[PDF] COVID-19に対する薬物治療の考え方 第14版
関節炎やアレルギーなどの治療に幅広く使われているステロイド薬の「デキサメタゾン」に、重症の新型コロナウイルス感染症患者の死亡率を低下させる効果があることが分かったとして、英オックスフォード大学などの研究チームが16日に記者会見を開いて発表した。
類となっている。 治験・臨床研究の枠組みの中にて薬剤を使用する場合には、関連する法律・指針等に準じ
臨床試験は、病院に入院している新型コロナウイルス感染症の患者を無作為に抽出して約2100人にデキサメタゾンを投与し、約4300人には一般的な治療を行った。
日本でもこの成果が考慮され、同7月にデキサメタゾンの使用が承認された。現在でもコロナの治療現場で活用され、英国の試算では世界中で100万人以上の命を救う治験成果となった。(東京)の大曲貴夫・国際感染症センター長は「スピード、データの質ともに世界に与えた恩恵は計り知れない」と称賛する。
世界的流行からわずか3カ月 英国が新型コロナ薬を見つけたわけは
リカバリー試験は、一般的な病気治療に使われてきた既存薬や治療法について、コロナにも効果がないか試す治験だ。ハンナさんには数個の選択肢から、コンピューターが無作為に選んだ剤「デキサメタゾン」が投与された。