るということが代表的な副作用としてあるわけではありません。

花粉症の薬で太るのかという質問を児玉さんにすると、「はじめて聞きました」と苦笑しながらしっかり調べてくださいました。
今回は服用に気をつけたほうがいい持病について、体重増加への影響があるのかという質問をしましたが、薬に関して気になったことがある場合は薬剤師さんにまず質問してみるとよいでしょう。

薬の種類は膨大にあるとのことですが、正しい情報を調べてくれる薬剤師さんは頼もしい存在ですね。

アレグラの作用が弱くなる エリスロマイシン アレグラの血中濃度が高くなる

①一般的な抗ヒスタミン薬
アレルギー症状を起こすヒスタミンを抑える作用のあるお薬です。このヒスタミンという物質、実はアレルギー症状も起こしますが、脳を活性化する働きもあるのです。つまり、眠気を抑えたり食欲を抑えたりするのです。ところが薬によって脳内のヒスタミンも抑えられてしまうと、眠気が出たり食欲が増えたりしてしまうのです。
そこで近年第二世代の抗ヒスタミン薬が開発されました。これは脳への影響が少ないので上記のような副作用の心配が少ないとされています。具体的にはアレグラやクラリチンといった商品名のお薬がこの第二世代にあたります。(抗アレルギー効果もやや弱め)
ただ、それでも注意は必要です。私の同僚がアレグラを使用していて食欲が増加したと他剤に変更しました。調べてみるとアレグラでも人によっては食欲増進作用があるようです。
ですがアレルギー症状で睡眠障害が起これば、やはりストレスホルモンの影響で食欲が増加しますから、どちらを取るかといえばやはり内服はした方がいいのではないかというのが私の結論です。
食欲が増加したら、(なかなか難しいかもしれませんが)カロリーの少ない野菜の摂取量を増やしてみるのがおすすめです。腸内環境が良くなるとアレルギー症状も改善するというデータもあるからです。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。