海外から輸入された「ジャムー・ティー」と称する粉末状のお茶から医薬品成分のステロイド、デキサメタゾンが検出された問題が広がった


ステロイドが検出されたのは、「香塾堂」()の「ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ)」と、「澪森」()の「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ」の2点。


茶「ジャムー・ティー・ブラック(JAMU TEA BLACK)」にステロイド成分「デキサメタゾン ..

同センターは4月に別の会社の「ジャムー・ティー・ブラック」という商品から、医薬品成分で食品には使用できないステロイドの一種、デキサメタゾンを検出したと発表。これと並行して、インターネット通信販売で「ジャムー」の表示がある茶を検索、購入できた3商品を調べていた。

は17日、「ジャムー・ティー」の表示がある2点の健康茶から成分が検出されたと発表した。無承認・無許可医薬品の疑いがあり、事業者に販売中止を要請、飲んでいる消費者には健康被害の恐れがあるとして医療機関の受診を呼びかけている。

(2)森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ +)微糖タイプ

センターによると、デキサメタゾンは抗炎症作用があり、やなどに使われている。一方、感染症の悪化やムーンフェース、けいれんなどの副作用がある。

ステロイドの混入の経緯についてセンターが販売元に問い合わせたが、「明確にお答えいただけなかった」(担当者)としている。また、流通の規模については、「4年ほど前から販売していると聞いているが、具体的な販売量に関しては情報をいただいていない」(同)という。

花粉症“効果”の健康茶からステロイド…他の商品でも同様の成分を検出

センターによると、全国のには4月末までにジャムー・ティーに関する消費者からの相談が47件寄せられており、うち9件は健康被害を訴える内容だという。

ステロイドが検出されたのは、の「香塾(こうじゅく)」が販売する「ジャムー・ティー・ブラック」。容器包装には原産地は・ジャワ島と記載。「の厳しい症状が緩和され通常生活が可能な状態になると報告されています」などとうたっていた。

(2)森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ

この製品の摂取により健康被害を受ける可能性が否定できませんので、購入しないようにしてください
また、ステロイドを含有しているものを継続的に飲用されている方が急に飲用を止めると、身体への影響が出るおそれもありますので、医療機関を受診するとともに、最寄りの保健所{地域振興局健康福祉(環境)部}にご連絡ください

国民生活センターは12日、花粉症に効果があると宣伝しているお茶に医薬品成分であるステロイド薬「デキサメタゾン」が含まれていたとする調査結果を発表した。感染症の悪化などの副作用の恐れがあるとして、注意を呼び掛けている。


ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ), デキサメタゾン, 令和5年5月17日, 厚生労働省

は12日、大手通販サイトで健康茶として売られていた商品から成分が検出されたと発表した。無承認・無許可医薬品の疑いがあり、販売中止を要請した。飲用している消費者に対しては、健康被害が懸念されるとして、医療機関への相談を呼びかけている。

花粉症への効果をほのめかした健康茶にステロイドが含有されていた

国民生活センターの「」に寄せられた情報をもとに、健康茶を購入して調べたところ、医薬品成分のステロイドであるデキサメタゾンが含まれており、2023年4月12日、消費者への注意喚起等を行いました(注)。当該健康茶は「ジャムー・ティー」との表示があるもので、4月上旬には、インターネット通信販売で、当該健康茶以外にも、商品名に「ジャムー」等と表示がある茶が販売されていました。そこで、当センターで入手できた3銘柄について調査を行いました。その結果、2銘柄からデキサメタゾンが検出され、医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(以下、「医薬品医療機器等法」とします。)上問題となると考えられ、飲用されている方への健康影響が懸念されましたので、消費者へ注意喚起することとしました。

ステロイドが含まれていたのは、(株)香塾(大阪市都島区都島南通1-13-14)が輸入・販売元の健康茶「ジャムー・ティー・ブラック」。 ..

同センターが通信販売サイトで香塾(大阪)が扱う「ジャムー・ティー・ブラック」を購入して検査したところ、ステロイド成分の一種で、感染症の悪化やけいれんなどの副作用があるとされる「デキサメタゾン」が1グラムあたり3マイクロ・グラム含まれていたという。

ジャムーティーの件でデキサメタゾン話題だけど、お世話になってます 良い薬です.

同センターが先月、ステロイド成分が含まれていたと公表した健康茶「ジャムー・ティー・ブラック」の類似商品「ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ)」(加工者・香塾堂)と「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ」(同・澪森)を調べたところ、同成分の一種で感染症の悪化などの副作用が懸念される「デキサメタゾン」が検出された。

ジャムー・ティー・ブラック(無糖タイプ); 森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)微糖タイプ.

医薬品成分のステロイドが含まれていた2銘柄を販売している、または販売していた事業者は、直ちに同銘柄の販売を中止するとともに、購入者へ医療機関の受診を勧める周知を行うよう要望します。

香塾堂株式会社と澪森のジャムーティーでもステロイドのデキサメタゾン検出:はあちゅうやジャングルポケット太田は

株式会社香塾(大阪市)から販売されている健康茶で新たに2商品からステロイド成分のデキサメタゾンが検出された。対象の商品は「ジャムーティー・ブラック」「ジャムーティー・ブレンド ショウガ+」現在は販売中止要請が出され商品回収が行われている。“花粉症に効果がある”として広まったが、消費者センターに寄せられた相談47件のうち9件は健康被害の訴えだった。製品に表示された飲み方で飲んだ場合(1日1回)15歳未満の子供の場合、医薬品として摂取する1日の最低限量と同等。大人の場合で、約3分の1の量のデキサメタゾンを摂取することになる。継続して飲用していた場合、急に飲むのを止めると健康状態へ影響がでる恐れ があるとして、医療機関への受診が勧められている。

ジャムーティー」に、1グラムあたり3マイクログラムのステロイド(デキサメタゾン) ..

国民生活センターは12日、花粉症への効果をうたって販売されていた健康茶から、医薬品成分のステロイドが検出されたと発表した。

[PDF] 花粉症への効果をほのめかした健康茶にステロイドが含有されていた

“花粉症に効果がある”として広まったが、消費者センターに寄せられた相談47件のうち9件は健康被害の訴えだった。

SNS等で花粉症に効くと題になっていた健康茶『ジャムーティー』。 ..

“花粉症に効く”などとして売られていた健康茶に、食品での使用が禁じられている医薬品成分の「ステロイド」が含まれていることがわかりました。国民生活センターは、このお茶を飲用した場合は、医療機関を受診するよう呼びかけています。1か月間飲み続けたという30代の男性が、問題となったお茶について語りました。



花粉症に悩む30代の男性が見せてくれたのは、“花粉症に効く”とうたわれ、ネットで話題となった健康茶「ジャム―・ティー・ブラック」です。

購入した男性(30代)
「SNSとか芸能人の間で口コミで広がった『花粉症になぜか効く』というお茶ですね」

大阪の会社が販売するこのお茶は、一袋、約6000円するといいます。

男性はこのお茶を1か月間飲み続け、花粉症の症状は改善したといいますが…

購入した男性(30代)
「結局、病院を受診しなきゃいけないということで、病院の予約をいれました。健康にリスクがあるというところで、若干の不安を今、抱えた状態です」
「正直、めっちゃくちゃビックリして。『良薬口に苦し』じゃないですけど、苦さと値段の高さと引き換えに効果が出ていると思っていたので…」

医療機関を受診することになったワケとは――

国民生活センターは「商品を調べた結果、医薬品成分のステロイドが含まれていました」と発表しました。お茶の成分を分析したところ、ステロイドの一種「デキサメタゾン」が1グラムあたり、3マイクログラム検出されたというのです。

「デキサメタゾン」とは、炎症を抑える作用があり、アトピー性皮膚炎などに使われる医薬品の成分です。けいれんなどの副作用があるとされていて、食品での使用が禁じられています。国民生活センターは、商品が「無承認無許可医薬品」に該当するとして、販売元に対し直ちに販売を中止するよう要望しました。

13日、販売元は「ご購入していただいた皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫びいたします。製造会社に混入経路を確認したうえで、その結果を弊社のホームページで改めてご報告する予定です」と謝罪しました。なぜ、混入したかは、わからないとしています。

13日夜、「news zero」は販売元に取材を試みるも、電話はつながりませんでした。



この健康茶、問題は“パッケージなどの表示”にもありました。

購入した男性(30代)
「パッケージに『効果が出たと感じたら、飲むのを止めます』って記載されてるんです」

飲むタイミングが指定され、さらに、花粉症への効果について、説明書には「このお茶を飲んで治る人が存在するのです。何故、効くのかは解りません」と記載されていました。

国民生活センターによると、こうした記載が、医薬品的な効能効果や用法用量と受け取れるとして、医薬品医療機器等法上、問題となるおそれがあるとしています。



知らない間にステロイド成分の「デキサメタゾン」を摂取することの怖さについて、専門家に聞きました。

いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「何か月も飲み続けた後に急にやめると、離脱症状が考えられる。ステロイドが切れてしまうわけですから、非常に疲れやすくなって、感染に弱い状態が続くと。ダルくて立ち上がれない状態になってもおかしくないと思うんですよね」

国民生活センターは、このお茶を飲用した場合は医療機関を受診するよう、呼びかけています。

(4月13日放送『news zero』より)

ジャムー・ティー・ブラック」という商品だ。「花粉症の激しい症状が緩和 ..

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